●呪文
◆じゅ もん【呪文】
① 一定の呪術的行為のもとにそれを唱えると神秘的な力が現れるという言葉・文句。まじない・のろいの文句。 「 -をとなえる」
② 密教・修験道・陰陽道(おんようどう)などで唱えるまじない。
「呪文」に似た言葉» 類語の一覧を見るまじない 陀羅尼 呪い 魔法 呪
◆呪文
読み方:ジュモン
密教・修験道・陰陽道などで唱えるまじない
◆呪文 歴史民俗用語辞典
読み方:ジュモン
特定のことばに呪力を認め、書いたり唱えたりする呪法。
◆呪文(じゅもん) https://ja.wikipedia.org/wiki/呪文
呪術的な効果を得るために使われる言葉であり、呪術の一要素を成す。
多くは定式化されており、期待する効果に応じてそれらを使い分ける。
呪文のフレーズには直喩・隠喩が多用されたり、擬音語・節回しなどの音声的な工夫がなされたりする。
また神秘性によって効力が高まると考え、古語や意味不明な語句を用いたり、秘密にされたりする場合もある。
またはそこから転じて、意味不明な言葉の羅列などを"呪文"と喩える場合もある。
呪術の要素として、言葉(呪文)、行為(呪法)、道具(呪具)の三つが挙げられるが、各々を単独で用いるか・組み合わせて用いるか、またどれを重視するかは文化によって異なる。
従って呪文はしばしば儀式と結び付けて用いられる。
また呪文を特に尊び、一言一句正確な詠唱を求める文化もあれば、呪法や呪具の効力を認めて、術者による多少の呪文改変を許す文化もある。
前者の例としてはポリネシアのマオリ族やトロブリアンド島民がある。アフリカでは後者の例が多い。
呪文は言葉そのものとして見ると、様式的かつ一義的解釈が困難という点で詩歌との共通点がある。実際、呪文が詩歌(特に諷刺詩)の原型になったと思われる社会は多く見られる
◆日本において有名な呪文
・ちちんぷいぷい
・オン・キリキリ・~ (密教)
・臨兵闘者皆陣列在前 (九字)
・くわばら、くわばら (雷)
・エロイムエッサイム、我は求め訴えたり(水木しげるの漫画、「悪魔くん」で使われ有名になる)
・アブラカダブラ
◆祈り・祓い
・なんまいだぶ、なんまいだぶ (南無阿弥陀仏からの転化)
・主イエス・キリストの御名によって~、アーメン (キリスト教)
・天にましますわれらの父よ、~ (キリスト教の主の祈り)
・ビスミッラーヒラフマーニラヒーム(イスラム教の祈り、訳「慈悲ふかく慈愛あまねきアッラーの御名において」)
・~せと、恐み恐み(畏み畏み)白す(申す) (祝詞)
・真言
・言霊
◆詩歌
・ 読経(仏教)
・聖歌(キリスト教)
・アザーン(イスラム教)
◆召喚術
◆ベントラーベントラー
・コックリさん、コックリさん、おいでください。
◆死者蘇生
◆一二三四五六七八九十、布留部 由良由良止 布留部(布瑠の言)
◆童謡における呪文
・鏡よ鏡よ鏡さん、~ (白雪姫)
・開けゴマ (アリババと40人の盗賊)
・ビビディ・バビディ・ブー (シンデレラ)
・バルス(天空の城ラピュタ)
・スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(メリー・ポピンズ)
◆ファンタジーにおける呪文
漫画画やアニメ、ゲームなどのファンタジー作品では、呪文が新しく造語される場合がある。
・ドラゴンクエストシリーズの呪文体系
・ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態
◆風刺 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/風刺
風刺(ふうし、仏: satire, 英: satire)とは、社会や人物の欠点や罪悪を遠回しに批判すること。諷刺とも表記する。
◆日本の諷刺詩 - 飇風の会
file:///C:/Users/asahi/AppData/Local/Temp/jibunnohatake3_07.pdf
一九二三年五月二日燕京大学文学会での講演
こうした諷刺詩は日本では“狂句”と称され、ふつうには“川柳”と呼ばれる。
