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気象神社で晴天祈願

2019年08月17日 | 登山

 登山ではないが、登山関係ということで。

 2019年8月12日(月)、M店主に「連れて行きたいところがある」と言われるがままについて行き、たどり着いたのがここ高円寺氷川神社だった。

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 高円寺駅から徒歩7分程度の好立地にある神社で、上の写真は高円寺氷川神社の本殿。

 この説明書きが書いてある本殿向かって左手に鎮座するのが、日本で唯一らしい「気象神社」。

 気象神社の写真は、撮り忘れた。

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 高円寺氷川神社のHPによれば、「1944年(昭和19年)4月、大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区馬橋地区)の構内に造営され、気象観測員が気象予報の的中を祈願したといわれております」とのこと。

 また神殿は、「昭和20年終戦後、(途中省略)旧陸軍気象部(杉並区馬橋)より払下げを受け、御遷座されました」ということなので、元は違う場所に建立された神社だった。

 下駄の形をした絵馬は、晴天祈願から今話題の映画のヒット祈願まで、様々な願い事が書かれている。

 M店主と絵馬を奉納した後、このカード型のお守りを購入して神社を後にした。

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 雨続きだった山行のため、あとは神頼みかと思っていた矢先での気象神社の訪問は、まさにドンピシャの訪問だった。

 M店主には感謝の気持ちを込めて、高円寺商店街でお礼にビールをご馳走。その後、合流したN田氏を交えて、新宿駅近くの居酒屋で反省会。

 仕事帰りのぶらブラピ氏も合流して、お店を変えて反省会アゲイン。

 仲間との楽しい1日はあっと言う間であった。

 次の山行時にお守りを忘れずに携行しようと思うが、ピーカン過ぎても困るので、神様、ほどほどにお願いします。


留浦BS~雲取山荘~雲取山~三条の湯~お祭BS

2019年08月12日 | 登山

 2019年8月10日(土)、行けるところまで行ってみようと分水嶺トレイルのリベンジ山行に出かけた。

 ザイルとカラビナを除けば、装備はほぼ一緒。

 多めの着替えと2泊分の食料を入れたので、ザックはパンパンに。

 さて、アプローチは電車。

 始発を乗り継いで、奥多摩駅に着いたのは、07:18。

 小菅の湯行西東京バスに乗って、留浦バス停(BS)に到着したのは、07:58頃。

 留浦BS到着時の天気は、晴れ。陽射しが痛いくらい。

 留浦BSスタートは、08:01。

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 ハイドレには水1.5L。暑いので、汗が止まらない。

 水をどんどん消費する。

 ブナ坂到着は、10:19頃。

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 先客は2組だけ。挨拶をして先へ進む。

 写真は、雲取山ヘリポート手前。雲が出てきた。

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 富田新道、巻道を通って雲取山荘に到着したのは、11:20ジャスト。

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 鴨沢BSを08:10頃に通過したので、鴨沢BSから雲取山荘まで3時間10分で到着した計算になる。

 山荘前には、自分以外は1組の登山客のみ。

 水を2L補給して、飛竜山方面へ進む。

 雲取山頂は、ご覧の通り、ガスガスで眺望はゼロ。

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 写真を撮って、先へ進む。

 三条の湯への最初の分岐点を過ぎた頃から大雨に。

 ゲリラ豪雨という感じ。

 雨だけならまだしも、M店主から雷注意との業務連絡の通り、灰色の空がゴロゴロと鳴りだして、ピカリともせずドーンと頭上に轟音が鳴り響く。

 これにはマジ焦った。

 稜線上ではないので、落雷はないだろうとタカをくくってはいるものの、内心は穏やかではない。

 止まっても仕方がないので、ゴロゴロ鳴る空の下、歩を進める。

 30分もすると雨はやみ、ガスガスの世界に。

 雲に巻かれる名もないピークがなんとも幻想的。

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 飛竜山方面の熊笹地獄は、相変わらずで、幅40cm程度の登山道は水浸し。

 コロンビアに交換してもらった新品のマウンテン・マゾヒストIV、浸水アゲイン。

 う、マジ?ここで浸水かよ、と気分は一気にブルーに。

 防水ソックスを携行していたので、全身着替えて先へ進むか、下山するか逡巡する。

 奥多摩の良いところは、日帰りできるアクセスの良さ。なので、いつでも来れてしまう。

 どうせ着替えるなら家でフロに入って着替えた方がベターだし、雷は勘弁。と考えがまとまり、三条の湯を経由して下山することを決定する。

 三条の湯へ下る途中の登山道。雨で濡れた緑がキレイ。

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 写真は無いけど、三条の湯のテン場には、テントが4張程度。ここも思いがけず人が少なかった。

 お祭BSに到着したのは、16:56。

 以下、実測タイム。

 08:01 留浦BS発

 08:10 鴨沢BS

 10:19 ブナ坂

 10:37 奥多摩小屋

 10:43 吉田新道分岐

 11:20 雲取山荘着

 小休止

 11:28 雲取山荘発

 11:48 雲取山

 11:50 雲取山避難小屋

 12:06 三条ダルミ

 12:18 三条の湯分岐

 13:44 三条の湯分岐

 14:36 三条の湯

 16:56 お祭BS

 終バスの到着は、18:33なので、鴨沢BSまで徒歩で戻ることにする。

 鴨沢BS到着後は、バス停近くのお店で缶ビールを3本買って、休憩と全身着替えタイム。

 予定の18:39頃に到着した終バスに乗り、奥多摩駅に到着したのは、19時少し前だったと思う。

 奥多摩駅から青梅、立川、国分寺各駅で乗り換えて、新宿駅に到着したのは、21時過ぎ。

 この日の総上昇距離は1931m、総平行移動距離は36.99kmだった。

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 こちらは断面図。留浦BS(545m)から雲取山(2017m)まで1450m上がって、お祭りBS(619m)まで1400m下ったことになる。

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 留浦BSから雲取山までぐるっとまわって36kmという距離には、少し驚いた。

 2015年11月に同じルートを行った時は、奥多摩小屋で1泊していた。

 奥多摩小屋がまだ営業していた頃で、雨に打たれた寒くてツライ山行が懐かしい。


2019年分水嶺トレイル レース本番

2019年07月20日 | 登山

 2019年分水嶺トレイルAコースは、7月13日(土)11:00に鴨沢小学校跡地をスタートして、7月15日(月)16:30までに平沢峠に到着する縦走型のレース。

 衣食住、セルフレスキュー装備の一式を背負い、チェックポイント(CP)を制限時間内に通過する必要がある。

 7月13日(土)、JR新宿駅06:46発のホリデー快速おくたま1号に乗って、JR奥多摩駅に到着したのは08:21になった。

 鴨沢行きのバスは、長蛇の列のため、1本見送った後の臨時バスに乗車した。

 鴨沢BSに到着したのは、09:20頃だったと思う。

 雲取山縦走へ出かける一般登山客と違った短パンルックの集団の後に続いて、鴨沢小学校跡地でレース受付を行う。

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 受付で名前を申告して、事務局の連絡先、注意事項等の書かれたパウチされた説明書と同じくパウチされたゼッケン札を受け取る。

 この時の天気は、晴れ時々曇りで、蒸し暑いくらい。

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 受付後は、必携品を指示された通りに並べて、事務局のチェックを受ける。

 先にも書いたけど、環付カラビナ「HMS型」ではないこと、コンパスは磁北線の目盛が付いないと事務局から注意を受ける。

 ただし、携行品不備でDNS宣告は受けなかった。

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 予定通り、11:00にレースは、スタートする。

 最初は、かなりの団子状態。

 先頭集団について行く。

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 12:52にブナ坂に到着。

 ガスが出始める。

 写真は無いが、CP1の雲取山荘に13:46に到着する。

 CT05:45を2:46(CT×48%)で登ってきたことになる。

 CP1の関門時刻は、「16:15出発」なので、時間はかなり余裕がある感じ。

 体調はOKなので、水を頂き、10分ほど休憩してから出発する。

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 雲取山頂で、「ご苦労さん!」と聞いた声が。

 なんと、M店主とI田氏が応援に駆けつけてくれた!

