◆「竈」の書き方
https://kakijun.jp/page/kamado200.html
日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
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筆順(書き順)アニメーション・教科書体イメージ・文字分類
漢字「竈」の筆順(書き順)解説アニメーション
グリッド
漢字「竈」の教科書体イメージ
[JIS第2水準]
画数: 21画
部首: あな、あなかんむり
[他の書体、属性など]【文字拡大サイト(管理人運営)】
音訓(読み)
ソウ かまど
ポイントなど
あなかんむりに、「土」、「黽」です。
「竈虫(こおろぎ)」、「竈馬(かまどうま)」
※JIS2004の例示字形変更対応済み
◆竈 | 漢字一字 | 漢字ペディア
https://www.kanjipedia.jp/kanji/0004312500
さ行 ー そ.
竈.
印刷標準字体.
準1級.
画数:(21).
部首:. 部首内画数16.
6762.
635E.
音. ソウ. 訓. かまど・へっつい.
異体字. 竃
①かまど。へっつい。物を煮炊きするところ。「竈突」
②かまどの神。「竈君」.
下つき.
・塩竈(しおがま)
・炭竈(すみがま)
・釜竈(フソウ)
「竈」から始まる言葉
▲竈(かまど)
カマドウマ科の昆虫。台所や縁の下など暗い所にすむ。キリギリスやコオロギに近いが、はねがなく鳴かない。後ろあしが強く、よく跳ねる。オカマコオロギ。 季秋
▲竈馬(かまどうま)
カマドウマ科の昆虫。台所や縁の下など暗い所にすむ。キリギリスやコオロギに近いが、はねがなく鳴かない。後ろあしが強く、よく跳ねる。オカマコオロギ。 季秋
▲竈突(ソウトツ)
かまどの煙突。「―未(いま)だ黔(くろ)まず」
〈▲竈食〉い(へぐい)
かまどで煮炊きした物を食べること。
▲竈(へっつい)
「竈(かまど)」に同じ。
◆「竈」のページ - 文字拡大
https://moji.tekkai.com/zoom/%E7%AB%88/page.html
「竈」のページです。
様々な書体で文字を拡大表示します。
画数の多い漢字でも書き方が分かるかもしれません。
その他、読み、部首、文字コードなども。
読み
読み (参考): ソウ、かまど
meaning: hearth ⁄ kitchen stove (出典:kanjidic2)
部首
(116)あな、あなかんむり 内画数(16)
基本的な書体
教科書体
楷書体
行書体
明朝体
ゴシック体
いろいろな書体
衡山毛筆
衡山草書
衡山行書
青柳疎石
まるもじ体
ペン字体
◆かまど - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/かまど
かまど(竈)は、穀物や食料品などを加熱調理する際に火を囲うための調理設備。
◆竈 (くど) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/竈_(くど)
竈(くど)とは、
・竈(かまど)のうち、その後部に位置する煙の排出部を意味する(原義)。
この意味では特に「竈突」「竈処」と表記されることもある。また『竹取物語』には「かみに竈をあけて…」という一節が存在する。
・京都などでは、竈(かまど)そのものを意味し、「おくどさん」と呼ぶ。また、土間など住居の中で、煮炊きを行う空間そのものを意味することもある。山陰地方などでは、煮炊きの設備を「かまど」、空間そのものを「くど」と呼んで区別している地域も存在する。
◆へっつい・水瓶・井戸
http://www.rakugo.or.jp/hettui-kame.html
へっつい、落語の中によく出てくる言葉です。そのまま演題になっている「へっつい幽霊」「へっつい盗人(上方落語)」などもあります。
噺のながれで「かまど」であることはだいたいお分かりかと思いますがさて形はというと???だと思います。
