鬼門だらけの阪神タイガース。ファン歴40年の作家が、阪神タイガースが負ける訳を人知れず分析して呟くブログ

東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、名古屋ドーム等の鬼門球場や聖地甲子園で繰り返される阪神の負け試合を中心にアーカイブ

ノムさん逝く・・・野球がどんどん”間”抜けなベースボールになっていく。

2020-02-11 10:10:57 | スポーツ
野村克也氏が亡くなった。

高倉健とノムさんは
勝手に死なないものだと
思っていたが、
とうとうお二人とも亡くなってしまった。

ノムさん語録で一番印象に残っているのは
「野球は”間”のスポーツ。投手が投げる
一球と一球の間に、思惑が働き、
動静が決する」

確かに、ノムさんが監督がやっていた
時代のヤクルトは、そんな野球をやっていた。

比較すると、ただ投げて打っているだけだった阪神は
いつも試合の最後に負けていたし、
当時、金にあかして選手を買い集めていた巨人も
野村ID野球の前では、歯が立たなかった。
そんな姿が痛快だったものである。

同じく、そつのない野球をしていた森西武との
92年と93年の日本シリーズは
まさに一球ごとに手に汗握る試合だった。

ノムさんが現場を退いてから
ただ速い球を投げて、それを打って
という野球になってしまった気がする。
大リーグのつまらないルールばかり
新たに導入され、魅力がなくなるばかり。
そりゃぼやきたくもなるだろう。

そんなノムさんが
阪神の監督で最下位続きだったのは
申し訳ないの一言。
ただ、あの頃があって
星野阪神の優勝もあったと思うし、
今、矢野が監督として頑張れているのは
ノムさんのお陰もあるだろう。

阪神ファンとしても、感謝しかない。
唯々、お疲れさまでしたと言いたい。



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