 これには、マジ驚いた。

 10分程談笑して元気を頂いた(ありがとうございます!)。2人と固い握手を交わしてから、CP2の将監小屋を目指して行軍を開始する。

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 飛龍山へ向かう登山道は、覚悟はしていたけど雨に濡れまくりの熊笹地獄で、マウンテンマゾヒストIVの右足が浸水する。

 げ!アウトドライでもだめなのか、と意気消沈するも止まる訳にもいかず、行軍を続ける。

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 CP2の将監小屋に到着したのは、17:40。

 CP1~CP2までCT06:30を3:44(CT×57%)で来た計算になる。

 夕刻なので、ヘッ電を装備する。

 この時点で雨ザーザーのため、ヘッ電はスポット光のレッドレンザーNEO10Rのみを装着する。

 身体が濡れたので、将監小屋の屋根の下で長Tに着替えて、菓子パンとお菓子の行動食を食べる。水も補給させて頂く。

 1時間ほど休憩して、今夜の幕営地である破風山避難小屋を目指す。

 CP3の雁坂小屋に到着したのは、23:29。

 CP3の関門時刻は、「03:30到着」なので、ここでも時間は余裕がある感じ。

 CP2~CP3までCT06:10を4:39(CT×75%)で来た計算になる。

 雁坂小屋では、水を補給して、30分程休憩して出発する。

 雁坂小屋で幕営しようとしていた選手達は、「深夜で寝ているお客さんがいるので」と気の毒にも断られていた。まあ、時間帯はほぼ真夜中だし、一般の登山客を巻き込むのは、ちと身勝手過ぎるかも。

 そのため、CP3の事務局テント近く(小屋の敷地外)に野営する人が多かった気がする。

 はっきりと覚えていないが、マウンテンマゾヒストIVの左足もこの頃には浸水する。

 体調次第では、甲武信小屋まで行こうと途中思っていたものの、ザーザー降りの雨に嫌気して、破風山避難小屋でビバークを決定し、ツエルトを設営する。

 写真はないが、破風山避難小屋に到着したのは、02:40。

 夜の登山道は、スピードが上がらず、CP3~避難小屋までCT03:20を02:41(CT×80%)で来た計算になる。

 ツエルトを設営後は、上半身を着替えてから、菓子パンを食べて、雨具のままシュラフカバーに入って就寝。

 時々、寒さで目が覚めるも、気付くと外は既に明るく、時刻は06:00頃になっていた。

 ツエルト内部は、多少、濡れていたけど、雨漏りは無かった。

 全身ずぶ濡れなのは、相変わらず。動いた方がまだ暖かいので、カップラーメンを食べてから07:01に出発する。

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 07:54に甲武信小屋に立ち寄って、水を補給(1L50円)してトイレを拝借する(100円)。

 甲武信ヶ岳山頂で到着のメールを事務局へ送り、先へ進む。

 覚悟はしていたけど、甲武信ヶ岳から国師岳は、単調でツライ。。。

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 国師岳の到着は、12:27になった。

 雨あしは弱まったけど、相変わらずの雨模様。

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 前国師岳の到着は、12:58になった。

 ここまで来れば、大弛峠はすぐそこ。

 前国師岳で荷物を整理してから、大弛峠を目指して下山する。

 写真はないが、CP4の大弛小屋に13:22に到着する。

 破風山避難小屋~CP4までCT07:25を06:21(CT×85%)で来た計算になる。

 CP4の関門時刻は、「15:00到着」であり、実質的にはここが最終関門と思っていたので、無事に通過できたことを素直に喜ぶ。

 というのも、次の関門のCP5富士見平小屋は、「15日の03:30出発」なので、これは間違いなくクリアできるレベル。ここまで来れば、関門で切られる心配はいらない。

 大弛小屋では、水の補給はせず、事務局の方にお味噌汁を頂き、お礼を言ってから出発する。

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 金峰山へ向かう途中の登山道。

 雨に濡れて、緑が鮮やか。

 しばしの癒し。

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 遠くにこんもりと五丈岩。

 ガスガスで視界はゼロ。

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 金峰山に到着。

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 五丈岩は、雨の中でも立派。

 大きさといい、形といい、まるで3階建てのマンションみたい。

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 真っ黒の岩肌が特徴的な、大日岩。

 雨と夜間時間帯のため、写真はここまで。

 大日小屋を通過して、CP5の富士見平小屋に到着したのは、7月14日(日)の18:00ジャスト。

 CP4~CP5までCT05:20を4:33(CT×85%)で来た計算になる。

 CP5の関門時刻は、「15日の03:30出発」のため、ほぼゴールは見えたと思った

 選手達は、事務局からカラビナ付小型ライトを渡されていて、幕営時はライトを点灯することが一応義務付けられている。

 富士見平小屋にもライトを点灯したシェルターが複数あったので、休憩する選手は少なくない感じ。

 ゴールの平沢峠まで、水場はないので、ハイドレに水を2L補給して、持参したカップラーメンを頂く。

 無補給でここまで来たことになるが、単にセコかっただけ。小屋にお金を落とさなかったことをプチ反省する。

 富士見平小屋を19:45に出発して、瑞牆山を越えて、小川山林道終点に到着したのは23:23になった。

 増水した不動沢の渡渉は無理と判断して、迂回路である林道歩きを選択して、地図読み区間始点のカーブミラーに到着したのは、7月15日(月)の00:13になった。

 途中であった2人の選手の後を続く形で、送電線下までは行けた。

 そこからはあえて単独行に切り替えたものの、地図を読み切れず、痛恨のルートロス。

 雨、暗闇で踏み跡をロストしたのが大きかった。

 さまよいながらも林道を目指して下山したのが、02:52と3時間近くのロスタイムが発生した。

 下見した時と同じく、林道からリカバリーを試みるも、視界が悪く、尾根道を発見できず、カーブミラーまで戻ることに。

 カーブミラーまで戻ってきた時点の時刻は、04:20。

 7月15日(月)は慶事参加のため、「7月15日(月)の午前中までには都内に戻っていること」が参加するにあたって家族から突き付けられた絶対条件。

 この時間から平沢峠へ向かって、午前中のうちに帰京することは全くもって時間的には無理。

 なので、カーブミラーで勝手にDNF宣言し、瑞牆山荘まで徒歩でアプローチし、タクシーを呼んで帰路についた。

 瑞牆山荘から韮崎駅まで、タクシーで11,300円という手痛い出費はあったものの、JR韮崎駅からJR甲府駅まで鈍行で移動し、JR甲府駅からあずさ6号に乗車してJR新宿駅に到着したのは、10:45になった。

