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フランソア喫茶室(京都市下京区)

「日本初指定」の有形文化財の喫茶店で、リッチにモーニングをいただく。


京都市下京区西木屋町通四条下ル 「フランソア喫茶室 (Salon de the FRANCOIS)」 【1355】



京阪「祇園四条駅」を下車し「四条通」に出て、鴨川を渡り高瀬川西岸に沿って走る「西木屋町通」を下り、その直ぐ左手に佇む白亜の西洋建築が目印の喫茶室です。



此処は昭和9年に社会主義者の「立野正一」が創業した純喫茶で、元々京町家であった建物を、豪華客船のキャビンをイメージして、イタリア人の手により、改装を施したものだそうです。



最大の特徴とされる天井のドーム。  また写真中央の柱はルネサンス調のエンタシスで、壁面にはピカソや竹下夢二の絵画が飾ってあります。



壁や窓は鮮やかなステンドグラスで飾られており、独特の趣きと重厚さをヒシヒシと感じます。



店内の装飾類はヨーロッパで17世紀頃に流行した「バロック様式」を取り入れており、開店当初からの姿を粗残しているところから、2003年に国の登録有形文化財に喫茶店として、初めて指定登録されました。

*ここまでウィキペディア「フランソア喫茶室」を参考にしました。



メニュー表、表紙。
そのデザインとロゴにも、歴史の重みを感じ取ることが出来ますね。



メニュー表①
純喫茶らしいドリンクと軽食、スイーツのみのシンプルな構成です。



メニュー表②
スイーツ(ケーキ類)はその割に充実していますね。   価格的には若干高目ですが、この雰囲気を考えると「妥当」と言えるでしょう。



「コーヒー(ブラック) 580円」

一口舌に転がすとガツーン!と来る、正統派のストロング珈琲であり、その味わいにさえ「歴史の風格」を感じ取れVerry Good!



「カフェ・オ・レ 730円」

珈琲の苦味とミルクの旨味のバランスが非常に取れており、今まで飲んだ「オーレ」は何だったのか?と思う程、衝撃的な一服でした。  一言 Verry Nice!



「サンドイッチ(ベジタブル) 800円」

如何にも正統派の一品であり、奇を衒わない実直さが全面に出ておりOK!


いつも通り、事前にリサーチした上での訪問でしたが、そのイメージを遥かに超越した「凄み」さえ感じる喫茶店でしたよ。   此処を満喫し心に刻むには、2度や3度の通いでは到底無理と感じ、京都に居る限り定期的に訪れる事を決意しました。

★京町家ランチ ⑥

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