http://www.rakugo.or.jp/images/hettui.jpg
よくご覧ください、写真のような形だったんですねぇ。へっつい幽霊ではこの中に三百両を埋め込み、品川心中ではこの中に頭を突っ込んで抜けなくなり、不動坊火焔の幽霊はこの上にぶら下がっていたわけです。
さて長屋の狭い台所を見渡すと、土間には「へっつい」。煮炊きは薪を使っていました。鍋や釜があり、そばには渋団扇に火吹竹もあります。魚を焼く時は「七輪」を表に出して焼いたようです。
へっついのほかには、 流しがあり、そこには包丁、まな板、桶などがあり、その横には水瓶が置いてあります。この写真には写っていませんが、横の棚にはざるが数種類そしてすり鉢、すりこ木、味噌こし、味噌、醤油、塩などを入れておく壷 や鉢が乗っています。また、紺木綿をわらにまぜて編んだ鍋つかみは常時へっつい側に掛けてあったそうです。
写真上が長屋で使われたへっつい、下は資料館の設定としては船宿などで使われいた銅壷付へっついだそうです。
◆かま [0] 【釜・窯・缶▽・罐▼・竈▼】
①火にかけて、中に入れた物を加熱する器具。 《釜》
㋐
主として炊飯に用いる金属製の器。鍋よりも深くて、普通かまどにのせかけるための鍔(つば)が付いている。はがま。
㋑
茶の湯で湯を沸かす道具。茶釜。鑵子(かんす)。
㋒
醸造・製塩・製茶などに用いる加熱用の器具。
②高温を保って物を加熱し、溶かしたり化学変化を起こさせたりする装置。陶磁器・ガラス・セメントなどの製造に用いる。 《窯》
③水を熱して蒸気を発生させる装置。ボイラー。汽缶。 《缶・罐》
④かまど。 《竈》 「人の家に逃入りて-のしりへにかがまりて/大和 148」
⑤ミシンの部品の一。上糸と下糸を交差させて縫い目を形成する。
⑥火口湖。お釜。
⑦尻。また、男色。おかま。
⑧自分の領分。仲間。味方。 「こつちの-にすると又よきことあり/洒落本・傾城買四十八手」
◆かま ど [0] 【竈▼】
〔「竈(かま)処(ど)」の意〕
①鍋や釜をかけ、下から火をたいて煮たきする設備。周りを土・石・煉瓦・セメントなどで築き、焚(た)き口を設け、上に鍋(なべ)・釜(かま)をかける穴をあける。かま。へっつい。
②〔竈の数を家一世帯の単位、課税の単位としたことから〕 独立生活を行う一家。 「 -を分ける(=分家する)」
[句項目]
竈が賑わう ・ 竈に媚ぶ ・ 竈の下の灰まで ・ 竈を起こす ・ 竈を破る ・ 竈を分ける
◆く ど 【竈▼ 突▽・竈▼】
①かまどの後ろにある煙出しの穴。 「かみに-をあけて/竹取」
②かまど。へっつい。 〔日葡〕 〔現在も方言として用いられる〕
◆へ 【竈▼】
かまど。 → へぐい(竈食)
◆へつい へつひ 【竈▼】
〔「竈(へ)つ火(ひ)」または「竈(へ)つ霊(ひ)」の意という〕
①
かまどを守る神。 「豊(とよ)-御遊びすらしも/神楽歌」
②
かまど。へっつい。 〔日葡〕
◆へっつい へつつひ [0] 【竈▼】
〔「へつい」の転〕
かまど。
◆「竈」に似た言葉
・くど
・レンジ
◆かまど【竈・竃】
〔「竈かま処ど」の意〕
① 鍋や釜をかけ、下から火をたいて煮たきする設備。周りを土・石・煉瓦・セメントなどで築き、焚たき口を設け、上に鍋なべ・釜かまをかける穴をあける。かま。へっつい。
② 〔竈の数を家一世帯の単位、課税の単位としたことから〕 独立生活を行う一家。 「 -を分ける(=分家する)」
[句項目] 竈が賑わう ・ 竈に媚ぶ ・ 竈の下の灰まで ・ 竈を起こす ・ 竈を破る ・ 竈を分ける
◆かまどは「へっつい」 - クリナップ
https://cleanup.jp/life/edo/29.shtml
第29回 かまどの神様は荒神様。火の用心、火の要慎。
天保期(1832~1844)の長屋の台所風景である。生活に困っているわけでもなく、とくに裕福というわけでもない、ごく一般の長屋住まいの暮らしが見てとれる。住人を想定してみると、職人の一人住まいか…。
https://cleanup.jp/life/edo/images/2nd/img1_29.jpg