 なので、無事に午前中までに帰宅し、汗を流してから遅刻することなく慶事に参加することができた

 家庭内PKOには成功!ただし、痛恨のDNFで終わってしまった。

【タイムまとめ】

時刻In/Out

CT

Actual

Actual/CT

鴨沢小学校跡地

11:00

雲取山荘

13:46/13:56

05:45

02:46

48%

将監小屋

17:40/18:50

06:30

03:44

57%

雁坂小屋

23:29/23:59

06:10

04:39

75%

破風山避難小屋(泊)

02:40/07:01

03:20

02:41

81%

大弛小屋

13:22/13:27

07:25

06:21

86%

富士見平小屋

18:00/19:45

05:20

04:33

85%

小川山林道終点

23:23

4:00

03:38

91%

 完走すれば良いと思っていたので、関門時刻のみを意識していた。

 まあ、それにしても後半のダレかたがスゴイw

 以下、実測タイム。

 11:00 鴨沢小学校跡地発

 11:18 丹波山村村営駐車場

 11:55 茶煮場

 12:08 堂所

 12:31 七ッ石小屋下分岐

 12:46 上段と下段の分岐

 12:52 ブナ坂

 13:09 奥多摩小屋

 13:27 小雲取山

 13:46 雲取山荘着

 小休止

 13:56 雲取山荘発

 14:11 雲取山

 14:16 雲取山避難小屋

 14:28 三条ダルミ

 14:51 狼平

 15:11 三ッ山

 15:42 北天のタル

 16:09 飛龍権現神社

 16:17 禿岩

 16:37 大ダル

 17:40 将監小屋着

 小休止

 18:50 将監小屋発

 18:55 将監峠

 19:04 牛王院平(牛王院北)

 19:08 山ノ神土

 19:51 唐松尾山

 20:18 独標2044m

 20:33 黒槐の頭

 20:38 黒槐山

 20:55 水干尾根

 20:59 水干

 21:06 笠取山西

 21:10 小さな分水嶺

 21:22 雁峠

 22:06 燕山

 23:04 水晶山

 23:29 雁坂小屋着

 小休止

 23:59 雁坂小屋発

 00:07 雁坂峠

 00:43 雁坂嶺

 01:30 東破風山

 02:02 破風山

 02:40 破風山避難小屋着

 幕営

 07:01 破風山避難小屋発

 07:43 木賊山まき道分岐

 07:54 甲武信小屋着

 小休止

 08:08 甲武信小屋発

 08:23 甲武信ヶ岳

 08:45 2353m地点

 08:56 水師

 09:21 富士見

 09:48 両門ノ頭

 10:24 東梓

 10:51 国師ノタル

 12:27 国師ヶ岳

 12:54 三繋平

 12:58 前国師ヶ岳

 13:09 夢の庭園

 13:22 大弛峠着

 小休止

 13:27 大弛峠発

 13:56 朝日峠

 14:16 朝日岳前の展望岩場

 14:26 朝日岳

 15:25 金峰山

 15:31 五丈石

 15:47 金峰山小屋分岐

 16:02 千代の吹上

 16:12 砂払いノ頭

 16:58 大日岩

 17:20 大日小屋

 17:30 鷹見岩分岐

 18:00 富士見平小屋着

 小休止

 19:45 富士見平小屋発

 20:02 小川山・瑞牆山分岐

 20:08 天鳥川出合

 20:11 桃太郎岩

 20:56 大ヤスリ岩

 21:11 瑞牆山

 21:16 弘法岩黒森分岐

 22:31 不動滝

 23:23 小川山林道終点

 23:36 小川山林道芝生広場分岐

 04:20 カーブミラー地点

 06:00 瑞牆山荘着

 雨ザーザーは、ツラかったけど、最後まで体力と気力が残っていた事を確認出来たのは良かった。

 なんてことはない瑞牆山の登りも、夜間は視界がなく、1回ルートを外したり。雨に降られた夜間の行動は難しい。

 ルートロスした倒木だらけの斜面を登って降りている時に、地図を落とした時は、マジ遭難するかと思い、生きた心地がしなかった(戻って地図は無事回収できた)。

 そんな中、遠くの暗闇の中、光る動物の眼を見た時は、心底ビビったりと、そんなヤバイ状況も今となっては楽しい思い出に。

 鴨沢小学校跡地~カーブミラー(2回目)までの総上昇距離は6426m、総平行移動距離は89.31kmだった。

 こちらは、断面図。上り基調で、アップダウンも激しい。

 信州峠の手前で円を描いている。。。

 分水嶺トレイルは、心底楽しいレースだと思う。

 選手の皆さん、事務局の皆さん、山小屋と関係者の皆さん、大変お世話になりました。

 ありがとうございました! 

「2019年分水嶺トレイル ゴール後の荷物」は、こちら

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2019年分水嶺トレイル 必携品他

2019年07月16日 | 登山

 分水嶺トレイルは、運営サイドの指定する必携品(赤字)があり、不携行の場合、出場することができない。

 必携品の他は、何を持ち込むのも参加者の自由。

 2泊3日のツェルト泊山行をイメージして、装備一式を揃える。

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 【左から右、上から下へ】

 全て、スタッフサック込みの重量。

  508g ファイントラック・ツェルト2自作バスタブ

  142g 自作ウレタンマット小(35cm×99cm)

  424g モンベル・シュラフカバー

  262g ミズノ・ブレスサーモ・ダウン

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 1,336g 小計1

 

  534g 7mm径、15.5m補助ロープ

  310g MHWストレッチオゾニックジャケット

  246g モンベル・ストームクルーザー・パンツ

  230g ナイロン・ソーンスリング150cm×2本

  40g 10mm幅ダイニーマ+ナイロン・スリング60cm×2本

  92g 環付カラビナ2本

  76g ストレート・ゲート・カラビナ2本

  61g 2mmガイ・アウト・コード

  158g 市販ペグ、自作ピンペグ

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 1,747g 小計2

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 【左から右、上から下へ】

 全て、スタッフサック込みの重量。

  112g 18650バッテリー2本

  185g 単3電池4本、単4電池6本(100均白色シガレットケースに収納)

  46g 給電器、USBケーブル

  243g レッドレンザーNEO10R

  81g レッドレンザーNEO6R(予備ヘッ電)

  221g GARMIN GPSMAP 62s

  125g ドコモSH-02L

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 1,013g 小計3

 

  112g 製氷アルミカップ、100均マグカップ・フタ

  100g 自作ミニガスバーナー3号機自作ガス調整弁

  59g 三角巾

  56g エマージェンシ―・シート

  50g ディート100%虫よけ

  12g ビック・ライター

  10g 次亜塩素酸ナトリウム3ml(消毒液、濃紺瓶)

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  399g 小計4

 

  512g 傷口洗浄用水240ml×2本、穴あきキャップ

  82g 非伸縮38mmテーピング・テープ

  34g エマージェンシ―・ホイッスル、小ナイフ

  18g コンパス

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  646g 小計5

 

