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伊豆山稜線歩道 天城峠~三蓋山~猫越岳~仁科峠~魂の山~船原峠~大曲茶屋

2019年04月29日 | 登山
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 2019年4月28日(日)は、10連休のGWで唯一の終日晴れ予想。

 かねてから気になっていた伊豆山稜線歩道を歩くことにした。

 東京から天城峠BSまで、電車とバスを乗り継いでアプローチする。GW中ではあったけど、早朝の移動のためだったのか、最後まで座れたのはラッキーだった。

 <往路>

 東海道本線 JR東京駅05:20>JR三島駅07:22

 伊豆箱根鉄道 三島駅07:34>修善寺駅08:09

 東海バス 修善寺駅08:15>天城峠09:00頃

 三島駅から先は、現金ニコニコ払い(PASMO利用できず)となり、否応なしに東海地区にいることを意識させられる。

 ちな、JR三島駅から出る時も自動改札はPASMOを認識せず、有人改札の長い列に並ぶことになった。キャッシュレスの時代に西伊豆だけ異次元なのかもしれない。

 公共の交通手段を使ってのアプローチなので、天城峠スタートは9時過ぎになった。

 このコース、修善寺駅までの帰りのバスがボトルネックとなる。

 予定しているコース終点の「だるま山高原レストハウス停留所」の終バス時刻は、17:23となっている。

 ダイヤ改正で18時台のバスが姿を消したので、17時過ぎにはレストハウスに到着する必要がある。

 CT×7割で行軍すると、天城峠BS(09:00発)>だるま山高原レストハウス停留所(17:17着)となるため、なんとか終バスに間に合う計算。

 CT×7割で途中の経過地点を見てみると、天城峠BS(09:00発)~猫越岳(11:55)~仁科峠(12:47)~風早峠(13:05)~宇久須峠(13:19)~船原峠(15:21)~達磨山(16:45)~だるま山高原レストハウス停留所(17:17着)となり、レースではないけど、各地点の到着時刻=関門ということになる。

