宇治市宇治山田10 「福寿園宇治茶工房」 【1329】

平等院を後にして、宇治川に浮かぶ中の島に渡り、対岸へと向かいます。 尚左手袂の建物は「観光遊覧船」の船着き場です。

対岸の「花の寺」として有名な「恵心院」を拝観した後、その参道入口横に在る「福寿園」で、お昼を頂くことにしました。

玄関入って右側は売店となっており、脇の階段を上り2階の食堂へと向かいます。

お馴染みの緑茶カラーの暖簾が、お出迎えしてくれましたよ。

暖簾を潜ると前面に、清潔感のある伸びやかな空間が広がっており、窓に向いたテーブル席からは、宇治川の情景が望める様になっていました。

メニュー表①
先ずはお約束通りの抹茶、煎茶等、お茶のラインナップです。

メニュー表②
次にラテやパフェ等、洋風甘味類が続きます。

メニュー表③
茶団子、ぜんざいの和風スイーツも捨てがたいですね。

メニュー表④
京都らしいにしん蕎麦も、茶そば仕立てで用意されています。

メニュー表⑤
それ程多くはありませんが、お茶に由来する定食類も揃っていますよ。

「茶葉がゆ 1,000円」
見るからに古都らしい出で立ちであり、観光気分をさり気なく盛り上げてくれますね。

抹茶と碾茶で炊き上げたお粥に、白玉と玉露の茶葉が散りばめられ、如何にも身体に良さそうな一品であり、一口頂くとお茶の爽やかな香りと穏やかな旨味が、口内を駆け巡りGOOD!です。

見た目も味もはんなりとした漬物で、普段殆ど漬物を食べないおやじでも、パクパク最後まで頂けました。 また一番底に隠れている漬物はお茶の佃煮で、少しずつお粥に入れ、味の変化を楽しみました。

宇治橋南詰袂に佇む「紫式部像」
11世紀始め、紫式部により書かれた長編小説「源氏物語」の最後の十帖は、此の宇治が主な舞台となっており、別名「宇治十帖」とも呼ばれ、式部所縁の地として広く知られています。
おやじのマンションから宇治まで、バイクで約15分のところに在り、自然も文化も、更に「食」も豊富であり、これからは定期的に訪れることにしましょう。