振り逃げスリーラン

今日は毎年見に行っている夏の高校野球神奈川大会を見に行ってきました。全国一の激戦区、神奈川大会も準決勝。横浜vs東海大相模、慶応vs桐光学園という好カードとなったこともあって試合開始前１時間の時点でネット裏は満員でした。
第一試合の序盤は淡々と進んでいたのですが、４回表になって東海大相模が先制！３点を取ってからそれは起こりました。
ツーアウト１塁３塁でツーストライクツーボール、次の一球はショートバウンド、これを打者がハーフスイング、キャッチャーはもちろんスイングの確認を求め一塁塁審はスイングを認めました。ところが横浜のキャッチャーは打者にタッチすることなくボールを置いてベンチへ。他の選手もベンチに引き上げている間に塁上の走者及び打者走者までが帰ってきてしまいました。どよめくスタンド、球審が両軍のベンチを行ったり来たりで１０分間ほど中断、だんだん騒然としてきたなかで球審が説明、「スイングは認めたがアウトは宣告していない」ということで振り逃げ成立、６－０になって試合は決まってしまいました。
横浜の一年生捕手には気の毒な結果となりましたが、有望な一年生が３人いる横浜、これから強くなりそうです。