 エスケープルートは、バス停へのアクセスのある風早峠と船原峠の2か所とした。

 風早峠から持越温泉BSまでCT170分と距離が長いので、正直、使いたいとは思わない。

 船原峠から大曲茶屋BSまでであれば、CT50分と短い。大曲茶屋発の終バスは、20:15なので、よほどのことが無い限り、これに乗れないことはないだろう。

 自分を含めて降車客がバス降車時の現金精算に時間を要したため、天城峠BSを予定より10分遅い09:10にスタートする。

 天城山隧道(ずいどう)が出てくるまでの最初の1km区間は、標高差で230m程度。ここを一気に登る。

 天城山隧道は、感心するくらいに長くて立派。全長は、約445.5メートルらしい。

 今回、コース上でトイレがあるのはここだけなので、一本入れてから出発する。

 大方の登山客は、天城縦走路方面へ。伊豆山稜線歩道へ行くのは、自分を入れて3組しかいない。

 長いトレイルなので、スピードを上げて進む。

 天城峠は、かなり地味。頭の中で、天城越えをリピートしながら高度を上げていくと残雪がちらほら。

 お、昨日、雪が降ったのか?!と新鮮だったのは最初だけ。

 二本杉峠を過ぎたあたりから、積雪は増え、登山道は融雪と泥と水のミックスに。

 チョロチョロと水の流れる登山道は、まさに小川のようで、晩秋の冷たい雨に打たれた苗場山のアプローチ再びといった感じ。

 泥道を巻こうにも藪が濃くて登山道を避けることは出来ず、スピードも上げられない。

 転んだら悲惨な姿になるが分かっているので、目線は下方向オンリー。

 海に近い西伊豆、ほぼ5月という時期かつ低山ハイク。こんな所で融雪地獄に遭遇するとは思ってもいなかった。

 行動時間にすると、ほぼ2時間。猫越岳(ねっこだけ)展望台近くまで悪路は続いた。

 抜け感バッチリの猫越岳展望台に到着したのは、12時半過ぎ。

 CT7割だと12:20頃の到着になるはずが、CT7割+20分程の到着になった。

 先へ急ぐ必要はあったが、展望台からの景色は、まさに絶景。

 遠くに雪を被った富士山と南アルプスの山々。そして駿河湾のコラボは、西伊豆ならではの景色と言って良いだろう。

 抜け感バッチリの絶景は、文句なしではあったが、終バスの関門時刻が気になるので、先へ進む。

 後藤山を過ぎて、仁科峠展望台に到着する。

 展望台は、仁科峠から上がってきた観光客と登山客で賑わっている。

 目の前には、富士山。眼下には、熊笹が遠くまで続いている。

 小金沢連嶺の熊笹牧場こと「パンダの放牧場」アゲインである。

 一本入れて、仁科峠まで下る。

 ここからが本日のハイライト、ザ稜線歩きが始まる。

 西側は海、雲が出てきたけど風はなく、天気は最高。富士山に向かって熊笹道をどんどん進む。

 うす緑色の野原と富士山のコラボは最高ではあったが、そんなパンダの放牧場は魂の山(こんのやま)の手前で終わり。ここからまた地味な登山道歩きとなる。

 棚場山に到着したのは、15時過ぎ。CT7割だと、14時50分頃着の計算になるので、CT7割+10分程の到着ということ。

 残りの区間、少し走れば10分は短縮でそうではあるけど、終バスの関門時刻は過ぎているので、おとなしく大曲茶屋へ向かって下山することにする。

 以下、実測タイム。

 09:10 天城峠BS発

 09:14 旧天城トンネル北口園地

 09:29 天城峠

 09:58 古峠

 10:20 二本杉峠(旧天城峠)

 10:39 滑沢峠

 11:01 三蓋山着

 小休止

 11:07 三蓋山発

 11:27 ツゲ峠

 12:04 猫越峠

 12:25 猫越岳

 12:31 猫越岳山頂の池

 12:36 猫越岳展望台

 12:51 後藤山

 13:01 仁科峠展望台着

 小休止

 13:13 仁科峠展望台発

 13:16 仁科峠

 13:31 風早峠

 13:44 宇久須峠

 14:07 魂の山

 14:30 土肥峠

 14:44 南無妙峠

 14:58 吉奈峠

 15:05 棚場山着

 小休止

 15:20 棚場山発

 15:42 船原峠

 16:18 大曲茶屋BS着

 大曲茶屋BSからバスに乗って修善寺駅まで戻るも、もう一回バスに乗って銭湯「筥湯(はこゆ)」へ向かうのが面倒になり、フロはパスすることにした。

 ケチった銭湯代は、東海道線のグリーン券と缶ビールに消えていったw

 今回、想定外の融雪地獄により、伊豆山稜線歩道はDNFとなってしまった。

 トレランの人だったら、何の迷いもなく泥水の道を進むのだろうけど、そこまでの勇気を持ち合わせていなかったのが敗因だろう。

 登山道は、良く整備されており、そこはさすが伊豆山稜線歩道という感じ。

 富士山と近くで相模湾を眺めながらの稜線歩きは、実のところ、かなり贅沢なロングトレイルなのかもしれない。

 ガーミンの画面コピーを手で修正しているのは、135km超のあり得ない距離が表示されているため。

 ソフトウェアのアップデート直後の実戦投入だったので、バグの可能性大というかバグであって欲しい。


御嶽駅~琴沢橋~御岳神社~長尾平展望所~綾広の滝~七代の滝~上養沢BS

2019年04月23日 | 登山
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 2019年4月21日(日)、M店主企画・引率によるバリルート御岳山行を行った。

