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日本茶とお茶の間

お茶の間を復活させたい思いから、日本茶に関連する情報などを発信し、みなさまとの情報交換の場にしていきたいです。

★新人研修に先駆けて★

2018年03月31日 22時02分00秒 | 茶戸庵日記
わたしが学んだ「食べること、料理の事」



わたくしが、「食べること、料理をすること」がとても大切なことであり、
人として豊かに生きる事である。
と学んだのは学生時代居候をした叔母からでした。

そしてもう一人、30代の子育て中に出逢った方がおります。
十勝で郷土料理を伝え続けていた、味の銀行の早川美津子さんです。
叔母は仕出し屋の娘。早川美津子さんは士幌の開拓農家の娘さんでした。
2人から、共通して学んだことは、大切な家族のための食事でした。

手をかけ、心をかけるのが、料理の基本。
山菜料理・穀物・野菜などをふんだんに使うこと、
特に季節感にあふれた食卓を、
いつも心がけていたことは共通していました。
今は、2人とも天国から私を見守ってくれています。

もちろん、母や祖母からの大切な味は、愛情表現そのものでした。
まるで、結論を先に申し上げているようですが、
きっと大切なことは、すべて、すぐそこに。
=身の回りに、ある。と言い切れると思います。

農業王国十勝に生まれた私たちは、
まず、恵まれた環境に感謝をしなくてはいけませんよね。

いまでは、南で作られていた野菜たちも身近なものになっています。
たとえば、ゴーヤやソラマメなどは本州のものでした。
わたくしのうちの庭でも、山椒や茗荷が育っています。

お料理を自分のものにするには、唯々作ってみる事、
そして自分が一番喜ぶものに仕上げて、
家族や友人に食べて頂くことです。
感謝して、残さず、美味しく頂くことです。
このようにまず、身近なところから、
「食」のことを大切に考えてみて下さいますか?

たくさん作りすぎた場合は? 再利用を考えたり、お裾分けしたり、
決して捨てないことが大切だと思います。

今年の5月に、
青森酸ヶ湯温泉で佐藤初女さんの集いに参加させて頂きました。
93歳の初女さんから「おにぎり」の実演をしていただき、
講演を拝聴してまいりました。

今もお元気に、舞台で包丁さばきを見せてくれるほどでしたが、
今でもいただいて美味しかったものは、
自分で何度も試作して、納得のできるものに仕上げていくそうで、
食に対する関心は、ますます年々盛り上がっているそうで、
今年の4月にも、新しい料理本が出来たばかりでした。

その中には、若い奥さんにごちそうになった、
覚えたての味の一品が掲載されていました。
なんて、素敵でやわらかい発想なのでしょうか?

初女さんは作り方を聞いて何度も繰り返し作って、
ようやく自信をもって皆さんにお出しできるようになったそうです。

わたくしは、お茶の美味しさや淹れ方をお伝えしていますが、
最近特に変わったことは、自分に向かうということです。

料理であれば、精進料理に通じるのかもしれませんが、
数年前に自然茶にも出会いました。

畑で育っていない山間の自然茶です。
ミネラルたっぷりの苦渋味のあるお茶ですが、
本来あるべき姿の味わいが特に強調されるような力強いお茶です。

栄西禅師が『喫茶養生記』の中で、
茶は、養生の仙薬、延命の妙薬と書いていますが、
「自然茶」はまさに薬草のようなお茶なのです。

食では道元禅師が典座教訓の中で、
「五法、五味、五色でもてなす」という基本の考え方が、
日本料理の根幹になっているといってもいいと思います。

「五法」は調理法のことで、生、煮る、焼く、揚げる、蒸す。
「五味」は甘味、塩味、酸味、辛味、苦味の意こと。
さらに道元禅師は「淡味」を加え六味としたそうです。
「淡味」は薄味の事ではなく、
素材そのものの味を生かす味付けの事なのです。

そして、「五色」は料理の色のこと、
白、黒、赤、黄、青(緑)をあらわします。
米、海藻、大豆、根菜、葉菜のほかに、
お膳の色、清潔さや食欲安心感と言って意味も込められています。

そして、もう一つ大事なことが、一つのお膳の中に、
同一の食材を二度使わないことのようです。
このように丁寧に作られたお膳を前に、
いただくこと自体もまた大切な心構えが必要なのではと思うのです。

