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御すぐき處 京都なり田 本店 (京都市北区)

300年を越える技と味を頑なに守り続ける、京漬物の名店。


京都市北区上賀茂山本町35
         「御すぐき處 京都なり田 本店」  【2202】



上賀茂神社の南側に控える社家の街並みを、明神川に沿って東に進むと、ほどなく左手に見える、凛とした佇まいの大塀造の町屋が独特の情緒を解き放つ、京漬物の名店です。



しっとりとした石畳の続く前裁には、木陰に上賀茂神社の神紋であるフタバアオイが、涼し気に風に揺らいでいました。



築250年を越える店内は表から受けるイメージ以上の重厚さと趣を備え、訪れる人をしっとりと包み込んでくれます。



なり田は店名に冠した”すぐき”を、約300年にわたり昔ながらの製法で作り続ける、名店中の名店であり、京漬物の歴史は此処をなくして語ることができません。



ご承知の方も多いでしょうが、それまで京野菜の一つであった”すぐき”が、これだけ注目されるようになったのは、近年漬物に含まれている「ラブレ菌」が、高い免疫能力を持つことが分かってきたからなんですよ✌



もちろんすぐき漬けの他に、定番の千枚漬けや賀茂志ば、旬の漬物や佃煮なども店頭に並びます。    但し”本命”はね、早い時間に訪れないと、完売を食らうことが多いんですよ(この日もそうでした ⤵ トホホ 😢 )



意を決して、別の日あさイチで訪れたらこの通り💛   丸ごと一本の”時候慣れすぐき”は、昨年の台風の影響を受け数が少なく手に入りませんでしたが、もう一つのお目当てはしっかりと確保しましたよ✌



「きざみすぐき 450円」

すぐきの茎と葉を細かくきざみ、醤油で味付けした今回おやじイチオシの漬物で、その酸味加減が絶妙でご飯の進むこと!😋😋😋



「すぐきざんまい 648円」+「さんしょしぐれ 702円」

ざんまいはきざみに、実山椒、生姜、ちりめんじゃこを加え煮あげてあり、その濃厚さが尾を引く逸品で、しぐれは熱々ご飯にのせ、山椒の香りを楽しみつつちりめんがふっくらするのを待つと、至高のひとときを味わうことができます!💛💛💛


大手の有名漬物メーカーも良いですが、京都を訪れたらやはり、遥か300年の味を堪能してみてください。   是非!

☆付近のお出かけスポット・上賀茂神社、大田神社

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