 参加者は、M店主、N田氏、I田氏と僕の4名。

 ご褒美は、駒鳥売店へのピットインと長尾平での贅沢ロングランチ。

 天気は、晴れ。スタート時の気温は15度位だったと思う。

 スタートは、JR御嶽駅から。

 JR御嶽駅までは、JR新宿駅からホリデー快速1号で乗り換えなしで到着。車中は、そこそこの混雑具合だったけど、最初から最後まで座れたのはラッキーだった。

 午前8時過ぎ、御嶽駅から奥多摩湖方面へ向かって歩き始める。

 青梅街道沿いを歩き、「御岳山登山口」の看板のある二股路を左折する。

 多摩川に架かる橋を渡り、赤い鳥居をくぐって直進すると、真っ赤に塗られた「琴沢橋」の架かる二股路に出る。

 二股路を左折してすぐ右手に現れるどう見ても人様の玄関先までのアプローチを躊躇なく進む。

 言葉で説明するのは難しいのだが、古民家に行き着く手前の一段高い左手に小路があり、その小路への階段を上り、直進する。

 目の前に竹藪が出てきて、そこがバリルートの起点となる。

 踏み跡はなく、竹で覆われた斜面を登っていく。

 竹林が終わると、本格的な藪漕ぎが始まる。傾斜はそれほどでもないけど、隠れた(多分)アザミの棘が刺さるのがやっかい。

 先頭は、クモの巣地獄に遭遇していたそうで、道案内をM店主に任せたのは正解だったw

 藪漕ぎに飽きたので、ルートを林の中に変更して高度を上げていく。

 尾根は、ススキの生い茂る空の広い斜面の中へと続き、ススキ林を抜けると「だんごどう」と書いてある場所へ出て、一般ルートと合流する。

 林の奥の方に御岳登山鉄道のレールが見え、レールを走る車両も目視できる。

 そこからは、道沿いに進み、お楽しみの駒鳥売店へピットインして、ビールで無事の到着を乾杯する。

 20分程休憩した後は、御岳神社へ向かい、合格祈願のお礼参りを行う。

 御岳神社からは長尾平へ行き、お楽しみ第2弾のロングランチを頂く。

 メニューは、チーズフォンデュ。

 M店主が具材、鍋を用意してくれた。バーナーとソーセージは、N田氏。僕は、白ワインとバゲット担当だった。

 白ワインをチビチビやりながら頂く熱々のチーズフォンデュは、超絶の美味さ。

 鍋みたいに水を使わないし、カロリー高いし、塩分高いし、お腹いっぱいになるしで、山食にチーズフォンデュはありだよねと4人。

 お腹いっぱいになったので、片付けをして下山を開始する。

 御岳山には何度も登っているけど、ロックガーデン、七代の滝は実は今回が初めてとなる。

 水量は多くはないけど、歩きやすいし、トイレも完備されており、登山客の多さに納得する。

 行動は、ほぼCT通りとなった。以下、実測タイム。

 08:13 御岳駅発

 08:24 中野バス停

 08:29 光仙橋 北尾根登山口

 10:11 駒鳥売店着

 小休止

 10:38 駒鳥売店発

 10:46 御岳山着

 小休止

 10:56 御岳山発

 11:03 長尾平分岐

 11:09 長尾平展望台着

 小休止

 12:21 長尾平展望台発

 12:34 長尾平分岐

 12:51 綾広の滝着

 小休止

 12:57 綾広の滝発

 13:06 ロックガーデン

 13:13 天狗岩

 13:26 七代の滝着

 小休止

 13:39 七代の滝発

 13:45 養沢林道行き止まり

 14:26 上養沢バス停着

 上養沢バス停のひとつ先のバス停まで歩いて、養澤神社でお参り。

 養澤神社からバスに乗って、瀬音の湯で汗を流した後は、十里木バス停から乗車して、武蔵五日市駅で下車。

 武蔵五日市駅から新宿駅に到着後は、反省会を2回ほど行い、帰路についた。

 バリらしいバリルートを登り、駒鳥売店へのピットインと長尾平での贅沢ロングランチは、とても贅沢で楽しい一日となった。

 今回もM店主には感謝しかない。

 お付き合い頂いたN田氏、I田氏、ありがとうございました。また行きましょう!