作り手への感謝、自らの健康への感謝し、また願い、
いまあることのすべてをいただくその中には、
この時この場を大切に思うことなのではと思っております。

わたくし自身も、今あることが大切な出会いであり、
いまが未来へ繋がるすべてであると思っています。
これからもご一緒に学び合っていきましょう。

本日は、ありがとうございました。
合掌


  

ある夏の研修で茶戸庵弁当、お手製和菓子、お茶、茶器、持参の上、
食とお茶の淹れ方のお話をさせていただきました。
短い時間でしたが、皆様にお伝えする為、原稿を書かせて頂きました。
とても、懐かしく・・・熱心にメモを取りながら耳を傾けてくださった
皆さんの事思いだしていました。
帰り道、増水した川を渡る親子の鹿に会うことができました


☆初心にかえって☆

2018年03月28日 08時34分44秒 | 晩茶人日記
☆ありがとう・ありがとう・ありがとうありました☆その2
お茶で寿ぐ桜咲く、うららかな一日自然のお茶を囲みご一緒に春を寿ぎたくお誘い申し上げます。嬉しいお便りが届きました。古くから、花と言えば桜。日本では、桜前線......









昨日、新人研修のためのお茶教室をさせて頂きました。
この春、新しくスタートを切られる皆さんの輝いた美しいお顔が
今も忘れられません。
わたくしも、初心にかえって今日をスタートさせたいと・・・・

ありがとうパート3の始まりです。


☆あんみつつくっています☆

2018年03月05日 11時02分07秒 | 晩茶人日記

みなさま、いかがお過ごしでしょう。

節分が過ぎて、お雛様を大雪とともにお祝いしました。

2月は逃げる!!誰が言ったのか?

たくさんの記憶を残し過ぎ去ってしまいました。
(現在進行形のものも沢山ございますが・・)

幼稚園卒園の皆さんとの体験お茶会から始まりました。

今年で5年目になります。

茶の湯の師匠がお元気でいてくださるから出来ることなのです。
(k師匠本当にありがとうございます)

毎年、目をキラキラ輝かせた子供達に出会えることを心待ちしています。

そして、日々久八にてお茶番頭を務めさせていただいております。

最近、嬉しいお声掛けも沢山あります。

『お茶って美味しいんですね』

『質の高いお茶ですね』

『この様な場所を開いてくださって嬉しいです』

などジンと染入ります(微笑)ありがとうございます

2月の第4・日曜午後、はじめての久八スタイルお茶レッスンも開くことができました。

3月も第4・日曜午後3時レッスン開始致します。

2回目は、茶葉をじっくり観察致します。

もちろん、美味しいお茶とお菓子も召しあがって頂きますが・・・

ご自分のためにお茶を淹れ自分自身と対坐して頂くのもいいかしらなんて、今から楽しんでおります。

さて、タイトルの☆あんみつ☆はどうしたのでしょうね。

実は、2月の大きな出来事は

「あんみつつくって下さい!」

と言う指令がありました。

おばん茶につきものの甘味を充実させようということで

お役目を頂きました。

たかが、あんみつされどあんみつとても奥が深いです。

東京銀座の和菓子やさんから始まったあんみつだそうですが

いざ、とりかかりますととても難しいです。

60歳をすぎておりますが、恥ずかしいことに今まで母に頼り切りでした。

母が煮た小豆や餡子を使わせて頂いておりました

ということで、

先ず、赤エンドウ豆を煮、小豆を煮る所から始めました。

あんみつに欠かせない寒天ゼリーもこだわりの糸寒天で作りました。

粉寒天やアガーでも作ってみましたが今一歩、

瀬戸で頂いた天草が忘れられず触感を追求してみました。

私なりに糸寒天がベストだと結論を出しましたが、試食会では不評のようでした。

もちろんこだわりの黒蜜もつくりました。

まだまだ、極めるまでには時間がかかりそうですが楽しく仕上げていきたいと思っております。

完成の暁にはご報告させて頂きます。

こうして自分自身にもプレッシャーをかけているのですね

今日はこのへんで、最後までお読みくださりありがとうございます。



大雪の中、九州福岡から友人が2人帯広にお見えです!!
無事来られるかしら

晩茶人 和