2012 関西リーグ観客数

2012-10-30 | 地域リーグ・JFL
2005~2012年度集計表(年度別)
2005~2012年度集計表(チーム別)
2012年度集計表(節毎)

一昨年まで概ね8000人前後で推移してきた関西リーグの観客数は、昨季 急増して12000人を突破した。情宣に努めるクラブチームが増えたことから観客増はなお続き、今季は前年比120%の14495人でついに1節平均1000人超え。先のC大阪-F東京(14268人)より多くの観客が関西リーグを観た計算になる。…ここ、素直に驚嘆するところよ?
個別に首を傾げる数字はあれど、公式記録は疑わないお約束(´∀`)

関西1部は計9968人。1部だけで1万人の大台寸前という大幅増を果たした。最大の立役者は今季、ホーム全試合を県内で開催した奈良クラブ。アミティエSCとの上位対決で今季関西リーグ最多の1256人、ディアブロッサ奈良との奈良ダービーで712人と、大事な試合で確実に集客して2668人を記録した。質量ともに関西最高のサポーターは天皇杯2回戦でもユニフォームともども話題を集めた。アミティエとアルテリーヴォもコンスタントに集客。アミティエの最多試合(700人)はホームゲーム扱いながら鴻ノ池で奈良ク戦という事実上のアウェーだが、それを割り引いてもアミティエ応援団の存在感は大きい。最終節ではダンマクで桃源郷のスタンドを埋めて全社・地決への意気込みを見せた。バンディオンセ加古川は第9節、雨のアスパ五色で観客数0人を記録(ゴール裏サポや俺らはノーカン?)する等、昨季より数字を減らしたものの、終盤のアルテリーヴォ戦で今季リーグ2位の800人を集めて気を吐いた。なお、バンディは2005年からの累計で10830人と5桁に到達。累計2位のAS.ラランジャ京都(5895人)を大きく引き離す。すげぇ。
関西2部は計4527人。1部に昇格した2チームの減少分をFC大阪がほぼ穴埋めした。レイジェンド滋賀FCは地道に数字を伸ばし続けて今季693人と1試合平均100人まであと一歩。全国的に有名なダンマクの物量戦は圧巻。関大FCの最多動員はおそらくアウェーのFC大阪戦で、大勢の部員と関係者やOBが主力の200人程の応援団を投入した。今季ほぼ同じ光景を天皇杯1回戦の金鳥スタでも見たが、この規模になると学生応援の迫力は侮れない。
今季の地元府県でのホームゲーム開催は全112試合中94試合と微増。昨季3試合の奈良クが今季はホーム全7試合を地元開催できる等、奈良県勢の地元率が跳ね上がった一方で、1チーム減の滋賀県勢は地元率が下がってしまった。なお、最大勢力の大阪府勢5チームは全て地元開催。和歌山県開催を増やすためにも、やはり関西リーグに和歌山県勢がもう1つ2つ欲しいなぁ。紀北蹴球団&海南FCガンバレ!
2005~2012年の観客数の累計は76069人。オリンピコを超えてベルナベウまであと僅か。来季はいよいよウェンブリー!…や、ここは流すところ。

今季のアルテリーヴォは奈良ク戦で500人を記録、桃源郷ではこれが精一杯というか、スタンドと駐車場のキャパを考えたら快適なのは300人までだろう。桃源郷を中心にホーム全試合を県内開催、そのうち2試合程度を紀三井寺陸で行ってリーグ戦目標2500人…くらいが今の身の丈に合っていると思う。紀三井寺陸の完成予定図によると、改修後はメインスタンド全体に屋根がかかり(コーナースタンドは屋根無)、電光掲示板と照明を完備、駐車場は改修前の北半分程が緑地になる代わりに南に拡張されて総台数では多分微増。工事の完成予定は2月末、現時点で3月の予定表は「改修工事のため休業」だが、おそらく3月下旬か4月から供用再開という流れだろう。5位ならホーム開幕は第2節(4月中~下旬)が有力、フロントは紀三井寺陸の争奪戦頑張れ! 勿論、最善手は良い試合をしてリピーターを増やすことなんだけどね。それにしたって掴みは大事。敷居が低い紀三井寺陸で新規ファン獲得を狙いたい。
個人的には紀南でも公式戦を観たいけど、2014年全社と2015年国体まで我慢かな…てか多分、再来年の全社は新宮・串本上等なんでお覚悟クダサイ(´∀`)
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2012 KSLカップ 予選第2戦 プレビュー

