13日、日本共産党と一人会派、二人会派の議員16名で一人ひとりの議員の声を反映する議会運営を求める要望書を提出しました。
大田区議会はこの4年間、各委員会の委員長・副委員長などの役職を、自民、公明、(日本共産党より議席数が少ない)民主だけで配分するという、他の自治体にはない異常な議会運営を続けてきました。
今回の区議会議員選挙で選出された新しい議会運営について、5月6日から代表者会議が開かれています。一人会派や二人会派の議員には、会議の内容が伝えられないだけでなく、傍聴もできず、自分たちの意見を述べる機会もないまま重要なことが決められています。
民意が反映する議会運営にすべきと求めていますが、自民、公明、民主は改めようとしていません。16名の議員は連名で下記の要望書を提出しました。
自由民主党・公明党・民主党・各会派代表者各位 平成23年5月13日
大田区議会議員
荒木秀樹、犬伏秀一、大竹辰治、金子悦子、北澤潤子、黒沼良光、佐藤 伸、清水菊美、菅谷郁恵、奈須利江、沼田秀弘、野呂恵子、福井亮二、藤原幸雄、柳瀬吉助、和田正子(50音順)
要望書
私たち超党派の議員は、17期大田区議会の運営につき、以下の点につき要望いたします。区議会改革のためにも、議論を尽くされ実現に努力されるよう強く要望します。
1、代表者会議、幹事長会、議会運営委員会における議論には少数会派を含め、すべての 会派の意見が反映できるようにすること。
2、役職選出にあたり委員会の正副委員長、理事、付属機関委員については会派議員数に 応じて選出し、交渉会派以外についても適宜配分すること。
3、本会議、予算、決算特別委員会での質問時間の制限を見直し、議員の発言の自由を最断言保障すること。
4、一人会派の質問時間(本会議)年40分、二人会派の同80分の定例会毎の割り振りについては個々の裁量に委ねること。
以上