 【写真撮り忘れ】

  366g カーボン・ストック183g×2本

  145g プリンス・ライター・ガスボンベ

  119g 地図大(山と高原地図「23」)と詳細(瑞牆山以西)

  38g 熊鈴

  7g 健康保険証、JRO会員証

  45g レイン・グローブ(テムレスMサイズNo.281)

  29g ドライ・グローブ(ミドリ安全MサイズMHG150eks)

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  749g 小計6

 

 5,890g 合計=小計1+2+3+4+5+6

 うち、必携品の重量は、2,980g(約51%)となった。

 これに主食(カップヌードル2、菓子パン4)行動食(スナック類、エナジージェル)、非常食、飲料水(最低2L)、現金、着替え(長T、半袖T、タンクトップ、ロングパンツ、靴下、ウィンドシェル)が入るので、全部で約10kgになった。

 アウトドライの防水性能を期待していたマウンテンマゾヒストIVが初日から浸水した

 替えのソックスとレジ袋に足を入れて即応したけど、行軍中にレジ袋に穴が開いたため半日しかドライ感を保てず。ふやけてまっ白になった足裏は、部分的に皮がズル剥けてしまい、我慢の2日間となってしまった。

 なので、防水ソックスを携行すべきだったというのが、今回の大反省点

 それと、新調したPaaGo WORKSのRUSH30が自分には合わないことがよーく分かった。

 レース開始早々、両肩に痛みが発生して、レース中、ずっと苦しめられる結果に。

 対処出来ない肩の痛みは、メンタルにもマイナス、ペースダウンの原因の一つになった。

 レインウェアも再考の余地あり。

 雨に降られっぱなしで、歩きっぱなし(汗まみれ)の2日間だったので、どこのメーカーのレインウェアでも結果は同じだったのかもしれないが、レインウェアは新しいものが一番。古くなったら潔く買い直すのが正解なのだろう。

 山小屋でこまめに給水したため、次亜塩素酸ナトリウム3mlは、使わずに済んだ。

 ちな、必携品不備で失格とは言われなかったが、写真の環付カラビナとコンパスは、事務局から注意された。

 環付カラビナ「HMS型」が正解とのこと。コンパスは、磁北線の目盛が付いていると事務局には説明して勘弁してもらう。

 補助ロープとしてフローティング・ロープを持参していた選手たちは、フローティング・ロープは規格外と事務局から注意を受けていた。

 フローティング・ロープは、懸垂下降時には強度不足で不可とのこと。

 本番のレースついては、また改めて。

 「2019年分水嶺トレイル ゴール後の荷物」は、こちら

 「2019年分水嶺トレイル レース本番」は、こちら


2019年分水嶺トレイル ゴール後の荷物

2019年07月15日 | 登山

 2019年分水嶺トレイルに出場した。

 自分メモで少しづつカキコ。

 ゴールした後の荷物は、7月9日(火)必着で指定された某所へ送る。

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 細かい点が気になったので、事務局に確認したところ、ゴールの平沢峠では、

 1. 水は、レース開催期間に限り、時間に関係なく平沢峠のトイレで給水可能

 2. レース必携品であるツエルトは、平沢峠のトイレ近くで設営可能

 なので、現場で1泊できる装備があればなんとかなりそう。

 結果、段ボール(10号サイズ、約29.8L)には、

 ・全身着替え(短パン、長パン、長短T、下着)と雨具上

 ・夏用シュラフ

 ・汗拭きシート

 ・カレー飯、お菓子

 ・サンダル

 ・風呂セット

 ・MHWエクペディションダッフル(90L)

 ・ゴミ袋、スーパーレジ袋

 を入れた。

 事務局から、「雨対応で」と指定があったので、洋服とシュラフはドライサックに、他はビニール袋に入れて梱包した。

 ダンボールは、ヤマトの営業所で購入して、7月6日(土)に同営業所に持ち込んで発送した。

 ゴールできなければ、荷物は着払いで送り返してもらえるのだか、諸事情により瑞垣山荘でDNF宣言。

 結果、荷物の受け取りは出来なかったけど、色々と考えさせられたレースだった。

 これについては、また改めて。

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黒姫ロッキンベア トレラン

2019年06月23日 | 登山

 「“ROCKIN’ BEAR” 黒姫トレイルランニングレース」というのが正式名称だと思う。

 エントリーのためのトレランレース参加経験を要しない、40km超のロングのトレランレースを探していたところ、偶然見つかったというのが正直なところ。

 「黒姫ってどこ?」のレベルでエントリーしたのは、申込期限の直前だったと思う。

 ロング42kmのレース開始時刻は08:30なので、公共交通機関を使うとすれば、前泊しかないため、長野駅近くの某安宿(失礼!)に前泊することに決めた。

 当日の朝は、長野駅から黒姫駅まで、しなの鉄道北しなの線でアプローチ。

 黒姫駅からは、事前に予約していた野尻湖タクシーに乗車して、黒姫高原スノーパークまで約10分。料金は、2,500円だった。

 黒姫駅で1人の青年に「割り勘で良ければ、タクシー乗りませんか?」と声をかけたところ「ぜひ!」と乗車相手を偶然探すことができたのは小さい話しであって、この青年が某招待選手だったことが開会式で判明し、しかもレース後に「タクシーありがとうございました!」とわざわざ声を掛けて頂いた(タクシー降車時に「お互い頑張りましょう!」と声掛けしたことは、マジ後悔というか赤っ恥)。

 レース終了後、ショート13kmに招待選手として参加していたオリンピアン(ノルディック複合)の渡部暁斗選手と偶然隣り合わせとなり、もちろん握手w

 トップアスリートの笑顔と礼儀正しさにプチ感動してしまってのが大きい話し。

 ロング42kmのスタート前のスケジュールは、以下の通り。

 07:00-08:00 受付

 08:00-08:30 招待選手紹介、ブリーフィング

 08:30 スタート

 天気は、曇り。気温は、20度位だったと思う。

 眺望ゼロの中、レースは定刻の08:30にスタートした。

 GARMIN GPSMAP62sの実測値だと、総平行移動距離は45.39km、総上昇距離は1870mだった。

 リザルト公表で身バレするので、今回、GPSログ及び実測タイムの公開は控えたい。

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 ゲートの後ろに少しだけ見えるのは、妙義山。

 雲が多い。

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 招待選手の皆さん。

 トレラン業界にはうとく、誰一人として存じ上げておらず、ごめんなさい。

 MCのお二人もトレランレーサー(兼主催者代表)のはずが、プロの司会者かと思うほどにトークが上手。堅苦しさゼロがトレラン大会の良さかも。

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 スタート直前。全く狙っていなかったのに、前方に位置してしまう。

 なので、開始早々、速いペースで進む。

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 黒姫山も雲の中(1.4km地点)。

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 スタート地点へ戻り、トレイルへ。

 もふもふの地面。

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 高沢水力発電所への送水管(7.0km地点)。

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 しっかりとしたダート道。

 走りやすい。

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 まだまだの10km。

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 いよいよご対面!