東京都山岳連盟 初歩のロープワーク活用法

2019年04月10日 | 登山
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 2019年4月7日(日)、東京都山岳連盟の主催する遭難対策教室「2019年度 初歩のロープワーク活用法」に参加した。

 場所は、神奈川県立山岳スポーツセンターの中の研修室。

 大倉バス停から徒歩10分位の所にある神奈川県の施設ではあるけど、実質、塔ノ岳の麓へ行くのと同じなので、都内在住者にとっては、なかなか遠い場所ではある。

 開始は、朝9時から。終了は、予定通り、16時頃だったと思う。

 講習は、登山のために必要と思われる最低限のロープワークを習うとういう内容で、仕上げにカラビナ、スリング、補助ロープを使った実戦形式のトラバースとゆる斜面の下降訓練を行った。

 講習最後のツエルト設営のためのロープワークは、おまけみいなもので、正直、不要という印象だけど、教わったロープワークを使えるようになれば、安全確保に間違いなく役に立つと思う。

 ロープワークもカラビナ、スリング、補助ロープも個人的には目新しく、体系的に学ぶことができたのは大きいかも。

 習ったことを忘れないようにするのがポイントだろうから、日々練習したいというより練習せんと絶対に忘れるw


丹沢主脈縦走

2019年02月12日 | 登山
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 2019年2月10日(日)、焼山登山口バス停から焼山、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳に登って、大倉バス停までの丹沢主脈縦走に出かけることにした。

 前日の2月9日(土)、今年初めて都内で初降雪を観測したばかり。ただし、雪の量は少なく、積雪することは無かった。

 そのため、山パイセンのN田氏が計画していた雪中行軍は、やむなく中止となったが、雪中行軍のためのチェーンスパイクを新調していた。

 多少の積雪を期待して、新しいチェーンスパイクをザックに入れて、良く知った丹沢主脈縦走に出かけることにした。

 天気は、午前中は晴れ。午後から曇りとなるが、風は無く、気温だけが低いという絶好の登山日和になった。

 アプローチは、電車とバス。

 JR新宿駅04:58発のJR中央線に乗って、八王子駅05:49に到着後、JR八王子駅05:54発のJR横浜線に乗り換えて、JR橋本駅に到着したのは06:06頃になった。

 JR橋本駅からは、橋本駅北口06:20発の神奈川中央交通の三ヶ木行きバスに乗って、三ヶ木から同交通の月夜野行きバスに乗り換えて、焼山登山口BSに到着したのは、07:12頃になった。

 焼山登山口BSで降りたお客さんは、6人位だったと思う。

 バスを降りて、諏訪神社裏手のトイレを拝借したあと、スパッツを装着して、最初のピークの焼山山頂を目指して出発する。

 街中は、車と家の屋根に雪が積もっている程度で、道路に雪はない。

 歩き始めた登山道も最初は雪が無かったけど、標高を少し上げると、量は少ないが、歩くとキュッと音のするパウダースノーが道を覆い始める。あまり踏まれていないのが、少し嬉しい。