狂句は俳句の変体で、ちょうど狂歌が和歌の変体であるように。
当初俳諧連歌から異体が発生し、まず七七の二句を出して題とし、
各人に五七五の三句を続けさせ、“前句付”と名付ける、
その前句は努 めて意味の広範なものを取り、それによって続ける者が自由に構想できるようにする。
『文学小 話』iに載せてあるのがその一例である。
丸くて四角、長くて短し、丸盆に豆腐半挺持つ跈跛(ちんば)同月をくむ重ね井づつのなはつるべ
山崎宗鑑の『犬筑波集』にも同類の句が収められている、いまその一つを録する。
いりたくもあり、いりたくもなし、 貧僧のすこしもちたるまめのたね
以上挙げたのは、もし前句がなければ、意味があまりはっきりしない。
しかしまた、たとい独立しても完全な意味がある、多くの句もある。
例えば次の一句。
こはい事かな、こはい事かな、ii 雷を真似て腹掛けやっとさせ。
そこで前句付はついに前句を振り払い、十七字の滑稽詩になり、
先に“俳風狂句”と称したの が、後で祖師川柳の名によって“柳風狂句”と
称され、いまではただ“川柳”と称される。
緑亭川柳、本名は柄井八右衛門、十八世紀後半に生まれ、
もともと芭蕉派の俳人でもあった。
そのころ前句付は盛んであったけれども、まだ別に門戸を立てず、
開業して生徒を教えた“点者” は多くが俳人兼業であった。
川柳はこの小詩の独立の価値を認め、俳壇を離れて、もっぱらこの 方面を扱った。
これが祖師になった理由である。この派の句集には、『柳樽』があり、
陸続と刊 行され、三百八十余巻あり、また『古今前句集』二十巻があり、
代表的な総集である。
現代でも とても盛んで、『新川柳六千句』、『当世新柳樽』などそれに
雑誌も頗る多い。
◆マントラ(मन्त्र [mantra]) https://ja.wikipedia.org/wiki/マントラ
サンスクリットで、本来的には「文字」「言葉」を意味する。真言と漢訳され、大乗仏教、特に密教では仏に対する讃歌や祈りを象徴的に表現した短い言葉を指す。
宗教的には讃歌、祭詞、呪文などを指す。インドではヴェーダ聖典、またはその本文であるサンヒター (saMhitaa) のことをいう。またタントラ教ではシャクティ崇拝の儀礼の際に用いられる祈祷の定型句、ヨーガ学派では音声による修行法を意味する。
密教では、真言を念じて心を統一する真言陀羅尼(しんごんだらに、dhaaraNii)が重要視された。また、諸仏を象徴した種子(しゅじ)と呼ばれる悉曇文字(しったんもじ、siddaM)も真言の一種といえる
◆呪い(のろい)http://urx.nu/8paL
人または霊が、物理的手段によらず精神的あるいは霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し災厄や不幸をもたらせしめようとする行為をいう。
特に人が人を呪い殺すために行うものは、古来日本では呪詛(じゅそ/ずそ/しゅそ)、あるいは対象を「悪」と見做して滅するという建前の上で調伏(ちょうぶく/じょうぶく)と言われることもあった。
呪いは生きた人間による場合には、呪文、祈祷、その他の言語的、呪術的または宗教的な行為によって行われるとされることが多い。具体的には宗教・文化的背景によって様々な違いがあり、神・悪魔その他の強力な霊の力を借りてなされると考えられたり、あるいは自己の霊能力によると考えられたりする。日本では、丑の刻参りが呪術的な行為によるものの代表的なものである。
また神話・伝承・物語などにおいては、登場人物(特に王子・王女など)が魔法使いなどによって呪いをかけられ、動物に変身したり(白鳥の湖)、眠りに落ちたり(眠れる森の美女 )する例が多く見られる。
俗に、単なるジンクスを何かによる呪いと考えて、「何々の呪い」と呼ぶこともある(都市伝説の呪い)。
◆よく知られた例
多くの人に呪いとして理解されていたり語られているものをいくつか挙げる。
神話・伝承・物語・都市伝説等における呪いを含む。
・円卓の騎士(13番目の席)