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 遠望なので、迫力不足かも。

 登山ならどうってことはない丘ではあるが、走りっぱなしのトレランだとさすがにキツイ。

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 続々と続く選手たち。

 右下の看板は、復路の注意書き。

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 再びダートへ(走らされるw)。

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 緑の濃い森林の中、足元は小川が流れている。

 走って通過するのがもったいないとマジ思ったエリア。

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 人数制限2名という西沢に架かる吊橋(11.6km地点)。

 「渋滞する」と聞いていたけど、先頭集団近くに位置していたので、渋滞はなくすんなり通過できた。

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 前日は、長野市内もここ信濃町も大雨。

 見事な水量。

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 送水管その2。

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 湿度でレンズが曇りまくり。

 細かいチップが敷いてあり、走り心地は最高。

 都民の森を彷彿させる。

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 往路は、エイドをパスする。

 木道の上を走る。

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 あと20kmもあるが、脚を使ってしまった感、ありあり。ペースを上げ過ぎた。。。

 登山なら驚かないレベルの急登だけど、走り続けた結果、脛のあたりが攣り始める。

 登山道わきでストレッチする選手も多数。

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 急登を登って、本日のピーク笹ヶ峰山頂。

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 笹ヶ峰を降りて笹ヶ峰キャンプ場を過ぎると、そこはハイジの世界。笹ヶ峰牧場に到着。

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 白樺の樹林帯。

 素晴らしい。

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 清水ヶ池。

 雨が降り始める。

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 ザ・牧場といった感じ。しばしの癒し。

 黒姫山は雲の中。

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 疲れ切った体には、まさに砂漠の中のオアシス。

 ありがたくハイドレに水1Lを給水させて頂き、コーラとバナナを頂く。

 スタッフの皆さん、お世話になりました。

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 ダート道は続く(走らされる)。

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 ガスの中へ。

 写真を加工してみたけど、現場でのイメージはこんな感じ。

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 ログの断面図。

 ゴール後は、着替えて、呼んだタクシーに乗車して黒姫駅へ。

 スノーパーク周辺の宿が日帰り入浴を行ってはいたけど、混み具合が分からず、黒姫での入浴はパスした。

 長野駅近くの銭湯へ行く予定だったけど、バスの時刻が微妙で、悩んだ結果、前泊した某安宿に日帰り入浴を電話でお願いしたところ、「OK!」と気前の良いお返事が返ってきた。

 なので、長野駅到着後は、某安宿へ行き、入浴。

 入浴後、従業員の皆さんと山談義をして、帰路についた。

 レースを振り返ってみる。

 【装備】

 ・ストックを持つべきだった。25km超は、ストックのメリット(脚へのダメージ軽減)は大きい

 ・30kmで水2Lは、予想通り

 ・全身着替えは、トレラン時は不要

 ・雨具は、レース中、1回だけ袖を通してみるが、汗まみれなので意味なし

 ・携帯電話=ヘッ電=安心につながるので持ってて良かった

 【服装】

 ・MHWゲイターとマウンテン・マゾヒストIVの組み合わせは、最強。試せて良かった

 ・ベースレイヤーにユニクロタンクトップは、汗冷えなく良かった

 ・暑いかもと思ったMHWロングタイツは、問題なし。タイツオンリーという出で立ちは、素直にゴメンw

 ・虫除けにと思ったバンダナは、虫がおらずで不要だった

 【食料】

 ・ドライレモンは、疲れた身体に良い

 ・Shotzエレクトロライトパウダーは、効果を実感した。メンドイので粉のまんま摂取。その後、水を飲んで胃の中でドリンクにしていたけど、問題なし

 ・粉のレモンティー(=カフェイン+クエン酸+砂糖)も同様にイケる気がするが、一度試してみないと

 ・濡れせん、チーズおかき、リッツのしょっぱい系のお菓子は抵抗なし。チョコレート系、ショツツ、エネもちの甘系は食指わかずでパス

 ・スタート4時間前のカツサンドは、胃もたれ。リバース前に立ち止まったら、吐き気が治まって良かった

 【レース運び】

 ・前半好調、後半失速のダメなパターンは、ハートレートでモニタリングするのが良さそう

 ・全身持久力=フルマラソンのタイムだろうから、ラントレする以外に近道はなさそう

 信越トレイルと言うのだろうか、緑の濃い、ふかふかの地面で、小川の流れる環境でランできたのは、もの凄く贅沢だった。

 某安宿のホスピタリティには、心から感謝。こちらをBCとする白馬山行、考えたいと思います。

 大会ボランティアの皆さんにも大変お世話になりました。

 関係者の皆さん、ありがとうございました。


高尾山口~高尾山~陣馬山~三頭山~御前山~大岳山~日の出山~つるつる温泉

2019年06月12日 | 登山
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 2019年6月8日(土)の夜、誰かに言われた訳ではないけれども、一度はやりたいと思っていた高尾山から日の出山までを1日で歩くことにした。

 残念ながら、天気はかなりイマイチ。

 曇りのち雨の予報は、前倒しとなり、スタート時は霧雨模様だった天気も午前3時半頃から本降りへと変わり、最後の最後までずっと雨に降られてしまった。

 スタートは、高尾山口駅22:22発のゾロ目。

 同じ時間帯に陣馬山までナイトハイクに出かけるという若者から「お一人様?」と声をかけられ、「ロングの変態コース、誘っても付き合ってくれる人は誰もいないよ(笑)」と少しだけ楽しく会話して駅を後にする。

 稲荷山まで休憩を入れず登ると、雲と霧に霞む夜景は、かなりぼんやり。

 そんな夜景を写真に納めてから、先へ進む。

 ナイトハイクに備えて、今回、ヘッ電を2個新調した。

 1つは、レッドレンザーのNEO10Rというハイビームのタイプ。

 レインウェアの上からも、チェストに装着できて、遠くまで照射できるタイプは、最高出力600lmで明るく、装着感良し、視認性良しの二重丸だった。

 チェストからの強力ハイビームは、特に夜間の霧雨と本降りの雨の中では抜群に明るく、有効性を確認できたのは良かった。

 ただし、チェストベルトは、外人サイズのためなのか、相当ゆったり目。ベルトの留め具もかなりアバウトな造りで、ここだけはドイツ製なの?という印象ではあった。

 もう1つは、同じレッドレンザーのNEO6Rという広角タイプ。

 陣馬山までは、NEO6Rだけで十分だった。こいつは、頭に装着した。

 広角なので、頭で照射する方向を変える必要がないのはすごく便利だったけど、霧雨とガスに巻かれると、地面まで距離のある下りと平地ではほとんど役に立たなかった。

 雨粒に光が反射してしまい、地面を照らす明るさは、半分以下になってしまった。

 なので、夜の間は、登りはNEO6R、下りと平行移動はNEO10Rをオンオフして使い分けた。

 不思議なもので、2時間もすると暗闇に慣れてきて、ぼっちの夜の登山道での不安感もほぼ解消されてしまった。

 陣馬山に到着したのは、日付の変わった02:00。雨は一向にやむ気配はない。

 和田峠でレインウェア上下を着て、進軍を続ける。

 雨は本降りとなって、視界はほぼナッシング。風が無いのがせめてもの救いといった感じ。

 1時間に1回、立ったまま行動食のせんべいを食べては進むを繰り返す。

 04:00頃に生藤山に到着する頃には、猛烈な眠気に襲われ始める。

 夜が明けてからも、眠気が収まる気配はない。

 三頭山避難小屋まで、立ったままストックに寄りかかって少しだけ寝るを繰り返す。

 三頭山避難小屋は、先客なしで貸切状態のため、遠慮なく全身を着替えて、ザックの背面パッドを出してレインウェアを着たまま15分ほど仮眠を取るも、寒くて寝ることはできなかった。

