goo blog サービス終了のお知らせ 

犬の健康と病気

「まいぱん日記」の<わんこの健康と病気>の記事は、こちらにのせることにしました。ご参考にして下さいね。

感染症のこと

2006-09-06 | 犬の健康と病気
ウィルス性の病気に感染して、症状がでるまでの期間を潜伏期間と言います。
感染したわんこに接触した場合、潜伏期間を目安にすると不安を払拭することもできます。

潜伏期間 
 狂犬病 ・・・3週間~3ヶ月
 犬ジステンバー・・・4日~2週間
 犬伝染性肝炎・・・1週間~2週間
 犬パルボウィルス・・・4日~2週間
 犬パラインフルエンザ・・・1週間
 犬レプトスピラ感染症・・・4日~2週間
 コロナウイルス・・・2日間


ワクチン接種が不明のわんこの場合、下痢や嘔吐などの症状が出た場合
・獣医さんに電話し、詳しい症状を話す。
 (この際、ワクチン接種が不明なことも伝える)
・獣医さんが指定する時間があれば、その時間に連れて行く。
 (もしも、診察を断られたら、別の獣医さんに電話をする。)
  感染症に対応できる設備がない場合は、診察を断る場合があります。
  人の場合でも、重症急性呼吸器症候群:サーズ(SARS)の時に対応病院が限られた
  のと同じと思ってください)


消毒のこと

2006-09-01 | その他
パルボが発症した場合、

・汚物の処理 
 用意するもの:消毒剤、捨てられるタオル、新聞紙、使い捨てビニール手袋、マスク、厚手のビニール袋2枚、蓋付容器
 準備:服の袖を腕までまくる。腕時計、指輪などは外す。
     マスク、ビニール手袋をする 
     部屋の窓をあけて、十分に喚起をする
     
 1、ビニール袋の口を大きく開けて、内側に消毒剤を噴霧します。(袋の口は、処理中、開いたままにしておきます)
   ビニール袋は、2枚とも内側を消毒しておきますが、汚物を直接入れるのは、1つだけにして下さい。
   (もう、1枚は、汚物を入れたビニール袋を入れるための物です)
 2、汚物を、使い捨てできるタオルや新聞紙などで取り除きます。(絶対に素手で触らないで下さい)
 3、床など消毒剤で拭きます。
   (拭くときも、捨てても良いタオルを使い、使用後は、捨てます。再利用は、絶対にしないで下さい)
   消毒剤は、金属を腐食したり、わんこが舐めると吐きますので、消毒剤で拭いて30分後に水拭きして下さい
 4、汚物を入れたビニール袋の口をしっかり縛ります。
 5、もう1枚のビニール袋(A)に、口を閉じたビニール袋を入れます。
   その後、ビニール手袋を裏返しで脱ぎ、ビニール袋(A)に入れ、袋の内側を触らないようにして、口をしっかり縛ります。
 6、石鹸で十分に手を洗います。

 *ビニール袋(A)は、ゴミの日まで、蓋付の容器に入れて保管します。

その他 
 捨てられるものは、捨てます。
(ビニール袋の内側に消毒をふりかけ、捨てるものを入れ、袋の口をしっかり縛り、
 ゴミの日まで、蓋付の容器に入れて保管します。)

 加湿器などで加湿し、床などを消毒剤で拭きます。(加湿が、困難な場合は、ビルコンを噴霧します。)
 2週間、床、柵など、わんこ接触した部分を消毒剤で拭くか、噴霧します。
 (消毒でしっかり拭けば、2週間で大丈夫だと思います)
 わんこが舐める可能性のある場所は、消毒の30分後に水拭きして下さい。

手洗い方法(手を拭くときは、使い捨てタオルを使います)
 1、石鹸で、手、指の間、爪の間、肘まで丁寧に洗います。
 2、水道のカランも、一緒に丁寧に洗います。
 3、流水で石鹸を丁寧に流します。(カランも同様に石鹸を流します)
 4、使い捨てタオルで手を拭き、タオルを捨てます。
 
哺乳瓶
 煮沸消毒または、ミルトンでの消毒になります。

うんちのついてしまった子(使い捨て手袋を使って下さい)
 わんこの状態がよければ、うんちをガーゼなどで取り除いた後、うんちがついた部分だけ、石鹸で洗って流水で流します。
 (手袋は、うんちを取り除いたら、捨てます。そして、洗ってあげるときに新しい手袋をします。)
 