・眠れる森の美女(魔女の呪い)
・白鳥の湖
・ブックカース
・テカムセの呪い
・第九の呪い
・王家の呪い
・ホープダイヤモンドの呪い
その他 1900年代頃からのもの
・スーパーマンの呪い
近代のスポーツにまつわるジンクス
・バンビーノの呪い
・弁当の呪い
・カーネル・サンダースの呪い
ラミレスの呪い
・マイヨ・アルカンシエル
・前田の呪い
・デスブログ
●人を呪わば穴二つ(ひとを のろわば あな ふたつ)
・人を害すると、密かにやったつもりであっても、同じ仕打ちにあうことを覚悟すべきであるという事。転じて、安易に他人を害しようとすることを戒める。
蝮です。お由は夜なかにそれを持ち出して、お袖の蚊帳の中に放そうとしたんですが、やっぱり悪いことは出来ないもので、その蝮をとり出すときに誤って自分が咬まれてしまって……。どこを咬まれたのか知りませんが、忽ちに毒がまわって死んだという訳です。人を呪わば穴二つとか云うのは、まったくこの事でしょう。(岡本綺堂 『半七捕物帳 かむろ蛇』)
語源・由来
平安期、加持祈祷を生業とした陰陽師は、人を呪殺しようとするとき、呪い返しに遭うことを覚悟し、墓穴を自分の分も含め二つ用意させたことに由来。
●ジンクス https://ja.wikipedia.org/wiki/ジンクス
ジンクス(英語: jinx)は、縁起の悪い言い伝え。
さまざまなものがあり、生活に密着した教訓・習慣・法則の一つ。
科学的根拠に基づかず、経験に基づき唱えられる場合が多いため、
前後即因果の誤謬に陥っているものが少なくないが、近世になってから
裏付けがとれたものもあり、全てが迷信と言いきれるわけではない。
また、縁起担ぎに関するものでは類感呪術的な発想も多い。
語源は不鮮明だが、ギリシア語のイユンクス(Iynx, アリスイ。キツツキの一種)
に起因するという説がある。
アリスイは、自らの首を180度回転させ真後ろを向けられるため、
不吉とされてきた背景があり、しばしば魔法と占いに用いられた。
なお、語義は「縁起が悪い」「運が悪い」など悪い意味であり、
日本においては良い縁起の意味でも使われることがあるがこれは誤りである。
◆忌み数
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジンクス#日本のジンクス
4は「死」、9は「苦」に通じることから、縁起が悪いとしてホテルや病院の部屋番号や階層、鉄道車両の番号等で使用を避けることがある(も「惨」に通じることから、使用を控えた会社があった)。また旧海軍において、潜水艦の艦番号にもしくは3の倍数の数字がつく艦は不吉というジンクスが存在し、有名な「伊33」などがある。自動車のナンバープレートでは、末尾「42」と「49」を飛ばして付番されており、車種を示す平仮名も『し』は『死』を、『へ』は『屁』を連想させるため使われていない。また駐車場でも、4と9のつく番号を飛ばしているところは少なくない。しかし、葬儀業者の電話番号は『1142(いい死に)』『4142(よい死に)』『4242(死に死に)』などとしているところが多い。日本プロ野球でもこれらの番号はよく思われないことが多かった。ただ42はメジャー史上最初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンの背番号と同じ番号のため黒人選手にはむしろ好まれる番号でもある。またメジャーリーグ全球団共通の永久欠番であることから、助っ人外国人選手がこの番号を希望することがある。
◆天候
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジンクス#天候
(農民、漁民などから生まれたジンクス。観天望気に基づく確率の高いものもある)
・猫が顔を洗うと雨が降る(顔程度では降らないが、耳まで洗うと降るという人もいる)
・ツバメが低く飛ぶと、雨が降る(これも曇天の時は上昇気流が起こらないので、餌になる虫が低空を飛ぶという裏付けがある)。
◆じゅ もん【呪文】