かまどには鍋用と米を炊く釜用の二穴もあるところからすれば、奥さんや子どももいるかもしれない。
一穴のかまども長屋には多い。一穴のものを「一つべっつい」、二穴のものを「二つべっつい」と言う。
かまどは「へっつい」と呼ばれていた(前に言葉が入るとべっついと濁る)。かまどは「竈」という難しい漢字を書くが、へつついとも読み、それが訛ってへっついとなったのだろう。
竈には、かまどの神の意味も含まれている。現代では希薄になってしまったが、火を使う場所はどこの国の文化も例外なく神聖な場所として扱われてきた歴史がある。長屋の住民も、火を大切に扱った。かまどの神様である「荒神様」を祭ったり、お札(ふだ)を貼ったりした。
◆【へっつい幽霊】 立川談志
15,951 回視聴
https://youtu.be/Tp2jWS1mGmo
Kokone Su
2017/02/12 に公開
◆竃幽霊 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/竃幽霊
竃幽霊(へっついゆうれい)は古典落語の演目の一つ。
原話は、安永2年(1773年)に出版された笑話本・「俗談今歳花時」の一遍である『幽霊』。
元々は『かまど幽霊』という上方落語で、大正初期に3代目三遊亭圓馬が東京に持ち込んだ。
主な演者として、6代目三遊亭圓生や3代目桂三木助、9代目入船亭扇橋などがいる。
◆竃幽霊(へっついゆうれい) 落語: 落語あらすじ事典 千字寄席
http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2005/01/post_2.html
2005/01/30
昔は、へっついから幽霊がよく出たもんです。そう、出そうでしょ、あそこ。
ある道具屋から買ったへっつい(かまど)から幽霊が出るというので、
買う客買う客みな一日ともたずに青い顔で返品に来る。
道具屋の親方、
毎日一分二朱で売って三割安で戻ってくるから、
初めはもうかると喜んでいたが、
そのうち評判が立ち、ほかの品物もぱたりと売れなくなった。
◆へっつい幽霊(落語散歩15)
http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/hettuiyuurei.html
あらすじ
道具屋に置いてあるへっつい(竃)、3円で売れるが、なぜかすぐ客が引き取ってくれと言って戻ってくる。1円50銭で引き取るので、返品があるたびに儲かるが他の品物も売れなくなってくる。あるじが近所で変な噂を耳にする。へっついから幽霊が出るというのだ。女房が1円つけて誰かにもらってもらおうと言い出す。
この話を聞いていたのが隣の裏長屋に住む渡世人の熊五郎。早速、へっついと1円をもらい大店の若旦那で道楽が過ぎて、勘当寸前の銀ちゃんとへっついをかつぎ出す。
◆ 懲りずに、『へっつい幽霊』のサゲのこと。
https://kogotokoub.exblog.jp/25972232/
どうしても、小のぶの『へっつい幽霊』のことが頭に残っている。
あらためて、古今亭志ん生、志ん朝親子の音源を聴いた。
主人公の相棒として若旦那は、登場しない。
主人公が久しぶりに博打で勝ってからの行動、という設定は小さんとも同様。
しかし、サゲは、やはり「足は出しません」である。
またか、とお思いでしょうが、『へっつい幽霊』のサゲに関する続報(?)です。
柳家権太楼の『江戸が息づく古典落語50席』(PHP文庫への書き下ろし、2005年2月初版発行)から引用したい。
「梗概」が説明され、サゲが「親方、あっしも幽霊です。決して足はだしません」と紹介された後の「権太楼のご案内」から。
この噺にはサゲが二種類あります。梗概で紹介した「決して足はだしません」という型と、「寺だけでも造ってください」と、幽霊でお寺と博打の「テラ銭」と洒落てサゲるやり方です。五代目古今亭志ん生師匠や三代目桂三木助師匠は、前の形。小さんは後の形でやっていました。
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