前回のログで少し政治的なことを書きましたが、もともとこのブログは自分の備忘録的なものとして書き始めた訳で、誰かに読んでもらおうとかそういう努力はあまりしてきませんでした。
そんなブログに政治的な意見をのせるのはどうかとも思ったのですが、このたびの大震災以降の世の流れを見ていると小さいながらも意見の表明が何か世の中の流れをほんの少しでも変えることができるのではないかといういままでの自分にない意思が出てきたのでいままでのログとはちょっと異質ですがのせることにしました。
いままでこのブログをさかのぼって読んでいただければ、私たちが循環型の生活を目指しているのをうかがっていただけるのではないかと思います。
おおざっぱな流れで言うと全共闘世代の人たちが戦い破れ、多くの人がその後会社人間として日本の経済を牽引していったわけですが、中に少ないながらもドロップアウトして田舎に流れていった。自分たちはそういう人たちの第2世代ぐらいにいるのかなと思いますが。
ちょっとわかりづらいですかね。
まあ消費社会に対して若干距離を置いている所があります。
現在の日本はあまりに経済を神のように扱いすぎていると思います。
話が飛ぶようですが、私は自分で直接目にふれた情報なり体験なりを信じていきたいと思います。まあ一部ネット情報は別にしていまの情報のほとんどはお金と利権の力に左右されたゆがめられた情報、あるいは宣伝だと思ってます。
世の中の流れなんて簡単に操作できるのではないですかね。お金さえあれば。
例えば、しばらく前、「原発は二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギー源」などと言う、今では悪い冗談のような噴飯物の広告がありましたが、独占企業である電力会社がこれだけ巨額のコマーシャルをうつことはそれだけ高い電力料金と嘘を刷り込まれているということではないかい。
大体ウランを生成するのにどれだけ化石燃料を使っているかなんて全く伝えられてないでしょう。
さすがにこの広告はJAROに提訴されたらしいが。
繰り返しますが私は出来れば自分の身体感覚を大事にしていきたいと思います。
その身体感覚で言えば原子力はだめです。受け付けません。
自然界に存在し得ないエネルギーを人間がコントロールするなんて神を僭称しているようなもんです。
そしてこんな事故が起きてしまった。
今東日本は、目に見えない放射線におびえながらの生活を余儀なくされている。
原発はいらない。
いらないです。