 外の雨音を聞きながら撤退かもと弱気になるも、残りのせんべいを食べ始めるとあら不思議。急にやる気モードが発動する。

 世間で言う無双モードってやつかもしれない。あれだけ苦しんでいた眠気もどこ吹く風といった感じで、気分は爽快まで一気に回復してしまった。

 理由は分からないけど、塩分と糖分の補給が良かったのだろう。

 荷物をザックにしまって、行けるところまで行こうと覚悟を決めて避難小屋を後にする。

 雨降る中ではあるけど、仮眠した時間を取り返すべく、平地と下りはスピードを意識した。

 なんだかんだで巻き道も通らず、目の前の小ピークを登っては降りてを繰り返す。

 月夜見山あたりから、あるはずのない山小屋や大きな無地の看板らしきものが見え初める。

 20m先に傘をさした登山客を見て、追い付いたと思ったら見失ったり。

 おー!これが幻覚ってやつに気付くのにそんなに時間はかからなかった。

 思わず笑ってしまったのは、登山道脇でエプロンを掛けて散髪する二人組を見たとき。

 エクストリーム散髪ってあるのかと近づくと、単なる岩だったw

 水は、途中に水場が無いため、4Lと缶コーヒー1本を装備していたけど、30km地点で半分消費していた。

 大岳山頂に着いた頃には、水は1Lを切っていたと思う。

 ここまで来たらラスト山頂の日の出山は、すぐ目の前。

 右足の甲部分が靴擦れで痛くなった他、大きなトラブルはなく、コース後半も平地及び下りはスピードアップを意識した。

 ゴールの日の出山登山口に到着したのは、スタートしてから18時間06分後の16:28になった。

 変態コースの後のつるつる温泉は、まさに極楽。

 風呂に入る前に缶ビールで独り乾杯するも、ビールは瞬間蒸発。

 風呂は、時間を気にせず、温浴と冷浴(水風呂)を楽しむ。

 お休み処で、大盛りかき揚げ蕎麦とビールを頂いて、18:30発のバスに乗って、武蔵五日市駅へ行き、電車に乗って帰路についた。

 以下、実測タイム。

 1日目

 22:22 高尾山口駅発

 22:27 高尾山・清滝駅

 22:47 稲荷山

 23:13 もみじ台

 23:19 大垂水峠(学習の歩道)分岐

 23:26 一丁平着

 小休止

 23:35 一丁平発

 23:49 城山

 23:59 小仏峠

 2日目

 00:33 景信山

 00:49 72番鉄塔

 01:17 底沢峠

 01:25 明王峠

 01:38 奈良子峠

 01:46 富士小屋山

 02:00 陣馬山

 02:16 和田峠

 02:27 高岩山

 02:34 醍醐峠

 02:44 醍醐丸

 03:04 大蔵里山

 03:09 山ノ神

 03:43 連行峰

 03:54 茅丸

 04:04 生藤山

 04:08 三国山着

 小休止

 04:15 三国山発

 04:24 軍刀利神社元社(軍刀利山)

 04:32 熊倉山

 04:42 坊主山

 04:57 栗坂峠

 05:01 浅間峠着

 小休止

 05:12 浅間峠発

 05:38 日原峠

 05:51 土俵岳

 06:09 小棡峠

 06:15 入沢山

 06:25 丸山

 06:32 笛吹峠

 06:47 藤尾分岐

 06:55 笹ヶタワノ峰

 06:59 数馬峠

 07:14 田和峠

 07:28 西原峠

 07:32 槇寄山

 07:50 クメケタワ

 08:15 ハチザス沢ノ頭

 08:28 大沢山

 08:31 ムシカリ峠

 08:48 三頭山避難小屋着

 小休止

 09:21 三頭山避難小屋発

 09:24 ムシカリ峠

 09:34 三頭山西峰

 09:37 三頭山

 09:41 三頭山東峰

 09:52 見晴し小屋

 10:04 鞘口峠

 10:19 栂ノ尾

 10:24 砥山

 10:29 戸沢峯

 10:34 風張峠駐車場

 10:56 月夜見山着

 小休止

 11:07 月夜見山発

 11:14 月夜見第二駐車場

 11:21 焼ツ萩平

 11:26 天神山

 11:39 水窪山

 12:08 ソーヤノ丸デッコ

 12:17 惣岳山

 12:29 御前山

 12:40 御前山避難小屋

 12:59 クロノ尾山

 13:12 鞘口山

 13:28 大ダワ

 14:24 大岳山

 14:36 大岳山荘跡

 14:56 鍋割山分岐

 15:08 綾広の滝

 15:23 長尾平分岐

 15:52 日の出山

 16:28 登山口着

 今回、新しいザックも投入してみた。

 パーゴワークスのRUSH 30は、ベストタイプなので、多少走っても揺れ感は少ないし、フィット感も良い。

 肩ベルトの左右4つのポケットには、携帯電話、コンデジ、Garmin GPSmap62sを収納してみた。

 Garmin GPSmap62sがすんなり入ったので、ソフトフラスコだと300mlは余裕で入ると思う。

 ストックを外付けする機能は省略されているので、ここはカスタマイズが必要。

 上蓋は、取り出し口をドローコードで縛って、上部カバーを肩ベルトにロックさせる仕様になっている。

 なので、担ぐことにより、肩ベルトから上部カバー全体にテンションがかかることにより蓋がしまる構造なので、ザックを担がないで放置すると自立はしないし、蓋は実質開きっぱなしになる。

 雨の中でのザックからの補給は、少し注意が必要かも。

 標準装備のレインカバーも問題なしというか普通に使えた。

 ザック外側の両脇のポケットに1Lボトルを左右突っ込んでいたけど、ボトルの取り出しはスムーズに行えた。

 ワイドな肩ベルトは、最初はフィット感いいね!だったけど、後半は肩が凝ってしまった。ストックを使い続けた結果なのかもしれないが、標準体型の僕でも肩幅が少し合わない(左右肩ベルトの間隔がやや広い)のかもしれない。

 雨降る中でかつ気温の低い中での移動だったので、30kmの移動につき水2Lの消費は、少なかったかも。

 行動食は、コロッケパン、ピザパン、せんべい、自作トレイルミックス、せんべい、エネモチだったけど、問題なく食べることができた。

 1時間に1回の補給は、大事だなと実感した。

 眠いときの仮眠も大事。15分でもパフォーマンスへの影響は大きいかも。

 単なる苦行も終わってみると、楽しい思い出へと変わっていて、また行きたいと思うから不思議だ。


瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山~みずがき山自然公園(泊)~小川山林道終点~信州峠~横尾山~飯盛山展望台~獅子岩

