おやじ News! watch-dogs

花の木(京都市北区)

「八甲田山」「幸せの黄色いハンカチ」「鉄道員(ぽっぽや)」そして「ブラックレイン」、、おやじの大好きな映画です。


京都市北区小山西花池町32-8  「喫茶 花の木」  【2055】



地下鉄「鞍馬口駅」を下車し出入口①から烏丸通に出て、北大路方向へ紫明通まで上り右に折れ、その直ぐ左前方に見える赤と黒のストライプ柄の庇が目印の哀愁漂う名喫茶店です。



あれれ?どこに庇が写っているの??と思われた方ゴメンナサイ。
おやじはね表玄関より裏通りに面した勝手口周りに、より趣を感じ好きなんですよ。



上手に時を重ねたことが窺える漆黒の天井に、モノトーンの市松タイル、さらにはセピア色の花柄模様の壁をボンヤリと照らし出すブロンズ色に灯るランプシェードと、初めてその空気に包まれたら、間違いなくその場に立ちすくむほどのオーラを感じる店内。



此処は往年の映画スターである故高倉健さんが、こよなく愛した喫茶店であり、そのお付き合いは約50年にも及んだとか。



カウンター越しに、にらみを利かすジャンギャバンのフォトグラフは健さんからのプレゼントで、もちろんお店の大切な宝物。



健さんお気に入りのテーブル席は、大抵ファンの方々で埋まっており、今となってはかなわぬ夢なれど、現役のころ座って温かみを感じたかった。



それでも週末を除けば、ご近所のお年を召した方々の社交場的色合いが濃く、店内によもやま話と笑いが飛び交う。



健さんはそんな中でも銀幕と同様独り寡黙に、ブラックコーヒーを飲んでいたんでしょうね。



「コーヒー 400円」

鈍い光を放つ真鍮のテーブルに映える一服は、円やかなコクが舌を踊りつつ優しさに溢れ、まるで健さんの人柄のよう。


永遠なる大スターに想いを馳せつつ、シンクロするように一杯の珈琲をいただく。   これぞ至高のひと時也。


☆付近のお出かけスポット・京都府立植物園、相国寺

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