セミ

　　

　　やっと賑やかになってきたセミの声。

　　

　　二つの複眼の間にはさまれた、

　　三つの単眼（？）。どんな風景が見えているのでしょう。

　　

　　

　　このブラウンとグリーンの配色、

　　イギリスのグラスロッドみたいで結構好きです。

　　

　　

　　

　　そろそろヒマワリも咲き始めるはず。

　　　　

　　　

　　夏だなあ。

　　

　　

紫陽花

　　

　　

　　

　　

　　近所の紫陽花が見ごろだ。

　　

　　

　　首都圏にいたころは紫陽花は５月６月の花だったけれど、

　　岩手では初夏の花で、

　　

　　

　　場所によっては、ぼろぼろになりながら

　　秋まで咲いています・・・。

　　

　　あと、紫陽花とは関係ないですが、

　　ウグイスも夏の間、鳴いています。

　　

　　

　　

摺漆椀（すりうるしわん）の弱点

　　

　　摺漆は木地に漆を摺りこみ、

　　最小限の漆の塗装膜で仕上げる技法。

　　木地の木目を活かすことができる。

　　

　　木目を美しく見せる反面、塗膜が薄いため、

　　どうしても弱い部分もある。

　　

　　それは椀の底の部分。

　　底以外の部分は故障がほとんどなく、

　　薄く成形される口を付ける「吸口・天縁」や、

　　面積の広い側面はいたって丈夫のようだ。

　

　　人が体で触れる部分は、意識して丁寧になるが、

　　底がテーブルとこすれることはあまり意識されないようで、

　　ここが真っ先に摩耗する。

　　

　　

　　写真は三年ほど使った摺漆椀。こすれて漆が摩耗し、

　　木地がでてしまっている。

　　こうなると、使用をやめて、再度塗りなおすしかない。

　　

　　新しく製作中の内塗椀は、この底の部分を多く塗り、

　　強化しています。

　　

　　

　　

朝の田んぼ

　　

　　

　　台風が去った。やわらかな朝。

　　

　　

　　稲の間にクモの巣多数。

　　

　　

　　

　　

　　

　　

快調

　　

　　

　　漆は空気中の水分と反応して硬化します。

　　この梅雨の時期は硬化が早く作業が進みます。

　　

　　

　　新しい内塗椀、９月ごろには出荷出来そうです。