KSLカップ予選第2戦 プレビュー

2011-10-27 | アルテリーヴォ
KSLカップ初戦は惜しい引き分けだった。前半はほぼ阪南大クのハーフコートゲーム、アルテリーヴォは中盤でパスが回らずボールが前線に収まらない。それでも集中した守備と最後の砦・金丸の奮闘、さらに運も味方して前半を0-0で凌ぐ。リズムを変えたいアルテリーヴォは後半の頭から芝崎(公)と船津を投入。キープ力が高い2人が前線のストロングポイントとなって2点を奪う。前半押されながら後半早々に先制→追加点…という典型的な勝ちパターンだったが、フレッシュな選手を次々送り出す阪南大クにアルテリーヴォのマークが徐々に遅れがちになっていく。最終的には関西1部4位タイの攻撃力に押し切られて2失点、勝ち点3を逃してしまった。
初お目見えの竹下はセンターハーフで先発出場するも前半で交替。随所にいいプレーが見られたものの、連係はあと一歩? もう少し長く見たかったけど、攻撃陣に梃入れしないと始まらない状況だったから仕方ない。

さて、第2戦の相手は アミティエSC 。昨年、FC京都BAMB1993のカテゴリーを引き継いで関西2部に参入すると三つ巴の昇格争いを経て1年で1部に昇格、今年は五分以上の星で1部3位の好成績を残した。KSLカップ初戦は雷雨により後半途中で打ち切られるもOKFCに3-1で勝利。フィジカルに秀でた若い選手が多い厄介なチームで、グループA予選突破の大本命と言える。1部上位のチームと現時点で如何に戦えるか、アルテリーヴォにとっては来年に向けた試金石ともなるだろう。注目選手の筆頭は1部得点王のFW#9下中、チームのリーグ戦24得点中12得点を上げている。中盤の底からゲームメイクするMF#6山本にも要注意。
また、アミティエは動員力でも関西リーグ有数(今季3位)で、H/Aを問わずチームカラーの緑に染まった応援席には羨望すら覚える。ただし、今週の堺S11はスタンドが無く大規模な応援も難しいため、我々が身をもって知るのは来年のリーグ戦となる。

1試合終えた時点でのグループAの順位表は以下のとおり。
--------
1位:アミ 点3 1勝0分0敗 得3失1 +2
2位:阪南 点1 0勝1分0敗 得2失2 +0
2位:和歌 点1 0勝1分0敗 得2失2 +0
4位:OKFC 点0 0勝0分1敗 得1失3 -2
--------
実力的にはアミティエがリードしているこのグループ、アルテリーヴォと阪南大クの直接対戦で差が付かなかった結果、互いにアミティエ戦の結果が大きな意味を持つことになった。阪南大クvsアミティエの今季対戦成績は2戦して2分、リーグ戦成績は振るわなかった阪南大クだがアミティエとの相性は意外と悪くないらしい。そうなるとアルテリーヴォも俄然負けられない。先週は(怪我人こそいるものの)ほぼベストメンバーで鶴見に乗り込んでおり、東の出停明けに加えて会場が近場の堺ということもあり、今週もおそらく主力を揃えて試合に臨むはず。積極的なベンチワークや選手の雰囲気からも、チーム全体にKSLカップを勝ちに行くという意気込みを感じる。アルテリーヴォとしては、初戦で巧くいかなかった点をしっかり修正し、なんとしても先にアミティエから勝ち点を奪って阪南大クにプレッシャーをかけたい。

ちなみに、同日14:30から同じS11人工芝で三洋洲本-加古川が行われる他、S6人工芝でも奈良クラブー京都紫光(12:00)とアイン-高田(14:30)の2試合が組まれている。さらに関西学生1部の後期リーグ戦等、この土曜日のJ-GREEN堺は見応えのある試合が目白押し。関西サッカーのメッカ・J-GREEN堺に是非ご来場クダサイ。
公共交通機関による場合、南海バス で堺駅西口から直行バス(J1系統)or北回り(20系統)にて15~20分とアクセスは良好。
(例1) 11:28堺駅西口→11:43Jグリーン堺クラブハウス前(1番のりば/J1系統)
(例2) 11:20堺駅西口→11:40Jグリーン堺南口(1番のりば/20系統)

