和田正子の談話室

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アスベスト健康調査について大田区長へ申し入れ

2008-01-22 22:39:41 | Weblog
 日本共産党区議団と地区委員会は、1月22日、アスベスト被害問題で区民の生命・健康のために松原大田区長に緊急要望の申し入れを行いました。


アスベスト健康調査について緊急要望
2008年1月22日
日本共産党大田地区委員会                     
日本共産党大田区議団

大田区長  松原忠義様

昨年11月の区内医療機関から、過去に近隣地域で石綿(アスベト)による環境ばく露の可能性があるとの情報提供を受けて、希望者に2月1日から3月7日まで健康調査を実施することになりました。
区民の命・健康を第一と考え、検診を無料で実施することや、転出された方々についても、全国23の労災病院との連携、都内でも都立広尾病院での検診の機会を設けるという対応も区民の声に応えたものですが、希望するすべての対象者に検診を受けることができる様にするため、以下の点について緊急要望をいたします。

1)労災病院と連携し希望者が多かった場合は検診の枠を広げること。
特に日曜日が2月17日だけの1日しかなく、希望者が多い場合は日数を増やす等の特別な対策をすること。
2)全国の23の労災病院と都立広尾病院で検診を受けることができますが、区外に転出した対象者(昭和63年以前に居住歴があるかた)にも検診の機会を補償するため、対象者に周知徹底すること。
3)対象となる区民には一人残らず検診のお知らせと検診手順についての説明すること。
4)12月26日と1月10日の説明会で参加者から出された意見は、最優先で具体的に取り組むこと。
5)大田区内には現在対象となっている宮寺石綿(大森南4丁目)以外にもアスベスト製造関連工場がありました。すでにアスベストによる中皮腫、肺がん等で死亡した労働者には労災認定がされています。家族や周辺住民に被害が出る可能性があり、希望者が検診を受けることができる様にすること。
6)建設、解体、空調、水道等の工事現場で働いた経験のある方やその家族にアスベストによる健康被害が出ています。大田区内全域に対象者を拡大し、希望者が検診を受けることができる様にすること。
7)専門委員会に区民の要望や不安の声が届くようにすること。
8)今回の検診でフォローが必要になった場合の医療費など、アスベスト環境ばく露による被災者への補償を国に申し入れること。
9)国、東京都に検診にかかる費用の助成を緊急に要望すること。

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