 小動物の足跡もなんだか新鮮だった。

 雪は、積もっていても3〜4cm程度なので、チェーンスパイクは付けずに高度を上げていくと、鉄塔というか展望台が現れる。

 木々に着いた樹氷に鉄塔のシルバーが上手くカモフラージュされていて、違和感無く鉄塔が建っている。

 展望台は、トラロープが張られて立ち入り禁止なので、写真だけ撮って本日のハイライトの姫次へ向けて行軍を続ける。

 焼山からは、多少のアップダウンはあるものの、長い尾根歩きとなる。

 北側の斜面なのか、融雪は全くなく、路面は雪と石のミックス。かなり歩きやすい。

 見上げると、真っ青の空と樹氷がキレイで、普通にハイクしながら雪景色を楽しむといのは、なんだか贅沢な感じがさえする。

 手袋は、黒テムレスだけど、日陰の中の行軍は休むと寒い。赤城山の時もそうだったけど、防寒対策したつもりでも、腕が冷えて指先がかじかむのには参った。

 動いて身体を暖めるしか対策はないので、大平分岐で1本入れた後は、本日のハイライトの姫次に向けて進軍を続ける。

 前回、姫次を訪問したのは、2016年5月だった。

 この時は、M店主と(オーバーウェイト前でスピードハイクOKだった)N野氏の3人だった。

 初夏の姫次も素晴らしい富士山を拝めるが、冬の姫次もまた素晴らしかった。

 なんだろ、ぽっかりと空いた木々の合間から、切り取ったように富士山がそびえ立つ。姫次から見る富士山は、こんなイメージだと思う。

 夏は緑色だけど、冬なので木々も白く輝いていて、素晴らしい景色が広がる。

 まだまだ先は長いので、蛭ヶ岳を目指して先へ進む。

 姫次から100mほど下がって、400mほど登ると丹沢主脈縦走の最高地点となる蛭ヶ岳山頂となる。

 この頃になると、雪道歩きもだいぶ飽きてくるが、標高を上げていくと別世界に早変わり。

 積雪も多くなり、樹氷そのものも分厚くなり、まさに真っ白けの世界。雪焼けは、確実とも言えるほどに、キラキラが眩しい。

 蛭ヶ岳8合目付近まで上ると、檜洞丸から臼ヶ岳から蛭ヶ岳までの長い稜線を見渡すことができ、また雪化粧した富士山もバッチリ見える。

 考えたら、降雪した丹沢は初めてなので、見る景色が様変わりしていて、何もかもが新鮮に見えるのは当たり前かもしれない。

 蛭ヶ岳山頂近くになると、珍しく左腿がつり始める。これは寒さによる冷えとペースが原因だと思う。

 蛭ヶ岳山頂は、結構な賑わい。他の登山者と同様に、ここでランチタイムをとる。

 ランチタイムといっても、菓子パンと紅茶だけなので、すぐに終了。景色を十分に堪能して、次のピークの丹沢山を目指して出発する。

 午前中は晴れていたけど、正午から雲が出始めて、塔ノ岳から下山を開始した頃には、富士山も半分隠れてしまった。

 塔ノ岳に到着する頃には、眺望はゼロ。相模湾方面がかろうじて見えたくらいで、天気は下り坂に。

 そうそう、蛭ヶ岳以南は南斜面となったためと思われるが、登山道は泥道へと変わった。

 転んだら泥まみれ必須なので、スパッツを犠牲にして、泥と水と少しだけ雪の残る登山道をペースを上げて進む。

 先にも書いたけど、曇り空のため眺望がなく視線は常に下向きで、止まると寒い。なので、蛭ヶ岳以南は、単なる苦行といった感じ。

 以下、実測タイム。

 07:23 焼山登山口BS発

 07:31 焼山登山口

 08:42 焼山

 08:49 鳥屋分岐

 09:04 平丸分岐

 09:21 大平分岐着

 小休止

 09:28 大平分岐発

 09:32 黍殻避難小屋

 09:48 八丁坂ノ頭

 10:01 東海自然歩道最高地点

