京都市中京区富小路竹屋町上ル枡屋町337
「サラ デ エスタール (sala de estar)」 【1746】

地下鉄「丸太町駅」を下車し出入口⑤から竹屋町通に出て、鴨川方向へ7筋東進し富小路通を左に折れ上る。 その約100㍍先右手にポチッと佇む、涼し気な白い外壁の厨子二階の京町家が目印の、スペイン料理専門店です。

ちょうど向いには「京都簡易裁判所」が在り、人通りが比較的多いのにもかかわらず、小さな町家のためそれほど目立たず、路地に置いてあるこの看板が目に留まり、存在に気付いた次第です。

スペインバルの特徴である、白を基調とした店内は、コンパクトながら明るく開放的で、訪れる人を陽気な気分にヒートアップしてくれます。

奥まで進み踵を返し玄関口を見ます。 さり気ない照明や調度品にも、センスの良さを感じますね。

昔坪庭だったスペースは、カップル用のテラス席にリブートされていました。

メニュー表①
ランチセットはメインを肉と魚から1つチョイスするシステムです。 その他はスペインオムレツにスープセット、ドリア、リゾットとシンプルな構成です。

メニュー表②
コチラのバルメニューは、おつまみ程度って感じです。 尚基本メニューはテイクアウト可能とか。

メニュー表③
バラエティーに富んだドリンクメニューの中に、自家製サングリアを発見!(一度飲んでみたい)

「ランチセット 880円」
魚料理をチョイスした1プレートにライス(パンも可)と、一見愛想の無いように感じますが、男性でもそこそこお腹が満たされますよ。

メインの「サーモンのムニエル」は丁度よい火の通り具合で旨味が凝縮され、脇役の「野菜のトマト煮」と「アンチョビポテト」と「スペイン風オムレツ」もコントラストがハッキリとしており、さらには「クラムチャウダー」も塩梅ほどよく、全体的に丁寧な仕事ぶりが垣間見えGOOD!です。
派手さは無いものの実直で家庭的な、バレンシアの田舎家の雰囲気が立ち込め、リラックスして過ごすことができましたよ。 いつかしてみたいな、サングリアの昼飲みを!