山口県統一 共通Vテスト

山口県の公立高校入試を真剣に考える!

合格発表から一夜あけて

2008-03-14 10:26:27 | Weblog
山口県公立高校入試の合格発表が終わりました。
受験生の皆様、本当にお疲れ様でした。
新たなる進路も決定し、これからは気持ちを新たにして、希望を持って
いろいろなことにチャレンジしてもらいたいと思っています。
ここがゴール地点ではないんです。
このへんを勘違いしている方もかなりいるような気がします。
学校もない、部活もない、積極的にすることをなかなかみつけられない
入学式前のこの約3週間のすごし方が大切だと思います。
がんばってください。

ところで、今回の入試問題について、少し物申す!
1 数学の問題が難しすぎる。
 平均点が発表されていないし、正確な調査がまだ終わったわけではな
 いので、あくまでも、問題を見た印象で述べさせてもらうと、とにか
 く、難しい。
 教科書を使って授業するだけでは、あの問題を時間内に解くことは不
 可能に等しいのではないかと思う。それぞれの問題はよく考えられた
 問題だとは思う。しかし、実際に生徒が解くということを想定して作
 られた問題なのだろうか? 理数科などを希望している生徒対象の推
 薦入試の問題としてならかなり適した問題だとは思うが。偏差値(死
 語?)の低い生徒の点数の差がつきにくいし、高い生徒でも、問題処
 理能力の低い生徒、難易度の高い問題に慣れていない生徒が焦りから
 失点してしまう可能性が非常に高い問題になってしまっている。合否
 を決める入試の問題としてはいかがなものか?

2 教科間の難易度の差が大きすぎる。
 1にも関連することだが、国語・社会・(英語)に比べて数学・理科
 の難易度に違いがあるような気がする。これも平均点を見てみないと
 わからないが、各教科間で問題のすりあわせのようなことが行われて
 いるのだろうか? 今回の入試では文系が得意な生徒にかなり有利に
 なっている。
 と、ここまで考えてみて、入試の問題はどのようにつくられているの
 だろうか?非常に気になるところである。子供の一生を分けるといっ
 ても過言ではない公立高校入試。せめて、その判断だけは公平なもの
 であってほしいと願う。

 とりあえず、今日はここまで! 以上