 洗えない場合は、うんちを取り除いた後、うんちがついた部分を消毒液で拭いてから、水で拭きます
 (この場合も、手袋はうんちを取り除いたら捨てて、消毒で拭く時に新しい手袋をします)
 消毒液は、キッチンハイターなら、0.02%濃度を使って下さい
 (殺菌には、濃度が薄いのですが、皮膚がただれる可能性がありますので、この濃度かな?と思います。
  皮膚がただれたら、濃度を薄めて下さい。)

もしも、ビルコンがなくなった場合の、キッチンハイターでの消毒方法です。
パルボはビルコンに代表される次亜塩素酸ナトリウムで消毒しますので、
ビルコンが、急になくなった場合は、キッチンハイター(花王)が簡単に入手できます。
(人の医療機関では、花王のハイターなど、次亜塩素酸ナトリウムの消毒液を利用しています。
 パルボの消毒も次亜塩素酸ナトリウムですので、同じです。ビルコンが無くなったときに以下の方法で 市販のキッチンハイターをお使い下さい)
参考にしたHPは、こちらです。
http://www.kao.co.jp/pro/HOSPITAL/hygiene/img/pdf_7/07_04.pdf

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

キッチンハイターの使い方
 (キッチンハイターの次亜塩素酸ナトリウム濃度は、国立感染情報センターの資料より、5%。)
 (キッチンハイターのキャップ1杯20ml、自宅の計量カップにて)

殺菌消毒の方法
・1%濃度
<用途>
  ・糞便、嘔吐物、血液、唾液など床についた場合の拭取り。
 (消毒液で拭いてから、30分後に水拭きして下さい)
   *パルボの場合、
    ペットシートは、糞尿がついた部分に、消毒剤をふりかけ、ビニール袋に入れて、袋の口をしっかり縛り、
    汚物入れで保管し、汚物を捨てたら、汚物入れを0.5%濃度の消毒剤に5分浸す

<作り方>
  ・水をキッチンハイターキャップ4杯に、キッチンハイターをキャップ1杯 (水80mlにキッチンハイター20ml)
  (500mlのペットボトルを利用する場合は
   1.水を500mlのペットボトルに入れ、そこから、キッチンハイターのキャップで5杯水を捨てる。
   2.ここに、キャップ5杯のキッチンハイターを入れる)

・0.5%濃度
<用途>
 ・パルボを発症した場合の、床、ベット、柵など、わんこは直接触れた場所の拭取り
 ・汚物入れなど、ウィルスが付着した可能性のある容器の殺菌 0.5%消毒液に5分浸す

<作り方>
 ・水をキッチンハイターキャップ9杯に、キッチンハイターをキャップ1杯 (水180mlにキッチンハイター20ml)
  (500mlのペットボトルを利用する場合は
   1.水を500mlのペットボトルに入れ、そこから、キッチンハイターのキャップで5杯水を捨てる。
   2.ここに、キャップ2.5杯のキッチンハイターを入れる)

・0.02%濃度
<用途>
 ・食器、タオル、ベットなど、わんこの使った物を 30分浸す
 ・人が着用していた服、スリッパなど30分浸す(但し、漂白されますから、色むらなど、起こります)

<作り方>
 ・水を1Lに、キッチンハイターキャップ1杯
 (水を500mlのペットボトル2本に キッチンハイターキャップ1杯)

ーーーーーーーーーーーーーー

公衆衛生としてのキッチンハイターの使い方

糞便、血液などの汚れは、0.2%液で拭きます。
舐める可能性がある場合は、30分後に水拭きをする。
0.2%液の作り方は、水500mlペットボトル2杯、キッチンハイターキャップ10杯

ゲイジや床などは、0.02%の溶液を噴霧または、拭く。
舐める可能性のある場所は、30分後に水拭きをする。
0.02%液の作り方は、水を500mlのペットボトル2杯、キッチンハイターキャップ1杯。

衣服、靴が心配な場合は、0.02%液に浸す(但し、色落ちします)

公衆衛生としての使い方は、病気が発生した場合とは違います。
予防のための消毒と思って下さい。

殺菌とは、菌を完全に殺すこと
滅菌、除菌とは、そこにいる菌を完全に取り除くこと
(例えば、除菌石鹸で手洗いをした場合、手は菌が取り除かれますが、排水溝などに生きた菌が残る可能性はあります。この場合も、手は除菌されたと言います)
消毒、菌の数を減らし、害を与えないようにすること