10/29 12:00 KSLカップ 予選第2戦
アルテリーヴォ和歌山-アミティエSC ( J-GREEN堺S11 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KSLカップ予選第1戦 プレビュー

2011-10-21 | アルテリーヴォ

何故今?(´∀`) ※10/19読売新聞朝刊・和歌山版広告

さて、アルテリーヴォがKSLカップ初戦で対戦する 阪南大クラブ は強豪・阪南大のサブチーム。2007年に関西2部に昇格するやダントツの強さで優勝し、1部でも毎年チームの完成度が上がる後期に勝ち点を稼いで去年は3位に躍進したが、今年は最後まで振るわず最下位に沈んだ。初代KSLカップウィナーにして、4年連続で決勝トーナメント進出。尻上がりに調子を上げるチームだけに秋冬開催のKSLカップには強い。第13節で2試合出停食ったDF#22が出停のはず。
対するアルテリーヴォは、KSL最終節の退場により東が出停。また、先週末までにこなしたのは親善試合と(実力差が大きい)串本古座高戦のみと試合勘に不安が残る。もっとも、地決に出る奈良クラブ みたく本気で上げないといけない状況でなし、疲労が溜まったり怪我がちな選手も多い中、無理してくれるなとも思う。アルテリーヴォの注目選手はリーグ終盤に加入するも出場機会が無かった竹下。練習試合2試合に出場して串本では5得点の固め取りとチームにフィットしつつあるのが伺える。かつて在籍した古巣相手に新戦力第1号の活躍に期待したい。

なお、試合がある10/22はあいにくの雨予想。スタンドに屋根は無いので、ご来場の際は雨具のご用意をお忘れなく。
また、同日12:00からディアブロッサ高田-三洋洲本の試合も行われるので是非どうぞ。

10/22 14:30 KSLカップ 予選第1戦
阪南大クラブ-アルテリーヴォ和歌山 ( 鶴見緑地球技場 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011地域決勝

2011-10-20 | 地域リーグ・JFL
既報のとおり先日、地域決勝の出場12チームと1次ラウンドの組み合わせが決まった。
先週末の全社を前に地決出場権を持っていたのは各地域1位の9チーム+優遇枠の相模原。残り2枠は全社ベスト4から最大2チームに与えられる。しかし今年はベスト4のうち3チームが権利持ちのため、全社枠は東京23FCのみ。結果、地決出場権のラスト1枠は補充枠に回り、今年の補充枠は関西2位で…要するに、バンディオンセ加古川、地決出場おめでとう!!

グループA:JSC (北信越)・YSCC (関東)・加古川 (関西2)・藤枝 (東海)
最後に滑り込んだ加古川は、県内のアスパ五色ではなくテクノ福井開催のA組に回った。2008年まで4年連続で地決に出場して決勝Tに2度進むもJFLに届かなかった苦い経験をバネに、今年こそチャンスをものにしたい。なお、YSCC・藤枝(がカテを承継した静岡FC)も過去に決勝Tで2度ずつ敗退と、ある意味似たもの同士の組。松本・長野・金沢(全て現JFL)と鎬を削ったJSCを含めて、3グループ中最も平たい場と思われる。

グループB:北海道 (北海道)・奈良 (関西)・福島 (東北)・相模原 (優遇枠)
関西1位の奈良は慣例どおり関西のアスパ五色に振り分けられる…が、ここにJを目指す福島と相模原が突っ込んでやたら熱い組となってしまった。昇格の有力候補である福島と相模原を推す声が多いが、短期決戦でPK戦ありの大会だけにGK日野を擁する奈良にも十二分に勝機はある。北海道勢は地決では苦戦が続くも昨年、札大GPが勝ち点4を奪取。今年も北海道が粘りを見せて「草刈り場」との揶揄を黙らせるか。

