鬼門だらけの阪神タイガース。ファン歴40年の作家が、阪神タイガースが負ける訳を人知れず分析して呟くブログ

東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、名古屋ドーム等の鬼門球場や聖地甲子園で繰り返される阪神の負け試合を中心にアーカイブ

今日の横浜戦は、藤川が5枚目の柱になれるかどうかの試金石になる!!

2016-04-30 03:07:47 | スポーツ


メッセンジャー、藤浪、岩貞、能見の四本柱は
安定しており、あと二人足りないのが、
今の阪神の状況。

もっとも、“柱”の定義を
どう考えるかで、その数は変わってくる。

ここでは、絶対的な意味で信頼出来る“柱”を言っており、
普通に投げてくれれば、6~7割以上の確率で
試合を作ってくれるという意味合いでの“柱”である。

先発投手が6イニング以上を投げ、自責点を3点以内に抑えた時に
クオリティ・スタート(Quality Start=“良好な先発”)が
記録されるが、登板数の6~7割で、これを達成することが
期待出来るピッチャーと言い換えても良いかもしれない。

むろん、各球団ともにそのようなピッチャーは少数しか
存在しない。四人も柱として期待出来るピッチャーが
いるだけ贅沢というものだろう。

他球団との相対で考えれば、藤川や岩田だって
柱のうちかもしれない。
他チームが3枚目や4枚目、場合によっては、2枚目の柱を
探している状況を考えれば、恵まれた状況には違いないが、
絶対的な意味で、5枚目、6枚目の信頼出来る先発投手が
欠けているのが、ここ数年の阪神の課題である。

野手では、若手の活性化もあって、
内野(セカンド、サード)、外野(センター、レフト)の
ポジション争いが高いレベルで行われているものの
なぜかこの先発ピッチャーのポジションには、
岩田と入れ替わった感のある岩貞を別格として、
有力な若手がアプローチ出来ていない。

2軍の先発投手陣の成績を見ても、守屋が防御率1.80と目立つ位で、
岩崎は5点台、秋山も4点台の体たらくぶりである(ちなみに松田も5点台)。
そんなも、唯一の好成績投手の守屋も、先日のヤクルト戦で
4回0/3を10被安打、5失点と敗戦投手になって2軍落ちしている。

必然的に、今日投げる藤川が、5枚目の柱の最有力候補なのは否めない。
今日の相手は、横浜の若きエースだが、これに勝てるかどうか。
藤川にとって、阪神にとって、厳しい戦いになるが、
今日の試合が、5番目の柱が埋まるかどうかの試金石になると思われる。


*******すべての阪神ファンに*********

勝ち試合の日に読んで欲しい・・・
訳あり物件の見抜き方 (ポプラ新書)/ポプラ社

¥842
Amazon.co.jp

**************************



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。