 10:05 姫次着

 小休止

 10:09 姫次発

 10:20 原小屋平

 10:26 地蔵平道標

 10:34 地蔵平

 10:48 ポッチノ頭

 11:01 小御岳

 11:17 蛭ヶ岳着

 小休止

 11:38 蛭ヶ岳発

 11:39 蛭ヶ岳山荘

 11:52 中ノ沢乗越

 11:57 鬼ヶ岩

 12:01 鬼ヶ岩ノ頭

 12:10 棚沢ノ頭

 12:18 不動ノ峰

 12:23 不動ノ峰休憩所

 12:33 早戸川乗越

 12:46 丹沢山着

 小休止

 12:56 丹沢山発

 13:09 竜ヶ馬場

 13:20 日高

 13:37 尊仏山荘

 13:38 塔ノ岳着

 小休止

 13:44 塔ノ岳発

 13:45 尊仏山荘

 13:47 塔ノ岳

 14:00 金冷シ

 14:03 花立

 14:08 花立山荘

 14:18 天神尾根分岐

 14:26 堀山の家

 14:33 堀山

 14:38 駒止茶屋

 14:47 一本松

 14:55 見晴茶屋

 15:06 観音茶屋

 15:19 丹沢クリステル

 15:24 大倉バス停

 丹沢山を経由して、塔ノ岳に到着したのは、13時40分頃になった。

 塔ノ岳山頂に着いたとたんにグッと気温が下がり、吐く息も真っ白に。

 塔ノ岳山頂は特別寒いと友人が言っていたけど、ホントだった。

 実際、塔ノ岳から以南は、泥道ではなく凍って固い路面の登山道歩きに早変わりした。

 塔ノ岳山頂から大倉BSに降りると、見慣れないバスが止まっていて、「入浴料半額のクーポンを差し上げます!」と案内する人までいる始末。

 バスの横には、「はだの富士見の湯」とかいてある。。

 閉店したどんぐりハウスの後に入ったコンビニは、ビールを販売していないため、「はだの富士見の湯」の送迎バスに乗り、いざ富士見の湯へ。

 お休み処があって、入浴後に生ビールを飲めたのは良かった。HPによると、地下水を汲み上げて沸かしている(温泉ではない)けど、送迎付きで500円の入浴料は格安だと思う。

 17時発の送迎バスに乗って、秦野駅に到着したのは、17:10頃になった。

 秦野駅到着後、電車に乗って帰路についた。

 冬の丹沢は、樹氷と富士山のコラボが最高にキレイだった。

 今回、指先のかじかみだけじゃなくて、腿までつる始末。まあしかし、寒さには弱いかも。


向河原BS~不老山~湯船山~三国山~明神山~三国山ハイキングコース入口~山中湖平野BS

2019年01月29日 | 登山
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 2019年1月27日(日)、新宿駅05:45発の小田急小田原線急行に乗って、新松田駅に到着したのは、07:04頃になった。

 新松田駅からは、07:25発の西丹沢自然教室行きの富士急湘南バスに乗り、向河原BSに到着したのは、08:00頃になった。

 天気は、どピーカンで雲ひとつなく、風もなし。最高の登山日和となった。

 今日のコースは、向河原BSからスタートして、不老山、湯船山、三国山、鉄砲木ノ頭(明神山)を経由して、山中湖平野BSまで歩くロングコース。

 CT通りだと9時間55分かかる。CT8割でも約8時間30分かかるため、ヘッ電を一応装備した。

 MHWフリューイッド6Lに暖かい紅茶500ml、プラティパス1L、菓子パン3個、着替えと風呂セット、予備バッテリー、カメラ、iPhone6S、Garmin GPSMAP 62sを装備した。