以上です。

土葬について

2006-08-17 | その他
土葬についての条件は、獣医師会のホームページに簡単に記載されています。
インデックス、「一般原則」の項
「飼い主として心得ておきたいこと」をクリック
「6.死亡したときの処置」をクリック
2.死体の処置
死体は狂犬病などの疑いがない場合に限り、庭のあるお宅などでは庭に埋葬してもさしつかえありません。

具体的には、次のようになります。(犬、猫の場合です)
 1.亡くなった犬、猫が、人畜共通病(狂犬病、鳥インフルエンザ、猫ひっかき病、エキノコックス、回虫症、パスツレラ症、Q熱、トキソプラズマ症、レプトスピラ症)に感染していないこと

  人畜共通病は、人に症状が出ていても、病院で、病名がはっきりしない場合がありますから、
  人に「下痢、嘔吐、発熱、発疹、四肢の異常な腫れがないこと」

 2.亡くなった犬または猫が、犬または猫のワクチンで予防をしている病気にかかっていないこと

  パルボ等の検査を受け、陰性であることを確認していること
  また、他に一緒に暮らしていた犬や猫がいる場合は、犬や猫に同じ症状が出て、同じ経過をたどっていないこと

 3.土葬の場所が、水源に影響を与えないこと

  敷地内で井戸を利用されている場合は、注意して下さい

その他、注意する点(近隣住民への配慮としての注意です)
 1.異臭がしないように、地中深く埋葬すること(人の場合、2mの深さの穴を掘ります)

 2.野生動物に荒らされないように、埋葬場所の上に重い石を置くか、木を植える

 3.土葬した場所は、お墓になりますから、人や犬や猫が、踏まないような配慮をする

以上です。 (ももはは)


ワクチンについて

2006-03-11 | 犬の健康と病気
1.ワクチン摂取の目的
  ワクチン摂取は、伝染病を予防するために行います。
  動物が持つ免疫作用(1度体の中に入った異物を記憶して、排除する機能)利用した
  方法で、1つのワクチンに対して、1つの病気にしか効果がありません。
  そのため、お互いに悪さを起こさないものを混ぜて混合ワクチンが作られています。
  ワクチンは、「生ワクチン」「不活化ワクチン」の2種類があります。

 *混合ワクチンの摂取時期 (狂犬病は、年度に1回と法律で決まっています)

 子犬の場合
  子犬は、生後12時間以内に母犬の初乳を飲むことで伝染病への1時的な免疫を持
  ちます。
  この免疫は、生後1ヶ月半~4ヶ月くらいに無くなるので、無くなった時期にワクチンを
  接種します。
  (無くなる前に摂取しても効果は薄いため、子犬の場合は複数回の摂取になります。
  一般的には、1回目は、生後1ヶ月半頃。2回目が、生後2ヶ月頃。3回目が生後3ヶ
  月半頃)
  子犬の外出は、免疫が確実に出来てからが望ましいので、3回目のワクチン摂取か
  ら2週間後になります。(【注】子犬のワクチンの回数について)

 成犬の場合
  年に1回のワクチン接種になります。

   
2.生ワクチン、不活化ワクチンの特徴
  生ワクチン
  生きているウィルス、細菌を薬で弱らせた(弱毒化した)ものです。
  予防効果が、長く続く特徴があります。
  (人では、一生効果があるものもあります。参考までに、アメリカではガイドラインが
   作成され、メーカーもワクチンの有効期間を公開しています
          http://tarowan.com/index.php/blog/comments/450/
   このようにワクチンは複数年有効ですから、重病のわんこは、副作用を考慮し、接種
  を控えることも大事です)
  しかし、犬の体調によっては、摂取したウィルス、細菌に感染する恐れがあります。
  犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬パルボウィルス感染症、犬伝染性咽頭気管支炎、
  犬パラインフルエンザ

 不活化ワクチン
  ウィルス、細菌を殺した状態(不活化)で注射するものです。
  予防効果は、短いですが、(人では、1年程度のものもあります)摂取によって、犬へ
  感染する心配はありません。
  狂犬病、犬パルボウィルス感染症、犬レプトスピラ感染症、コロナウイルス

