2021年10月3日(日)、お礼参り登山を実施した。
メンバーは、M店主、N田氏、I嵐氏と自分の4名。
アプローチは、ホリデー快速おくたま1号。新宿駅から御嶽駅まで乗り換え無しは便利。06:46に新宿駅を出て、御嶽駅に着いたのは、08:07になった。
お礼参り登山は、文字通り御嶽神社への合格祈願のお礼のための登山。絵馬で合格をお願いした全員が無事合格する事ができた。神に感謝である。
御嶽駅は、トイレが改装工事中で仮設トイレ渋滞が発生している。急ぐ必要が無いので、気長に順番を待ってから08:25頃に御嶽駅を出発する。
僕にとって実に半年ぶりのちゃんとした登山になる。
前日にゲリラ豪雨が降ったこともあり、雨具、ライト、防寒着と装備は重め。風呂セットに着替え一式とバーナーを入れた30Lザックはパンパンだ。
歩道を歩いて取付きに到着したのは、08:30頃か。
日陰なら涼しいが、太陽の下は暑い。半袖Tシャツに夏用ロングパンツでも暑いくらい。
現れた看板にはなぜかハワイ調のLani Head Trailの文字。後で分かったことだが、ランナーでもある福島和可菜さんとお仲間で整備したトレイルらしい。
高度を上げると汗が噴き出してくる。
防寒着は全くもって不要だった。
登山道は踏み跡があり、道迷いはない。
写真の通り、結構な急登が続く。
地図を見ると尾根の上を突き進んでいる。頂上に向かうには、最短かつ一番確実なルートなのだろう。
少しフラットなエリアに出たので、ひと息入れる。
ハワイとは縁遠い雰囲気で、看板のハイビスカスがなんとも乙女な感じ。
出発してさらに高度を上げると吉野梅郷から登ってくる登山道と合流する。
整備された登山道は、とても歩きやすい。速いペースで進軍を続ける。
日の出山頂直下の少し手前だったと思うが、林が途切れて抜けた景色が広がる。
山城っぽい日の出山の取付きを登ると、そこは日の出山頂。
日陰を求めて東屋の下は結構な人だかり。
久しぶりに目にするワイワイとした雰囲。山頂はこうあるべし
汗だくなので、ギラギラの太陽の下、東屋から離れたベンチで甲羅干しをする。
日の出山頂を出発した後は、まずはお清めをするために駒鳥売店へピットイン。
暑い時期に来る駒鳥売店は初めて。
窓は換気のため、フルオープン。青空と吹き抜ける風がなんとも気持ち良い。店内なのに雰囲気はまるでテラス席で、眼の前には冷たいビールがある。最高としか言いようがない。
無事の到着をビールで乾杯してお清めを済ませた後、本日の目的であるお礼参りをしに御嶽神社を目指して出発する。
お参りを済ませた後は、ロングランチをしに長尾平を目指す。
長尾平に到着後は、M店主の串揚げ祭りが始まる。
スターターは、豚を挟んだ串カツ。
仕込みの済んだ材料に現場でパン粉をつけて揚げるというこだわり。
次から次へと出てくる串揚げは、お店レベル。
ホクホクで甘い玉ねぎと程よく上がった柔らかい豚肉との相性は文句なし。
熱々でウマウマの串揚げたちは、瞬間蒸発。持ってきたビールとプチ・シャブリとの相性もバッチリ。
そんな中、N田氏が牡蠣飯の準備を開始する。
材料は、米、牡蛎、醤油、水、だしの素、キノコ少々だった気がする。
洗米は済んでいて、具材と調味料を米に投入して火にかけるだけという流れるような手際の良さは、自宅での鍛錬の成果というのは本人談。
簡単にやってのけているが、ふっくらと炊けた牡蠣飯は、そう簡単には出来ないだろう。味付けも文句なしだった。
フライパンはアルミ、深さ17cmは容量が大きく、吹きこぼれもないだろう。袋麺もまんま入るし、とても使い勝手の良いサイズだと思う。
山製品に全く投資していなかったので、興味は尽きない。
10分くらい炊いた後、もう10分くらい蒸らして炊き込みご飯は完成した。
お腹もいっぱいになったので後片付けをして下山を開始する。
ここは舗装路。九十九折の参道を一気に降りる。
御嶽駅までは、歩いてアプローチ。
駅に到着後、電車に乗って帰路についた。
以下、実測タイム。
08:24 御嶽駅発
09:08 558m地点着
小休止
09:17 558m地点発
09:48 高峰着
小休止
09:57 高峰発
10:09 竜のヒゲ
10:32 日の出山着
小休止
10:51 日の出山発
11:21 駒鳥売店着
小休止
11:49 駒鳥売店発
11:56 御嶽神社着
お礼参り
12:06 御嶽神社発
12:12 長尾平着
大休止、ロングランチ
14:15 長尾平発
15:11 滝本駅
15:22 御嶽駅着
この日の総平行移動距離は15.12Km、累積標高は1107mだった。
今回のツアーの企画・引率は、M店主。お陰様で、久しぶりに楽しい最高に贅沢なひと時を過ごす事が出来た。
M店主、N田氏、今回も大変お世話になりました。ありがとうございました。