「銅鐸のこの文様が謎なんです。唐突に出てくる。わからない。」
「関係性が理解できません。」
「そう思って今日はこの方をお呼びしました。」
「恐山からやってきたイタコの信子さん(仮名)です。」
「弥生人呼べばいい?」
「話が早くて助かります。というか打ち合わせどおりです。お願いします。」
「この人に降ろせばいい?」
「さすがです。打ち合わせどおりです。」
「ほい。」
「今ので降りてます?」
「大丈夫。問題ない。降りてきてる。今日、疲れてるから派手なのはパス。」
「精神集中の名目で寝てましたよね。」
「あなたは弥生人さん?」
「せやけど。」
「なんで関西弁?」
「そんなん知らへんがな」
「信子さん?これはどういう・・・」
「西から来たから途中でうつったんちゃう?」
「彼、出身は九州だから東京までどうしても大阪通るし。」
「そんなことあるんですか」
「ありえないことはないんじゃないでしょうか。」
「イタコが霊を呼べる原理も説明できないですし、呼んだ霊が関西弁しゃべっても何も不思議に思いません。」
「むしろ生命誕生の奇跡の方が不思議です。」
「何で火星じゃなくて地球に生命が繁栄しているのか、疑問でしょうがないです。」
「本題に入ります。この絵に関して何か覚えはあるでしょうか。」
「あーそれ。それね。うん。はい。まぁ。なんでしょね。」
「イタコの婆ちゃん。もう一人呼んで。」
「打ち合わせどおりの人?」
「それで。」
「来たな、お前。」
「お前のせいで現代人の皆様が大変ご迷惑をこうむってらっしゃるのやぞと。」
「お前、余計なもん描いたせいで、現っっ代人が、どれっっだけ迷惑か考えたことあるか。」
「すんません。ちょっと寂しかったからワンポイントで描いてみました。」
「ただの落書きですか。相当議論されたんですけど。」
「落書きじゃなくてワンポイントです。これがないと何かさびしいというか。」
「おまえ、そればっかりか。」
「今日はわざわざお越しいただきありがとうございました。」
「ほかになにかネタ等はお持ちでないでしょうか。」
「ネタって。」
「ああ、そういえば一つ。今は何年?」
「2019年ですが」
「んー。西暦?」
「西暦です。」
「2年前くらいかなー。」
「そこのイタコの婆ちゃんに呼ばれて。」
「今回2回目ですか?」
「俺はね。他は知らへんけど。」
「で、今が西暦2019年だとすると、換算して、今から200年くらい先の時代から呼ばれて。」
「信子さん、生きてるの?」
「たぶん本人」
「ちょっと信子さん、呼び出した霊に記憶があるんですか。」
「霊に記憶がなかったら、呼んでもしょうがないじゃん。」
「生前の記憶で止まってるものかと。」
「その設定だと霊との会話が成立しないんだけど。」
「そういうものですか。」
「で、今から200年くらい先の時代だとAIが闊歩してるわけよ。」
「でも、イタコだけは安定職。」
「て、信子さんが言ってたから。」
「関係性が理解できません。」
「そう思って今日はこの方をお呼びしました。」
「恐山からやってきたイタコの信子さん(仮名)です。」
「弥生人呼べばいい?」
「話が早くて助かります。というか打ち合わせどおりです。お願いします。」
「この人に降ろせばいい?」
「さすがです。打ち合わせどおりです。」
「ほい。」
「今ので降りてます?」
「大丈夫。問題ない。降りてきてる。今日、疲れてるから派手なのはパス。」
「精神集中の名目で寝てましたよね。」
「あなたは弥生人さん?」
「せやけど。」
「なんで関西弁?」
「そんなん知らへんがな」
「信子さん?これはどういう・・・」
「西から来たから途中でうつったんちゃう?」
「彼、出身は九州だから東京までどうしても大阪通るし。」
「そんなことあるんですか」
「ありえないことはないんじゃないでしょうか。」
「イタコが霊を呼べる原理も説明できないですし、呼んだ霊が関西弁しゃべっても何も不思議に思いません。」
「むしろ生命誕生の奇跡の方が不思議です。」
「何で火星じゃなくて地球に生命が繁栄しているのか、疑問でしょうがないです。」
「本題に入ります。この絵に関して何か覚えはあるでしょうか。」
「あーそれ。それね。うん。はい。まぁ。なんでしょね。」
「イタコの婆ちゃん。もう一人呼んで。」
「打ち合わせどおりの人?」
「それで。」
「来たな、お前。」
「お前のせいで現代人の皆様が大変ご迷惑をこうむってらっしゃるのやぞと。」
「お前、余計なもん描いたせいで、現っっ代人が、どれっっだけ迷惑か考えたことあるか。」
「すんません。ちょっと寂しかったからワンポイントで描いてみました。」
「ただの落書きですか。相当議論されたんですけど。」
「落書きじゃなくてワンポイントです。これがないと何かさびしいというか。」
「おまえ、そればっかりか。」
「今日はわざわざお越しいただきありがとうございました。」
「ほかになにかネタ等はお持ちでないでしょうか。」
「ネタって。」
「ああ、そういえば一つ。今は何年?」
「2019年ですが」
「んー。西暦?」
「西暦です。」
「2年前くらいかなー。」
「そこのイタコの婆ちゃんに呼ばれて。」
「今回2回目ですか?」
「俺はね。他は知らへんけど。」
「で、今が西暦2019年だとすると、換算して、今から200年くらい先の時代から呼ばれて。」
「信子さん、生きてるの?」
「たぶん本人」
「ちょっと信子さん、呼び出した霊に記憶があるんですか。」
「霊に記憶がなかったら、呼んでもしょうがないじゃん。」
「生前の記憶で止まってるものかと。」
「その設定だと霊との会話が成立しないんだけど。」
「そういうものですか。」
「で、今から200年くらい先の時代だとAIが闊歩してるわけよ。」
「でも、イタコだけは安定職。」
「て、信子さんが言ってたから。」