 ワクチンは、副作用もあるので、次の点に注意して下さい。
 1.摂取は、午前中に行い、様子の変化に気がついたら、獣医さんに連絡を取る。
 2.摂取後、その日の散歩は控えめし、1週間はシャンプーを控える。
 3.摂取の際、体温測定はもちろんですが、血液検査をして、結果を見てから摂取をする
   ことが望ましい。
 4.獣医さんが混んでいない時期に摂取するのもわんこの体調管理には良い事だと思い
   ます。
 5.一度でも、ワクチン接種後に体調を崩したことがある場合は、必ず獣医さんに伝える
  (いつもの獣医さんでも必ず伝えて下さい)。
 6.生ワクチン接種後、次のワクチンを打つ場合は、1ヶ月以上の間隔をあける。
   不活化ワクチン接種後、次のワクチンを打つ場合は、1週間以上の間隔をあける。

  
3.ワクチンで予防できる病気

狂犬病(不活化ワクチン)
 人へ伝染し(人畜共通病)、人の死亡率も高いことから、法定伝染病に指定され、年1
 回のワクチン 接種が法律で定められています。
 日本では、1957年以降発生していないため、ワクチン接種をしない方もいますが、
 海外から多数の動物が輸入されているので、万一に備えて予防接種は必ず受けて下
 さい。
 法定伝染病のため、予防接種をしていないわんこが、他の犬や人に噛み付いた場合、
 安楽死を求められることがあります。
 但し、重病で治療中のわんこは、獣医さんと相談し、予防接種をしない証明をもらって
 下さい。

犬ジステンパー(生ワクチン)
 死亡率の大変高い病気です。
 接触または飛沫感染(近所で、発生したら、ワクチンを打ってないと感染率が高い)
 診断は、粘膜をとって顕微鏡でウィルスの痕跡を見つけます。
 有効な治療薬はありませんので、ワクチンにて予防することが大切です。

犬伝染性肝炎(イヌアデノウィルスⅠ型)(生ワクチン)
 経口感染(感染した犬の尿、唾液、食器、感染した犬を触った人の手、服などを舐め
 る)
 特に幼齢期に発症し、突然死の原因となる病気です。(感染した犬の尿中に半年間ウィ
 ルスが排泄されます。)
 もし感染したわんこがいたら、汚物の処理を確実に行うこと。(汚物の入れ物などは、
 クレゾールで消毒する)
 有効な治療薬はありませんので、ワクチンにて予防することが大切です。

犬パルボウィルス感染症(生ワクチン、不活化ワクチン、作っている会社で違います)
 経口感染 (感染した犬の糞便、嘔吐物、食器、感染した犬を触った人の手、服などを
 舐める)
 下痢・嘔吐・発熱・脱水などの腸炎型、突然呼吸困難になり急死する心筋炎型がありま
 す。
 治療が遅れると、死亡率が高い病気です。
 (嘔吐、下痢がかなり激しいので、気がつきやすい病気です)
 診断には、ウィスル用キットを用いるので、容易に診断可能です。
 ウィルスは、外界でも1年くらい生きるので、感染したわんこの周りを消毒します。
 消毒には、煮沸消毒と、次亜塩素酸ナトリウム溶液(30倍に薄める)を用います。
 (他の消毒薬は、効果がありません)
 有効な治療薬はありませんので、ワクチンにて予防することが大切です。

犬伝染性咽頭気管支炎(イヌアデノウィルスⅡ型)(生ワクチン)
 経口感染
 他に疾患がなければ、死亡率は低いです。(肺炎にならないように注意して下さい)

 ケンネルコフと区別するため、ワクチンにて予防することが大切です。(注意1参考)

犬パラインフルエンザ(生ワクチン)  
 接触または飛沫感染
 他に疾患がなければ、死亡率は低いです。(肺炎にならないように注意して下さい)

 ケンネルコフと区別するため、ワクチンにて予防することが大切です。(注意1参考)
 *注意1
  咳が出る病気をまとめて、ケンネルコフと言います。
  ウィルス性は、ワクチンで予防しますが、細菌性は予防が出来ません。
  ウィルス性の可能性を排除するためにも、ワクチン接種をします。
  細菌性は、抗生物質が有用です。
  細菌性の場合も他に疾患がなければ、死亡率は低いです。(肺炎にならないように注
  意して下さい)