2019年05月29日 | 登山
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 酷暑が予想されたが、2019年5月25日(土)から2019年5月26日(日)にかけて、1日目は瑞牆山荘スタート、瑞牆山経由、みずがき山自然公園着として、2日目は小川山林道終点から破線ルートで信州峠、横尾山、飯盛山展望台を経由して、獅子岩まで歩く歩荷訓練を行うことにした。

 計量化はあまり意識せず、テントはNEMO ANDIにフットプリントとウィンドシールドのテン泊フル装備とした。

 全身着替え、行動食、雨具、予備電池、水1L、Garmin GPSmap62s等を入れたマウンテンハードウェア KOA 55Lは、10kg近くの重さになった。

 暑いかなと思い、シュラフを省略して、寝具はシュラフカバーのみではあったが、流石に瑞牆山麓の早朝は寒かった。。。

 1日目は、みずがき山自然公園でテン泊するだけなので、新宿駅をゆっくりスタートする。

 新宿駅から鈍行で韮崎駅までアプローチした後、11:00韮崎駅発の山梨峡北交通バスに乗って、みずがき山荘に到着したのは、12:15頃になった。

 瑞牆山は、今回で3回目となる。

 瑞牆山荘から富士見平小屋までは、単調で斜度のゆるい登りが続く。3回目とはいえ、富士見平小屋手前の見晴台から臨む瑞牆山の全貌は、相変わらず迫力満点だった。

 富士見平小屋で給水した後は、テンション高いまま、一気に瑞牆山頂を目指す。

 途中、渋滞する場面もあったけど、1時間位で山頂に到着する。

 天気は、どピーカンで暑かったけど、国師ヶ岳、金峰山、富士山、南アルプス、八ヶ岳の大パノラマはもう最高というしかない。

 チラ見した富士見平小屋のテン場は、満員御礼の雰囲気だったこともあり、瑞牆山頂も人だらけ。

 30分ほど景色を堪能し後、この日の幕営地であるみずがき山自然公園を目指して下山を開始する。

 瑞牆山頂から不動滝までの区間で出会った登山者は、3組程度だったと思うが、不動滝はツアー引率の登山客で満杯だった。

 そこかしこに荷物を置き、そこかしこで休憩を取っているので、ここも人だらけ。例えるなら、JR新宿駅のコンコースのような雰囲気なので、長居は無用と早々に通過することを決める。

 不動滝を出発した後は、翌日の破線ルートのスタート地点となる小川山林道終点を確認してから、みずがき山自然公園に到着する。

 先発隊のM店主とは、キャンプ場で合流し、缶ビールで乾杯する。

 芝生広場と銘打っているだけあって、みずがき山自然公園は、ふかふかの地面、眺め最高のテン場であった。

 テン泊料金は、1人1,500円と少し高めではあったけど、ロケーションは最高だし、トイレもキレイなので、その価値は十分といって良いと思う。

 テント設営後は、M店主特性の豚しゃぶに舌鼓を打つ。

 ちゃんと昆布で出汁を取って、豚ロース1枚1枚をしゃぶしゃぶする丁寧な豚しゃぶは、最高だった。

 酒は、赤ワインを1L持参したけど、M店主はビール3L以上を装備しており、酒量でも完敗w

 超絶ウマイ鍋をつまみながら宴会を続けていると、仕事が終わって駆けつけたN田氏が合流する。

 翌日の破線ルートに備えて早めに就寝なんて野暮なことはせず、終了時刻が記憶にないほどに痛飲した後、テントに戻って深い眠りに落ちる。

 寒くて目が覚めたのは、05:30頃だったと思う。

 朝ごはんのサンドイッチまでM店主にゴチになり、酒も抜けきらないまま、テントを撤収して、スタート地点である小川山林道終点へ向かう。

 水量の少なくない不動沢を渡渉して、沢沿いを西に向かって歩き始める。

 踏み跡は、そこそこあって、人が通っているのは確認できる。

 先人のGPSログを頼りに、地図、コンパス、GPSをフルに活用して、稜線の上を目指すも、なだらかな斜面を選好する悪いクセのためか、なかなか稜線に出られず、林道歩きを余儀なくされる。

 ちゃんと立ち止まって位置確認すべきというのが、この時の反省点。

 また、先人のGPSログを信じてはいけないというのも思い知った。

 後日談になるが、N田氏いわく、ログをいじっている可能性があるといこと。実際、ログが通行不可能な鉄柵を通り抜けていたポイントが数ヶ所あり、判断に迷うこともあったので、N田氏の推測は間違っていないと思う。

 倒木の多い斜面をショートカットしながらさ迷うこと約3時間、ようやく信州峠に到達する。

 標高が低いこともあって、暑さはハンパない。移動距離というよりも、暑さで体力を消耗した感じではあるが、信州峠でリタイアはないだろうと覚悟を決めて、先へ進む。

 この辺りから、食欲減退と疲れと暑さによる気力低下を感じ始める。

 顕著なのは、大幅なペースダウン。ぜんぜん登れない。

 自作トレイルミックス、せんべいは、喉を通らずダメだったけど、アップルパイ3個は、無理やり完食できた。

 甘くてすっぱいリンゴが食べやすかったのかもしれない。

 食べてからしばらくすると、不思議と気力は戻り、少しだけペースアップして横尾山に到着する。

 横尾山までは、踏み跡が明瞭な登山道が続いたけど、その先は、トレースの薄い登山道に戻る感じだった。

 抜け感バッチリの稜線は、とても良い。歩く気力も自然と高まる。

 小川山林道終点をスタートしてから約7時間30分、無事に飯盛山展望台に到着する。

 少し長めに休みつつ、M店主に入電して、合流ポイントを確認する。予定通り、平沢峠の駐車場にいるというので、駐車場を目指して下山する。

 展望台から平沢峠までは30分の下りではあったけど、とにかく暑い。

 平沢峠では、M店主とN田氏がビール片手にお出迎え。

 冷たいビールは、超絶ウマく、五臓六腑にまさにしみわたる感じ。

 荷物を車に積んで、N田氏運転の車で北杜市運営の「たかねの湯」に向かう。

 「たかねの湯」は、施設は古かったけど、水風呂があって必要十分な感じ。湯量が豊富で、贅沢な入浴タイムを過ごす。

 お風呂を出た後は、中央高速のPAに寄りつつ、事故渋滞に巻き込まれつつ、新宿駅に到着したのは、21時半頃だったと思う。

 新宿駅でM店主とN田氏にお礼を言って別れた後、帰路についた。

 以下、2日間の実測タイム。

 1日目

 12:25 瑞牆山荘発

 12:39 富士見平林道交差

 12:51 富士見平林道終点

 12:55 富士見平湧水着

 小休止

 12:55 富士見平湧水発

 13:00 富士見平小屋

 13:13 小川山・瑞牆山分岐

 13:17 天鳥川出合

 13:50 大ヤスリ岩

 14:01 弘法岩黒森分岐

 14:02 瑞牆山着

 小休止

 14:35 瑞牆山発

 14:37 弘法岩黒森分岐

 15:22 不動滝

 15:58 小川山林道終点

 16:04 小川山林道芝生広場分岐

 16:18 みずがき山自然公園着

 2日目

 06:35 みずがき山自然公園発

 06:39 小川山林道芝生広場分岐

 06:43 小川山林道終点着

 小休止

 07:02 小川山林道終点発

 09:54 信州峠(横尾山登山口)着

 小休止

 10:02 信州峠(横尾山登山口)発

 10:38 カヤトの原

 11:18 横尾山着

 小休止

 11:25 横尾山発

 11:51 豆腐岩

 11:56 木賊ノ頭

 12:08 木賊ノ大ダル

 12:37 槍着

 小休止

 12:41 槍発

 12:52 三ツ沢ノ大ダル(二ツ山峠)

