和田正子の談話室

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2011年度予算要望書を届ける

2010-12-12 19:54:52 | Weblog

 日本共産党大田区議団は、先日「2011年度の予算編成に関する要望書」を松原区長に提出しました。その後、区内の各団体に届けています。

私は、予算要望に向けて懇談をしてきた幼稚園、保育園を訪問して「要望書」を届けながらさらに要望をお聞きしています。

 保育園で話題になるのは、待機児解消といって、何の情報提供も相談もなく、突然近隣に企業立保育園を開設する大田区の姿勢に対しての批判です。何十年も前から、大田区の子どもの保育をしてきた私立保育園さんからすれば、計画の段階で一言相談をして欲しいというのは当然だと思います。

 待機児解消のためと株式会社が運営する保育園が増えてきています。保育や教育は利潤を追求する企業が参入するべき分野ではないと思います。利益を上げるためには人件費を削減するのが一番手っ取り早いからです。職員は、低賃金、不安定な身分で働かなければなりません。長く働き続けることができず離職率が高ければ、専門性や経験の積み重ねもできません。質の高い保育の保障もできません。

 それから、感染症にかかった場合、登園するときの登園許可のあり方が園によってさまざまで、費用負担のある「診断書」だったり、負担のない「許可」だったりしています。私立保育園連合会は、負担のかからない方法で統一して欲しいと言う要望を、何年も前からしていたそうです。

 私は第3回定例会の決算特別委員会で、この「登園許可書」を無料で統一をと質問でとりあげました。早期実現で保護者の方々のお役に立てればと思っています。

 


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