犬レプトスピラ感染症(不活化ワクチン)
 (ワクチンは、3種類あります。9種ワクチンを接種すると3種類摂取したことになり
  ます)
 人へも伝染します(人畜共通病) 
 経口感染(ネズミの尿、感染した犬の尿を舐める)
 診断は、顕微鏡で尿中の細菌を見つける
 治療には、抗生物質が有効ですが、人に感染しますので、ワクチンで予防することが大
 切です。
 感染したわんこの生活場所など消毒が必要です。
 ネズミの駆除も行います。

コロナウイルス(不活化ワクチン)
 経口感染 (感染した犬の糞便、嘔吐物、食器、感染した犬を触った人の手、服などを
 舐める)
 コロナウィルスだけの単独感染では、死亡率は低い。
 パルボウィルスとの混合感染をした場合は、死亡率が高い。
 診断は、ウィルスの抗原を証明する方法。
 治療は、対処療法になりますので、ワクチンで予防をします。

4.混合ワクチンの種類

3種ワクチン
 犬ジステンパー
 犬伝染性肝炎(イヌアデノウィルスⅠ型)
 犬伝染性咽頭気管支炎(イヌアデノウィルスⅡ型)

4種ワクチン
 犬ジステンパー
 犬伝染性肝炎(イヌアデノウィルスⅠ型)
 犬伝染性咽頭気管支炎(イヌアデノウィルスⅡ型)
 犬パラインフルエンザ

5種ワクチン
 犬ジステンパー
 犬伝染性肝炎(イヌアデノウィルスⅠ型)
 犬伝染性咽頭気管支炎(イヌアデノウィルスⅡ型)
 犬パラインフルエンザ
 犬パルボウィルス感染症

7種ワクチン
 犬ジステンパー
 犬伝染性肝炎(イヌアデノウィルスⅠ型)
 犬伝染性咽頭気管支炎(イヌアデノウィルスⅡ型)
 犬パラインフルエンザ
 犬パルボウィルス感染症
 犬レプトスピラ感染症の2種類

8種ワクチン
 犬ジステンパー
 犬伝染性肝炎(イヌアデノウィルスⅠ型)
 犬伝染性咽頭気管支炎(イヌアデノウィルスⅡ型)
 犬パラインフルエンザ
 犬パルボウィルス感染症
 犬レプトスピラ感染症の2種類
 コロナウイルス

9種ワクチン
 犬ジステンパー
 犬伝染性肝炎(イヌアデノウィルスⅠ型)
 犬伝染性咽頭気管支炎(イヌアデノウィルスⅡ型)
 犬パラインフルエンザ
 犬パルボウィルス感染症
 犬レプトスピラ感染症の3種類
 コロナウイルス

 摂取したワクチンの種類を確かめるのは、獣医さんから発行されたワクチン証明書に張
 ってあるシールを確認します。
 シールには、製造会社と、摂取ワクチンの種類が書いてあります。
 こちらのHPで詳細をお確かめ下さい。
          http://www5a.biglobe.ne.jp/~a_prety/vac.htm

 【注】子犬のワクチンの回数について
ワクチンを接種すると、体の中に病気から守ってくれる抗体ができます。
この抗体の量が少ないと 病気に感染したとき、ワクチン効果がなく発症します。

ワクチン接種は一番最初、体の中に、抗体が全くないと考えて行います。
ワクチンの1回目の接種で、病気から守るために必要な量の抗体が出来ないため、2回目接種をします。
大抵の場合は、この2回目の接種で十分な量の抗体が出来ます。
ただ、極稀に2回目の接種でも十分な量が出来ない場合があり、この場合は3回目の接種をします。
抗体が出来ているか否かは、抗体検査をすれば判るのですが、混合ワクチンの場合、全てのワクチンについて調べる必要があります。

一般に抗体検査をしてから、ワクチン接種をすることはないので、
2回接種か3回接種かは、獣医さんの考え方で変わります。

「生まれたときに母体から受け継いだ抗体もあるから、2回で大丈夫という考え方」と、「大事をとって3回接種しようという考え方」です。
ワクチンは、副作用もあるので、どちらが良いかは、一概には言えないのが、現状だと思います。

ワクチン接種は、翌年からは1回になります。
これは、前の年の抗体が残っているので、1回だけで大丈夫なのです。
ワクチンを接種すると、体の中に病気から守ってくれる抗体ができます。





(マイ)