2012-10-25 | アルテリーヴォ
阪南大ク強ぇなぁ、あんだけ走り負けるとどうにもならんわなぁ。向こうサイドだからよく見えんかったけど、終了間際のCKからの野本の得点だけは収穫。KSLカップを練習と戦力査定の場と割り切るならともかく、多少でも勝敗を意識しているなら皆もうちょっと出し切っていいんじゃない?

第2戦の相手は、公式戦通算5度目の対戦となる OKFC 。今季は武運つたなく関西2部8位に沈み、関西リーグからJFLへの昇格チームが出ない限り、大阪府リーグへの自動降格が決まっている。ただ、直近だとリーグ最終節のB.S.C HIRA戦を観戦したが、今季1勝とは思えないほど気迫を感じるチームだった。勝てば残留濃厚、負ければ8位確定という高いモチベーションがあったにしても、縦への意識が高くアグレッシブな姿勢は大いに見習うべきだと思う。2トップの一角の#8趙栄基は2年前の府県決勝では攻守のリンク役として活躍したボランチ。両SHの仕掛けもさることながら、縦のボールを#8に入れて前線がワイドに攻め上がるパターンには警戒を要する。一方、守備はやや不安定に見える。OKFCといえば元・アルテリーヴォの左SB鈴木の移籍先だが、最近の左SBはアタッカーの印象が強い#11姜星一。GKの#1金大は鉄板で両ボランチも9月以降は固定できているものの、やはり初対戦の頃から変わらずメンバーを揃えるのに苦心している様が伺える。ちなみに、熱くなりすぎるベンチも相変わらず。まぁ関西には熱い人が多いよね(´∀`)
KSLカップに関しては、メンバーが揃わない点はアルテリーヴォも大差なし。先週末は前山と竹下の両ボランチという今季初の組み合わせ、さらに交代枠5人の試合にベンチ入りが斯波を含めて4人という少数で第1戦を戦っている。もっとも、2試合目のFC大阪もベスメンではなく、ディアブロッサ奈良にしてもアップを見る限りベンチには2人程しかいなかった。現実問題、チームによっては選手の本業を優先せざるを得ない時期だし、つくづくKSLカップはチーム毎のスタンスの差が出る大会だと思う。ただ、そちら側のチームらしいアルテリーヴォだが、それでも残り2つ勝てば2位抜けの可能性は十分にある。決勝Tに進んで今季このチームで1試合でも多く戦うこと、それがチームにとっても個々の選手にとってもより良い来季に繋がると信じて、もう少し勝ちに拘った戦い方を見せてほしい。

第2戦の会場は鶴見緑地球技場。これまで何度も試合をしているお馴染みの会場で、スタンドからの見晴らしが良く、和歌山から比較的近くて駐車場が豊富、公共交通機関のアクセスも良好です。また、当日早めに来場すれば第1試合(11:30~)で奈良クラブ-バンディオンセ加古川の注目の一戦も観戦できます。土曜までは天気が良さそうですので、是非どうぞ。

10/27(土) 14:00~ KSLカップ 予選第2戦
OKFC-アルテリーヴォ和歌山 ( 鶴見緑地球技場 )

