
今の現場は恵那山麓、前山の中腹。
標高1000mなりよ。
今朝現場に登ったら雲海が眼下に広がっていた。
こんなに景色がいいのはごく一部。

こんな所をわたり。

こんな斜面で、、間伐してます。
45度超えてるやん。
さていよいよ林業について語りましょう。
林業に作業補助とはいえ従事するにあたって、肉体的なきつさはある程度想像していたものの、はじめてみると予想以上に大変であった。
ただ木工の仕事も今でこそたいした疲労も感じずに作業をしているが、始めた頃は一日立ちつくめでいるだけでつらく、帰るともう何もする気が起きないと言った風であった。
それが数ヶ月もすると肉体的なきつさはなくなっていったので仕事によって作られる体は強いものだと思ったものだ。
山仕事もしばらく我慢すればじきになれるし、体も出来てくるだろうと思ったのが、いやはや年のせいもあるかと思うが身に応えましたね。
最初の現場での作業は手ノコを使った枝打ちだったのだが、除伐したあとの枝が積み重なる足場が極端に悪い中の作業というのは絶えず脚が何かに引っかかり、滑り、安定せずで今まで使わない筋肉を使うのでたびたびけいれんを起こしそうになる。
帰るともう膝はがくがく。
最初の現場が山を直登した上にあったこともあり、はじめての林業は想像以上にきつい仕事だった。
そんな中とにかく怪我をしないように心がけてはいた。
とりあえず今の所たいした怪我はしていない。
そして何ヶ月かのきつい作業に耐えてく中ですこしずつ体が出来てくるのが感じられた。
体重も落ちて身軽になり(まあ贅肉がついていたのですな)一日の作業を終えても心地よい程度の疲労感(とまではいかないか)を感じるようになってきた。
そのようなきつい仕事ではあるものの、やはり山で仕事するということは気持ちがいい。
自分の性に合ってる仕事なのではと思えるようになってきている。
(つづく)