じみへん

じみ~なネタを絵日記で描くのもいいやんねぇ。
もうほとんどライフワークになってるし

涙が止まらない

2010-10-17 17:01:36 | Weblog
小学生の男の子,ランドセルをしょって黄色い帽子をかぶっています。
今から電車に乗って帰るのか急ぎ足で駅に向かっていきます。

駅の近くのケーキ屋さんから可愛い女の子の声が聞こえてきました。
「お母さんプリン、本日のみ販売で~す」
男の子は足を止め、ちらっと駅の方を見ましたが、ケーキ屋さんにかけていきました。
「お母さんプリン、2つ下さい」
男の子が首に下げたひも付きの財布からお金を取り出した時、
駅のアナウンスが聞こえてきました。
「お母さん号、間もなく発車します。足下に気をつけてお乗りください」

「はい、お母さんプリン二つですね」
店員さんが見せた箱の中、プリン二つと間に白い紙の筒が入ってました。
男の子の顔が一瞬歪みましたが、箱を受け取ると駅の方に走り出しました。

走ります、走ります、切符を買って駅員さんの前を走り過ぎていきます。
「お母さん号、ただいま発車します」
もうお母さん号が見えています。
男の子が叫びました。
「待って!乗ります!お母さん号待って~」
人の波が左右に別れます。
お母さん号のドアが閉まっていきます。
「待って、お母さん待って、僕乗りたい、お母さん、お母さん!」
男の子の後ろから駅員さんが走ってきました。
男の子は間に合いません。
ピーピーピー笛が鳴りました。
その瞬間お母さん号のドアがゆっくり開き男の子が滑り込みました。
走って来た駅員さんが男の子に言いました。
「切符を拝見」
男の子が握りしめてグニャグニャになった切符にはさみをいれて渡すと
ドアが閉まり、お母さん号は出発しました。
動き出した窓から男の子が膝にプリンの箱を置いて座ってる姿がちらりと見え、お母さん号はホームを出て行きました。

今朝見た夢です。
ボロボロ泣いてました。
なんでこんな映画のような夢をはっきり見たのかわかりません。
暫くは男の子の「お母さん、お母さん」と言う声が頭に響いてました。


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コメント
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