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2012 KSLカップ 予選第1戦 プレビュー

2012-10-17 | アルテリーヴォ
先週末から今日まで行われた 全国社会人サッカー選手権大会 では関西勢5チーム全てが1回戦を突破。2回戦を勝ち抜けたアミティエSCとバンディオンセ加古川が準々決勝で対戦し、バンディがベスト4に名乗りを挙げた。バンディは準決勝と3位決定戦でともに破れるも全社4位の好成績を残し、準優勝の福島ユナイテッドFC(東北1部)が権利持ちのため地域決勝出場権(全社枠3)が確定。KSL覇者のアミティエとともに、来月の地域決勝予選Lに臨む。頑張れアミティエ! 頑張れバンディ!
まじ2部からの突き上げがキツいんで、上がれるとこは上がっちまえYO(´∀`)

さて、いよいよ今週末にKSLカップが開幕する。アルテリーヴォは昨年1勝もできずに予選L敗退。雪辱を期する今年は、なんたる偶然か予選で対戦する3チーム中2チームが去年と同じと、借りを返す機会に恵まれた。
初戦の相手は 阪南大クラブ 。去年のKSLカップではアルテリーヴォが2点を先制しながら追いつかれている。今季の最終順位は2部4位、序盤戦では昇格争いに食い込むも、大学系のライバルである関大FC・関学クラブに4戦で4分など勝ち点を伸ばせなかった。エースのFW#9金村は得点数でリーグ2位、(2PKを含む)シュート18本で10得点と決定力では最多得点の岩田(レイジェンド滋賀FC)を凌ぐインパクトがある。さらに、金村以上かほぼ同数のシュート数の選手が4人(そのうちMF#23石原はシュート数とアシスト数でチーム最多)もいて、どこからでも得点を狙うチームカラーが窺える。今季の2部は下位3チームで計120失点という極端な状況だったので多少割り引く必要はあるが、得点力があるチームには違いないだろう。
アルテリーヴォは終わってみれば1部5位。優勝争いに参戦することもなければ残留争いに首を突っ込むこともなく、成績だけ見れば中位を漂い続けたシーズンだった。だが、勝利は全て1点差の辛勝、敗戦は全て格上に完敗か試合が壊れて2点差以上と、内実はなかなか厳しいシーズンだったと言える。アルテリーヴォの勝ち点17のうち、7~8位から得たのが半分近い勝ち点8、この2チームと入れ替わってFC大阪とレイジェンドが1部に来たら来年どうなるか、決して見通しが明るいとは言えない。
こうして迎えるKSLカップ、アルテリーヴォにとっては今季公式戦でブラッシュアップする最後のチャンスとなる。順位的にはアルテリーヴォより下位ばかりの予選Lを確実に勝ち抜き、決勝Tでも一戦でも多くの真剣勝負を重ねて、KSLカップをチーム強化に最大限活かしたい。そのためには初戦、この阪南大ク戦を落とすわけにいかない。注目の選手は阪南大出身でシーズン中盤から調子を上げてきた竹下。去年のKSLカップ・阪南大ク戦にも出場したが、まだ連係不足もあって実力を発揮できなかった。出場機会があれば今年は後輩に目にもの見せてほしい。

なお、試合会場はJ-GREEN堺 S7 S6 (人工芝)。スタンドが無くネット越しの観戦となりますが、和歌山からのアクセスは良好です。是非とも多くの方に応援に来ていただきますよう、お待ちしております。

10/20(土) 11:30~ KSLカップ 予選第1戦
阪南大クラブ-アルテリーヴォ和歌山 ( J-GREEN堺 S7 S6 ) ※会場変更

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2012 KSL1 第14節 プレビュー

2012-10-05 | アルテリーヴォ
前節のバンディ戦は内容で上回っていただけに勝っておきたかった試合。このサッカーを続けることができたなら…と希望が持てる試合でもあった。ただ、今季は1つ2つ良い試合をしても、すぐまた酷い試合に幻滅させられる繰り返しだったからなぁ。今度こそ頼むよホント。