① 一定の呪術的行為のもとにそれを唱えると神秘的な力が現れるという言葉・文句。まじない・のろいの文句。 「 -をとなえる」
② 密教・修験道・陰陽道(おんようどう)などで唱えるまじない。
「呪文」に似た言葉» 類語の一覧を見るまじない 陀羅尼 呪い 魔法 呪
◆呪文
読み方:ジュモン
密教・修験道・陰陽道などで唱えるまじない
◆呪文 歴史民俗用語辞典
読み方:ジュモン
特定のことばに呪力を認め、書いたり唱えたりする呪法。
◆呪文(じゅもん) https://ja.wikipedia.org/wiki/呪文
呪術的な効果を得るために使われる言葉であり、呪術の一要素を成す。
多くは定式化されており、期待する効果に応じてそれらを使い分ける。
呪文のフレーズには直喩・隠喩が多用されたり、擬音語・節回しなどの音声的な工夫がなされたりする。
また神秘性によって効力が高まると考え、古語や意味不明な語句を用いたり、秘密にされたりする場合もある。
またはそこから転じて、意味不明な言葉の羅列などを"呪文"と喩える場合もある。
呪術の要素として、言葉(呪文)、行為(呪法)、道具(呪具)の三つが挙げられるが、各々を単独で用いるか・組み合わせて用いるか、またどれを重視するかは文化によって異なる。
従って呪文はしばしば儀式と結び付けて用いられる。
また呪文を特に尊び、一言一句正確な詠唱を求める文化もあれば、呪法や呪具の効力を認めて、術者による多少の呪文改変を許す文化もある。
前者の例としてはポリネシアのマオリ族やトロブリアンド島民がある。アフリカでは後者の例が多い。
呪文は言葉そのものとして見ると、様式的かつ一義的解釈が困難という点で詩歌との共通点がある。実際、呪文が詩歌(特に諷刺詩)の原型になったと思われる社会は多く見られる
◆日本において有名な呪文
・ちちんぷいぷい
・オン・キリキリ・~ (密教)
・臨兵闘者皆陣列在前 (九字)
・くわばら、くわばら (雷)
・エロイムエッサイム、我は求め訴えたり(水木しげるの漫画、「悪魔くん」で使われ有名になる)
・アブラカダブラ
◆祈り・祓い
・なんまいだぶ、なんまいだぶ (南無阿弥陀仏からの転化)
・主イエス・キリストの御名によって~、アーメン (キリスト教)
・天にましますわれらの父よ、~ (キリスト教の主の祈り)
・ビスミッラーヒラフマーニラヒーム(イスラム教の祈り、訳「慈悲ふかく慈愛あまねきアッラーの御名において」)
・~せと、恐み恐み(畏み畏み)白す(申す) (祝詞)
・真言
・言霊
◆詩歌
・ 読経(仏教)
・聖歌(キリスト教)
・アザーン(イスラム教)
◆召喚術
◆ベントラーベントラー
・コックリさん、コックリさん、おいでください。
◆死者蘇生
◆一二三四五六七八九十、布留部 由良由良止 布留部(布瑠の言)
◆童謡における呪文
・鏡よ鏡よ鏡さん、~ (白雪姫)
・開けゴマ (アリババと40人の盗賊)
・ビビディ・バビディ・ブー (シンデレラ)
・バルス(天空の城ラピュタ)
・スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(メリー・ポピンズ)
◆ファンタジーにおける呪文
漫画画やアニメ、ゲームなどのファンタジー作品では、呪文が新しく造語される場合がある。
・ドラゴンクエストシリーズの呪文体系
・ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態
◆風刺 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/風刺
風刺(ふうし、仏: satire, 英: satire)とは、社会や人物の欠点や罪悪を遠回しに批判すること。諷刺とも表記する。
◆日本の諷刺詩 - 飇風の会
file:///C:/Users/asahi/AppData/Local/Temp/jibunnohatake3_07.pdf
一九二三年五月二日燕京大学文学会での講演
こうした諷刺詩は日本では“狂句”と称され、ふつうには“川柳”と呼ばれる。