 分かってはいたけど、基本ずーっと登りのロングコースなので、CTを意識してペースを上げて進む。

 相模、甲斐、駿河の三国境を歩きつつ、富士山に向かって進軍したら面白いかなと思い、このコースを歩くことにした。

 向河原BSから吊り橋までのアプローチが少しだけトリッキーで、バスの進行方向と逆に車道を5分程歩くと吊り橋を目視できた。

 吊り橋を渡ると梅園が出てくる。ロウ梅は、一分咲きだけど春の訪れを感じる。

 農道を5分も歩くと登山道が始まる。

 不老山までのこの区間は、地図に書いてある通りの急登で踏み跡は落ち葉に埋もれてやや不明瞭で、ピンクテープも少ない。

 GPSを頼りに進むが、時々ルートロスする始末。倒木も多いので、荒れた感もあり、初心者た向けのコースではない感じ。

 最初の急登を登り切って樹林帯を抜けると、木々の間から相模湾を一望できるスポットに到着する。

 海面に反射する太陽が眩しい相模湾と遠くの三浦半島までがよーく見える。

 不老山に到着するも、眺望はなく一本入れてすぐに出発する。

 不老山から少し西へ進むと、金時公園方面との分岐に到着する。

 金太郎の小さな像が載っている道標の分岐点から見える雪景色した富士山は、迫力満点。ゴールの三国山まで晴天が続くことを祈りつつ、歩みを進める。

 分岐点から200m程下ると世附峠に到着する。

 誰が設置したのか分からないけど、お手製の解説付きの案内板が楽しい。

 悪沢峠は、「この辺のヒノキ林、切り払われて眺望が良くなりました。しかし、また、ヒノキが植えられてしまいました。」と珍妙な解説が添えられている。

 案内板おススメの「樹下の二人」スポットには、「あれが金時山、明神ヶ岳。あの光るのが相模湾。ここはあなたの憩いの広場」と二人で愛を語ると思いきや、肩透かしの憩いの広場で締めくくるしw

 「樹下の二人」スポットあたりから、樹林帯は消えて、白くらの頭まで眺望の開けた広い尾根歩きが続く。

 足元は、砂礫で富士山に近いことを実感できる。

 雪化粧した真っ白な富士山は、三国山の陰に隠れたり、出てきたり。晴天の下、抜け感抜群の絶景が続く。

 湯船山までの途中、北側には御正体山とその手前には甲相国境尾根が木々の間から良く見える。

 いつもの事だけど、歩いてきた山を目視するのは楽しい。

 明神峠は、人工物が多く、車道も近いため、やや興ざめな感じ。

 尾根道を歩き、車道を渡ると、いよいよ本日の核心の三国山への長い登りが始まる。

 この長い登りは、コース後半ということもあって、地味にキツイものの、積雪も出てきたりで、飽きることはない。

 この頃になると冷たい風が吹き始めて、手がかじかんでくる。

 三国山頂は、林の中なので眺望はなく、一本入れてすぐに出発する。

 三国峠までの下りは、北斜面ゆえに積雪が多く、かなりスリッピーでデンジャラス。今日イチで一番神経を使う下りとなった。

 明神峠に到着したのは、正午少し前でCTを4時間30分程下回っていた。

 丹沢のCTは、やはり甘めの設定のような気がする。

 体力も時間も十分余裕があるので、予定通り、明神山へ向かって高度を上げる。

 明神山は、茅の生い茂る黄色い小高い丘と言った感じで、15分程歩くと明神山頂に到着する。

 明神山頂は、ラジコン飛行機を飛ばす愛好家達の集会所となっていて、登山客は見当たらず。

 登頂直前に墜落したラジコン飛行機を拾ったのでオーナーに返却したが、茅だらけの山腹にラジコン飛行機を軟着陸させようとしたところ、見失ってしまい着陸に失敗したとの返事だった。

 スチロール製のプロペラとウィングが大破していたので、着陸の衝撃はかなりのものなのだろう。

 明神山頂からの富士山は、見ての通り、ハンパなくデカい。

 少しだけ靄が出始めてはいるが、雲ひとつない真っ青の空と雪の積もった白い山肌のコラボは最高にキレイだった。

 冬の乾いた空気に感謝する。

 以下、実測タイム。

 08:10 向河原バス停発

 08:14 火打沢(ヒイチ沢)

 09:21 番ヶ平

 09:36 降雨山

 09:48 不老山着

 小休止

 09:57 不老山発

 09:59 不老山南峰

 10:15 世附峠

 10:22 樹下の二人

 10:26 悪沢峠

 10:34 峰坂峠

 11:04 白クラノ頭

 11:32 湯船山

 11:41 欣求のベンチ

 11:46 明神山

 11:55 明神峠

 12:19 三国山東登山口

 12:47 三国山

 12:58 三国峠

 13:12 鉄砲木ノ頭(明神山)着

 小休止

 13:18 鉄砲木ノ頭(明神山)発

 13:33 パノラマ台

 13:45 三国山ハイキングコース入口バス停

 13:57 平野バス停着

 山頂は、風が強く、寒い。写真を撮ってすぐに下山を開始する。

 茅の間に出来た踏み跡を辿って行くと、マイカーと観光客だらけのパノラマ台に到着する。

 パノラマ台からの富士山も見事。

 雑木林を抜けて、高度を下げて行くとハイキングコース入り口に到着して、山中湖平野BSまで車道脇の歩道を歩く。

 バス停前のセブンで缶ビールを買って、無事の下山を乾杯!