いよいよ今節…と言っても明日だが、10/6のアイン食品戦が今季リーグ戦の〆となる。アイン戦と言えば6月、鶴見緑地で3人の退場者を出して自滅し、ある意味で今季のターニングポイントとなった前期の試合を思い出さずにはいられない。あれからチームがどれだけ成長したかと言うと、まぁ つい最近も結果として荒れた試合をやっているだけに慎重な言い回しになるが、少なくとも前期の頃と比べてチーム全体が安定しつつあるのは確か。開幕当初に審判サイドに与えた悪い印象は半ば自業自得としても、5月の退場劇を転機に選手皆が少しでも払拭しようと努めて自重しているように感じる。前節のような落ち着いたゲームメイクを今季のホーム最終戦でも見せてほしい。
戦力面ではやはり斯波の不在が大きいが、前節の緒方はDF陣とよく声を掛け合い1対1の決定的なピンチを防ぐ等、急遽呼ばれて先発した頃と比べてかなり安心して見ていられた。前節裏方で働いた野本も今節はピッチに戻り、ボランチでバランスを取る小山が試合を追う毎に動きが良くなる等、リーグ上位の得点力を誇るアインを迎え撃つ準備はできている。キーマンとしては阿部と田崎の両SBを挙げたい。アインの鋭いサイドアタックとエリア内の堅守に対し、的確な攻め上がりやチェイシングが持ち味の阿部、このところ守備だけでなくオーバーラップでも存在感がある田崎、攻守に高い能力と切り替えの早さが求められるポジションの2人の活躍に期待がかかる。

アルテリーヴォが関係する中下位の順位については現在、以下のとおり。
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4位:バンディオンセ加古川 (19・得失差7) ※10/8試合
5位:アルテリーヴォ和歌山 (16・得失差-9)
6位:AS.ラランジャ京都 (13・得失差-13) ※10/8試合
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4位、6位のどちらとも勝ち点差3あるため、アルテリーヴォ○バンディ●なら勝ち点19、アルテリーヴォ●ラランジャ○なら勝ち点16と、2チームが並ぶ。ただ、アルテリーヴォとバンディは得失点差が16もあり、数字上は可能でも逆転は現実的ではない。前節の直接対決で勝てなかった時点でアルテリーヴォの逆転4位の可能性はほぼ潰えたと言っていいだろう。一方、ラランジャに逆転される可能性については、かなり現実味を帯びている。ラランジャは現在12得点でアルテリーヴォの得点数を上回っているため、例えばアルテリーヴォ2点差●(※今季リーグ戦の敗戦は全て2点差以上)かつラランジャ2点差○(※最終節は8位:PE洲本戦)という十分に起こり得る条件で逆転されてしまう。
表彰圏でも降格圏でもない4~6位の順位争いだが、それでも順位に拘りたいのがリーグ戦。得点に関係なく勝てば(引き分けでも)現在の5位を守れる以上、ペースを崩して前がかりになる必要はない。僅差でいいから締まった試合で勝ち切って、あとは10/8のバンディvs奈良クラブの結果を待ちたい。

最終節の会場は桃源郷。今季の桃源郷でのリーグ戦積は1分2敗と振るわず、退場者を出したり前節の3人退場で戦力が整わなかったりと内容的にも良くない試合ばかりでした。しかし、本来ならホームでこそ底力を発揮してもらいたいところ。やられっぱなしではなく最後は快勝で笑って締めくくれるよう、懲りずに皆様の来場と応援をお待ちしております。
なお、11:30からの第1試合ではアミティエSC-ディアブロッサ奈良が行われます。今季アルテリーヴォとアミティエの試合は大阪(鶴見緑地)と京都(アクアパルコ)で行われたため、普段からアルテリーヴォを応援していてもアミティエを未見の方は多いと思います。直近2節はやや足踏みしたものの、序盤から首位を突っ走って関西1部を優勝した全国的にも注目されているチーム。また、桃源郷での過去2戦でアルテリーヴォを苦しめたディアブロッサが、この強豪にどう挑むかも注目です。折角ですから、早めに現地に来られることをお勧めします。

10/6(土) 14:00~ 関西1部リーグ 後期 第14節
アルテリーヴォ和歌山-アイン食品 ( 桃源郷運動公園陸上競技場 )

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