狂句は俳句の変体で、ちょうど狂歌が和歌の変体であるように。
当初俳諧連歌から異体が発生し、まず七七の二句を出して題とし、
各人に五七五の三句を続けさせ、“前句付”と名付ける、
その前句は努 めて意味の広範なものを取り、それによって続ける者が自由に構想できるようにする。
『文学小 話』iに載せてあるのがその一例である。
丸くて四角、長くて短し、丸盆に豆腐半挺持つ跈跛(ちんば)同月をくむ重ね井づつのなはつるべ
山崎宗鑑の『犬筑波集』にも同類の句が収められている、いまその一つを録する。
いりたくもあり、いりたくもなし、 貧僧のすこしもちたるまめのたね
以上挙げたのは、もし前句がなければ、意味があまりはっきりしない。
しかしまた、たとい独立しても完全な意味がある、多くの句もある。
例えば次の一句。
こはい事かな、こはい事かな、ii 雷を真似て腹掛けやっとさせ。
そこで前句付はついに前句を振り払い、十七字の滑稽詩になり、
先に“俳風狂句”と称したの が、後で祖師川柳の名によって“柳風狂句”と
称され、いまではただ“川柳”と称される。
緑亭川柳、本名は柄井八右衛門、十八世紀後半に生まれ、
もともと芭蕉派の俳人でもあった。
そのころ前句付は盛んであったけれども、まだ別に門戸を立てず、
開業して生徒を教えた“点者” は多くが俳人兼業であった。
川柳はこの小詩の独立の価値を認め、俳壇を離れて、もっぱらこの 方面を扱った。
これが祖師になった理由である。この派の句集には、『柳樽』があり、
陸続と刊 行され、三百八十余巻あり、また『古今前句集』二十巻があり、
代表的な総集である。
現代でも とても盛んで、『新川柳六千句』、『当世新柳樽』などそれに
雑誌も頗る多い。
◆マントラ(मन्त्र [mantra]) https://ja.wikipedia.org/wiki/マントラ
サンスクリットで、本来的には「文字」「言葉」を意味する。真言と漢訳され、大乗仏教、特に密教では仏に対する讃歌や祈りを象徴的に表現した短い言葉を指す。
宗教的には讃歌、祭詞、呪文などを指す。インドではヴェーダ聖典、またはその本文であるサンヒター (saMhitaa) のことをいう。またタントラ教ではシャクティ崇拝の儀礼の際に用いられる祈祷の定型句、ヨーガ学派では音声による修行法を意味する。
密教では、真言を念じて心を統一する真言陀羅尼(しんごんだらに、dhaaraNii)が重要視された。また、諸仏を象徴した種子(しゅじ)と呼ばれる悉曇文字(しったんもじ、siddaM)も真言の一種といえる
◆呪い(のろい)http://urx.nu/8paL
人または霊が、物理的手段によらず精神的あるいは霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し災厄や不幸をもたらせしめようとする行為をいう。
特に人が人を呪い殺すために行うものは、古来日本では呪詛(じゅそ/ずそ/しゅそ)、あるいは対象を「悪」と見做して滅するという建前の上で調伏(ちょうぶく/じょうぶく)と言われることもあった。
呪いは生きた人間による場合には、呪文、祈祷、その他の言語的、呪術的または宗教的な行為によって行われるとされることが多い。具体的には宗教・文化的背景によって様々な違いがあり、神・悪魔その他の強力な霊の力を借りてなされると考えられたり、あるいは自己の霊能力によると考えられたりする。日本では、丑の刻参りが呪術的な行為によるものの代表的なものである。
また神話・伝承・物語などにおいては、登場人物(特に王子・王女など)が魔法使いなどによって呪いをかけられ、動物に変身したり(白鳥の湖)、眠りに落ちたり(眠れる森の美女 )する例が多く見られる。
俗に、単なるジンクスを何かによる呪いと考えて、「何々の呪い」と呼ぶこともある(都市伝説の呪い)。
◆よく知られた例
多くの人に呪いとして理解されていたり語られているものをいくつか挙げる。
神話・伝承・物語・都市伝説等における呪いを含む。
・円卓の騎士(13番目の席)
・眠れる森の美女(魔女の呪い)
・白鳥の湖
・ブックカース
