昨日(21日)、区立男女平等推進センター「エセナおおた」で職員の方々と区議会議員が懇談会を開きました。
年に1度開いている懇談会ですが、今回は防災に関してと指定管理者制度に絞って意見交換しました。
区議会議員は、日本共産党から4人、公明党が3人、民主党が2人生活者ネットが2人、緑の党が1人参加しました。
防災対策は、職員が東日本大震災の被災地にボランティアとしていかれたこともあり、また、阪神淡路大震災の支援活動の中でも指摘されてきた避難所での生活で女性の視点が少なく、更衣室やトイレなど大変苦労したことをどう生かしていくのかという問題が提起されました。
避難所とは違う、女性の悩みを相談できるセンターが必要で、その役割を女性センターである「エセナおおた」こそが果たすべきであり、大田区もそういう位置づけをして、日頃から区民に周知していく必要があると思います。
避難所では男女の役割分担がされ、盛岡の避難所では仕事を持っていた女性が朝食当番ができずに、退職したという話をされました。
大田区の防災対策強化委員会のメンバーにたった1人だが女性が選ばれたことは、小さいけれど大きな一歩かもしれません。
もっと意思決定の場に女性を増やす必要があります。大田区の審議会の委員などは町会・自治会、商店連合会などの会長さんが代表で選ばれます。公募枠を広げて参加できる区民(特に女性)を増やすべきかと思います。
防災の点からももっと女性の力を発揮できるように力を尽くす必要がります