グループC:島根 (中国)・HOYO (九州)・黒潮(四国)・東京23 (全社枠)
春野開催のC組には比較的近場の3地域枠と全社枠が集結。東京23は都1部からの出場という点でも注目されるが、1部制の中国・四国・九州から見れば1つ下でしかない。全社優勝で評価を上げた東京23、前評判が高いHOYOや島根とも甲乙つけ難いと思う。一方、愛媛しまなみ辞退で繰り上がった黒潮クラブにとっては地元開催ながら苦しい戦いになりそう。

こんな感じで、地決は毎年、始まる前の当て推量が楽しい。当事者になれば楽しんでおれんけど、早く当事者になりたいもんだけど、それより行ったことがない全社が先だけど。そんなわけで、今年は加古川と奈良のW昇格でひとつお願いシマス。
関西1部に強すぎるライバルは1つでも少ない方がいいんだよ(´∀`)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011ゴール集

2011-10-19 | アルテリーヴォ
関西リーグ最終節の「劇的」同点弾から3週間あまり。リーグ終盤の緊迫感や昇格を掴んだ達成感の反動で最近、チームのことが頭から抜け落ちているアルテリーヴォファンはいないだろうか? あるいは、おらがチームのKSLカップより 地決1次ラウンドB組 (PDF) の行方が気になるサポもいるかもしれない。洲本に宿を取ってないと言えば嘘になるが。
そんな皆の冷めかけたハートを再び熱くしてくれる動画がYouTubeに上がっている。

ゴール集「NO LIMIT~アルテリーヴォWAKAYAMAに捧ぐ~」


12分超の大作、雨のレイクから遠く三木防まで何処にでもビデオカメラを手に駆け付けた撮影者某氏に感謝。自分が行けなかった太陽が丘のゴールを見られるとは、そして最終節の後半AT同点ゴールを見返せるとは…ただただ感謝。
年初の関西昇格から今シーズン、チームの成長は勿論のこと、こうした素敵な動画や天皇杯1回戦の実況企画、サポートショップにスクール等の普及活動の拡大と、アルテリーヴォを取り巻く諸々が少しずつだけれど着実に成長しているのを感じる。今だから書くけど1~2年目のグダグダ感と比べたら…なぁ(ノ∀`)
――と偉そうに言ってるが、我々サポーターも甘んじるほど大した現状でなし、アルテリーヴォや周囲の成長に歩調を合わせて成長しないとな。
さて何から作ろうか…そういう問題じゃないと?(´∀`)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親善試合

2011-10-09 | アルテリーヴォ

アルテリーヴォとエミレーツの親善試合を観てきた。
試合結果は…さて、前半は1-0として後半は何点入ったやら。後半途中ちょっと所用で立ち歩いたんでよく分からんというか、まぁ28点は取ってないデス、はい。エミレーツがUAEで何部のチームか分からないけど、こっちの感覚だと和歌山県1部か2部の上位くらい? でも、どう考えても間に合わないタイミングに凄い切り返しでボールカットされたり、前半何度か鋭いカウンターを見せたり、時々瞬発力の高さを感じるチームだった。ただ、あれだけ当たりに弱くて走れないとボールを奪っても後が続かないよなぁ。
相手はさておき、こっちは田端・竹下といった来季に期待の選手がいい仕事をしてくれたのは収穫。今日はほぼノープレッシャーの試合だったが、この調子でKSLカップや練習試合を重ねて手薄な幾つかのポジションが埋まれば大きい。ここ数年の流れで、今年も現チームを軸に良い補強をして来季に臨みたいね。…セレクションは12/4か、また悩ましい日にやってくれるなぁ(ノ∀`)チケツ

さておき、エミレーツの皆さん、遠路お疲れ様デシタ ノシ
行く途中に思いついて即興で作った割に受けてた(´∀`)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする