空はどこまでも

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映画「バッテリー」

2007年01月05日 | アニメ・TV・映画
公式HPはこちら。

あさのあつこ原作「バッテリー」の映画化話が出て半年?3月に公開だそうですね。
この本との出会いは学校の図書室。
少しでも野球好きを増やそうと、まだ借りる本の決まってない子どもらに、野球関係の本をちょこっと紹介などしていました。
そのためにはどこにどんな本があるのか知っておかねばならない。

で、物色してたらこの本に出会いました。
もう帯からして熱い言葉がほとばしる。
そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。子どもだとか小学生だとか中学生だとか、関係ないこと全部すてて、おれの球だけ見ろよ。
表紙を開くと、
たぶん最高のバッテリーになる。何の前ぶれもなく、そんな思いが胸をゆさぶった。

ガ~ン!
何この熱さは!!
それから休み時間や昼休み家へ帰ってから一気に一巻目読んでしまいました(笑)
読んでみて一言。
これが児童書?こんなのが平気で小学校の図書室にあるってことが不自然さを感じる。図書館の一般書架レベルじゃん。

もう夢中になって読みました。
巧を中心に色々浮き出てくる人間関係。あの温厚な豪が巧に憎しみを持つようになったり、巧は巧で豪を裏切った気持ちになり投げられなくなったり…。弟の青波が次第に成長していく様や周りの大人たちの葛藤。

そんな物語の映画化。
原作ありの映画化は難しいでしょうね~。
どんな仕上がりになっているのか楽しみです。にしても原作者のあさのさんは野球なんてよく知らないそうで、息子さんがやってたのかな?取材は息子さんやその友だちにしてたそうです…。
取材だけで打者心理やピッチャー心理などがここまで描けられるとは、びっくり!