・テカムセの呪い
・第九の呪い
・王家の呪い
・ホープダイヤモンドの呪い
その他 1900年代頃からのもの
・スーパーマンの呪い
近代のスポーツにまつわるジンクス
・バンビーノの呪い
・弁当の呪い
・カーネル・サンダースの呪い
ラミレスの呪い
・マイヨ・アルカンシエル
・前田の呪い
・デスブログ
●人を呪わば穴二つ(ひとを のろわば あな ふたつ)
・人を害すると、密かにやったつもりであっても、同じ仕打ちにあうことを覚悟すべきであるという事。転じて、安易に他人を害しようとすることを戒める。
蝮です。お由は夜なかにそれを持ち出して、お袖の蚊帳の中に放そうとしたんですが、やっぱり悪いことは出来ないもので、その蝮をとり出すときに誤って自分が咬まれてしまって……。どこを咬まれたのか知りませんが、忽ちに毒がまわって死んだという訳です。人を呪わば穴二つとか云うのは、まったくこの事でしょう。(岡本綺堂 『半七捕物帳 かむろ蛇』)
語源・由来
平安期、加持祈祷を生業とした陰陽師は、人を呪殺しようとするとき、呪い返しに遭うことを覚悟し、墓穴を自分の分も含め二つ用意させたことに由来。
●ジンクス https://ja.wikipedia.org/wiki/ジンクス
ジンクス(英語: jinx)は、縁起の悪い言い伝え。
さまざまなものがあり、生活に密着した教訓・習慣・法則の一つ。
科学的根拠に基づかず、経験に基づき唱えられる場合が多いため、
前後即因果の誤謬に陥っているものが少なくないが、近世になってから
裏付けがとれたものもあり、全てが迷信と言いきれるわけではない。
また、縁起担ぎに関するものでは類感呪術的な発想も多い。
語源は不鮮明だが、ギリシア語のイユンクス(Iynx, アリスイ。キツツキの一種)
に起因するという説がある。
アリスイは、自らの首を180度回転させ真後ろを向けられるため、
不吉とされてきた背景があり、しばしば魔法と占いに用いられた。
なお、語義は「縁起が悪い」「運が悪い」など悪い意味であり、
日本においては良い縁起の意味でも使われることがあるがこれは誤りである。
◆忌み数
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジンクス#日本のジンクス
4は「死」、9は「苦」に通じることから、縁起が悪いとしてホテルや病院の部屋番号や階層、鉄道車両の番号等で使用を避けることがある(も「惨」に通じることから、使用を控えた会社があった)。また旧海軍において、潜水艦の艦番号にもしくは3の倍数の数字がつく艦は不吉というジンクスが存在し、有名な「伊33」などがある。自動車のナンバープレートでは、末尾「42」と「49」を飛ばして付番されており、車種を示す平仮名も『し』は『死』を、『へ』は『屁』を連想させるため使われていない。また駐車場でも、4と9のつく番号を飛ばしているところは少なくない。しかし、葬儀業者の電話番号は『1142(いい死に)』『4142(よい死に)』『4242(死に死に)』などとしているところが多い。日本プロ野球でもこれらの番号はよく思われないことが多かった。ただ42はメジャー史上最初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンの背番号と同じ番号のため黒人選手にはむしろ好まれる番号でもある。またメジャーリーグ全球団共通の永久欠番であることから、助っ人外国人選手がこの番号を希望することがある。
◆天候
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジンクス#天候
(農民、漁民などから生まれたジンクス。観天望気に基づく確率の高いものもある)
・猫が顔を洗うと雨が降る(顔程度では降らないが、耳まで洗うと降るという人もいる)
・ツバメが低く飛ぶと、雨が降る(これも曇天の時は上昇気流が起こらないので、餌になる虫が低空を飛ぶという裏付けがある)。
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