8月9日、大田区産業プラザにて本多良男さんのお別れ会が開かれ参加しました。
本多さんは、サラ金やヤミ金など多重債務で苦しむ人たちを救済する活動に取り組んできた方で、テレビや専門誌などでも紹介されました。
大田区で被害者の会を立ち上げてから、全国に被害者の会を広げるために大変尽力されました。
全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会の事務局長を30年間勤め、2006年には改正貸金業法を成立させるなど
救済に取り組んでこられました。
私も相談者からの相談に何度も乗っていただきました。若い相談者には、父親のように優しく、厳しく接している姿が印象的でした。
また、私的にも大変お世話になりました。
30年前に、3男が通うことになった「久が原共同保育園」で私が施設長を務めることになったのも、ご自分のお子さんも通っていた本多さん(主に奥さんのミヨ子さん)に説得された結果でした。
あの時、本多さん夫妻に出会っていなければ、いま区議会議員をしていなかったかもしれません。
「お別れ会」には全国クレサラ・生活再建問題対策協議会副代表幹事、反貧困ネットワーク代表、東京都知事候補にもなった宇都宮健児さんや南部法律事務所の坂井興一弁護士、日本共産党参議院議員の大門実紀史さんなど一緒に戦ってこられた方々からたくさんの思い出が語られました。
本多さん、本当にありがとうございました。