 13:15 三ツ沢ノ頭

 13:36 十文字峠

 14:09 飯盛山展望台着

 小休止

 14:23 飯盛山展望台発

 14:35 平沢山

 14:50 宮司の滝分岐

 14:58 平沢峠着

 2日目の破線ルートは、暑さとの戦いだった。

 道迷いしたため、余計に歩くし、気持ちも落ち着かない。

 しっかりと地図とにらめっこして、現在地確認を怠らない注意が必要だろう。

 富士見平小屋から平沢峠までは、水は2L必要だと思う。不動沢で給水も可能だけど、真水なので消毒液携行が良いかも。

 行動食は、少し工夫が必要。暑さでバテバテの中、「何を食べるか」ではなく、「何を食べられるか」が大事だと思う。

 新しく投入したマウンテンマゾヒストIVは、靴擦れゼロではあったけど、クイックシューの靴紐はかなりイマイチだった。

 気づくと緩んでいるので、プラの留め具が不良品なのかもしれないけど、マラソン用の靴紐に交換して対応することにしたい。

 ほぼサポート隊に徹して頂いたM店主とN田氏には、感謝しかない。

 サポート隊のおかげで、極上のテントライフを過ごし、快適かつ時短な移動で帰京することができた。

 M店主とN田氏、ありがとうございました!

 10kg近い荷物を担いで破線ルートを踏破できたことを素直に喜びつつ、日々のランニングのトレーニングの大切さを実感している。

 精神的に気弱になっても、一歩踏み出せる体力があることが大事なんだろうなと思う。

 ほぼ遭難と思える状況の中、下山できる体力は残しておかないと冷静になれないし、判断も鈍るだろう。

 獣臭の濃い山中、登山は立派なスポーツであることを改めて実感した。

 2日間の総平面移動距離は32.97km、累積上昇距離は2331mになった。

 ツライ山行だったけど、振り返ると不思議とまた行きたくなる。

 次は、もう少し長い距離を歩いてみたい。


「正しい栄養補給のうそホント!?」ショッツセミナーに参加

2019年05月27日 | 登山
nut

 2019年5月24日(金)、ショッツ主催の「正しい栄養補給のうそホント!?」に参加した。

 場所は、神保町のさかいやスポーツ シューズ館。

 時間は、20:30開始、終了したのは22:30頃になった。

 内容は、ショッツHPの栄養補給のうそ、ホントbyドクター彦井とほぼ同じ内容。

 論文を引用しつつ、自らトライアスリート・アイアンマンの先生の経験談を踏まえたロングレースにおける正しい栄養補給は、興味深い内容だった。

 正確にいうと、ネットに溢れている情報を整理して、正しく理解する良い機会になった。

 特に印象に残ったのは、

 ・糖質(=エネルギー)の摂取量には、適正な量があり、少なすぎても多すぎてもダメ。

 ・トレーニング中に栄養補給をすることは、胃のトレーニングにつながる。運動負荷の高い中でも胃の状態の悪化を防ぐ練習になる。

 ・水分補給と糖質補給は、同時に行わない。

 ・ミネラルで有意な効果が見られたのは、ナトリウムだけ。マグネシウム、カリウムは、摂取有無に差はない。

 ・運動負荷の高い中だと、低GI食品と非低GI食品における血糖値上昇に差異はない。

 ・レース後半にカフェイン摂取で集中力を上げるのはアリ。

 ・胃から小腸への排出の悪い食品は、レース中に摂取しない。

 ・水は、定期的ではなく、喉が渇いたら飲む。ただし、飲みすぎないこと。

 といった内容。

 ショッツ主催のセミナーゆえに、「運動中は、ショッツを定量、定期的に摂取するのが効率的でベスト!」という内容ではあったけど、ジェルばかりだと飽きるので、固形物も一定に食べる必要があるとは思うが、暑さでバテバテとなる中(食欲が減退する中)、「何を食べられるか」は、個々人の経験と好みなのだろうと思う。

 翌日の酷暑の中、瑞牆山から飯盛山までテントを担いで歩いたけど、「何を食べるか」ではなく、「何を食べられるか」がかなり重要であることに気づくことになる。


バトルウィン スポーツテーピングセミナー

2019年05月19日 | 登山
nut

 2019年5月19日(日)、バトルウィン(BW)主催の「スポーツテーピングセミナー」に参加した。

 場所は、東京リゾート&スポーツ専門学校の校舎。

 開催時間は、10時から16時までで、昼食(弁当)、テキスト、各種テーピングテープ及び専用のハサミが付いてきて、会費は1万円だったと思う。

 講師は、野田哲由(のだ てつよし)先生。経験に富むお話しは、とても参考になったし、説明が上手く、飽きることは全くなかった。

 サポート隊は、BWの社員2名と同校の専門学校生2名。皆さん、テーピングテープの巻き方に精通しており、こちらが驚くほど、サポート隊の皆さんの経験・知識は豊富だった。

 受講人数は20名位で、病院関係者、学校の部活関係者及び自分のように個人的興味で参加した人たちといった感じだった。

 個々人のテーピング技量と知識習得(と更新)が共通の目的であり、受講者は、長机に2人掛け。

 その座った2人でペアを組むことになった。

 講義は、

 1. 講師の実演・説明を見て聞く。

 2. 隣の席の参加者とペアで実践する。

を繰り返す。

 配布されたテーピングテープは、伸縮タイプ、非伸縮タイプ、キネシオロジーテープ、アンダーラップテープ、幅大、幅小等、様々。

 使わなかったテープは持ち帰ったため、現在、家の中はテーピングテープだらけ。

 テープはあるし、テーピングがケガ防止、痛みの応急処置に良いことも分かったので、これからは積極活用することにしたい。

 登山で使えるかもと思うのは、ひざの痛み予防、ふくらはぎのつり予防、足首の内反捻挫予防、足裏の疲れ予防、(実際、北岳下りでやった)肉離れの処置。

 これらは、マラソンでも使えると思う。

 BWのホームページにもテーピングの巻き方があるので、気になる方はそちらを参照して欲しい。

 相棒に巻いてもらった足首のサポートは剥がさずに、そのままランして帰宅してみたけど、足首の内反予防であったため、なんとなくだけどしっかりとフラットに着地する感じがあった。

 講師にも確認したけど、テーピングはあくまでもケガ防止だったり、疲れ予防だったりのサポーター的役割でしかない。

 なので、テープを巻いたからといって持久力が上がる訳ではないし、ケガが完治する訳ではないことに注意が必要。

 同セミナーの応用編があるみたいだけど、参加の可否は、テープをちゃんと積極活用してから考えたい。

 本日は、大変お世話になりました。ありがとうございました。