 寒いけど、冷たいビールは最高に美味い。

 あいにく、徒歩15分にある山中湖平野温泉「石割の湯」は、レジオネラ菌が検出されたらしく、2019年1月26日(土)から臨時休館しており、入浴はできない。

 バスの予約を変更しようとしていたが、大菩薩嶺帰りのM店主と新宿駅で反省会を行うことが決まったので、予定通りのバスで帰京する事にして、セブンでビールを追加して、バス停のベンチでまったりとした時間を過ごす。

 山中湖平野BS15:25発の京王高速バスに乗って、バスタ新宿駅に到着したのは、18時頃になった。

 M店主との反省会には、ぶらブラピ氏も少しだけ登場し、お土産を頂く(ぶらブラピ氏、お土産ありがとう!)。

 尽きない山談義を終えて帰路についたのは、20時半頃になった。

 本日の総平行移動距離は19.74km、累積上昇距離は1895mになった。

 分かってはいたけど、GPSログを見ると、逆コースだともう少しラクだったかもと思いつつ、富士山へ向かって歩ける楽しさが一番のご褒美なのがこのルートの良いところ。

 標高は高くないので、夏は暑さが厳しいだろうし、行くなら冬か春先が良いとも思った。


奥多摩霊園~大楢峠~鍋割山~御岳神社~日の出山~つるつる温泉

2019年01月15日 | 登山
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 実に1年ぶりの御岳エリア訪問となった。

 2019年1月14日(月)の成人の日、毎年恒例となっている新春初詣山行に出かけた。

 今回は、バリルート組とケーブル利用組に分かれて、駒鳥売店に午前11に集合する事になった。

 バリルート組は、企画・引率のM店主、N田氏、I嵐氏、O先輩、K本氏と僕の6名。

 ケーブル利用組は、ぶらブラピ氏、U本氏、N野氏の3名。

 バリルートは、大楢峠から鍋割山までの区間で、地図上では尾根伝いに歩き、鍋割山頂を目指すルートになる。

 JR新宿駅を05:38に出発する中央線に乗って、立川駅で青梅線に乗り換えて奥多摩駅に到着したのは、07:37頃になった。

 奥多摩駅から奥多摩霊園までは、M店主の予約したジャンボタクシーに乗ってアプローチする。6人乗って1900円位なので、駅から歩く時間を考えると1人300円は、格安だと思う。

 奥多摩霊園の入り口のすぐヨコの梅沢の登山口からスタートするが、射し込む陽は少ないため、登山道は薄暗くて寒い。

 これはこれで冬のザ奥多摩といった雰囲気たっぷりで、地味ながらも楽しい行軍だった。

 尾根に上がると景色も広がり、青空も見え始める。木々の合間から大岳山と御前山を目視できる。

 大楢峠で1本入れた後、本日のハイライトのバリルートへ入っていく。

 「バリは、踏み跡バリバリのバリだよw」と事前にM店主から聞いてはいたけど、本当に踏み跡明瞭で破線ルート感はゼロ。

 強いて言うなら、急登であるし、降り積もった落ち葉がスリッピーではあるため、気を抜くと怪我するレベルではあるが、藪漕ぎする区間は全く無く、マジ拍子抜けではあるが、尾根道ゆえに明るくて歩いていて気持ちのイイ登山道ではあった。

 1時間もすると「この先は登山道ではありません×」の注意書きのあるトラロープを逆方向からくぐり、鍋割山頂に到着する。

 鍋割山頂からは奥の院、長尾平を経由して、ケーブル利用組の待つ駒鳥売店に到達したのは、午前10時半頃になった。

 駒鳥売店では、新年と無事の合流を祝して朝ビールで乾杯する。

 運動後の朝イチのビールが超絶ウマかったのはいうまでもない。

 朝イチのビールを堪能した後は、御嶽神社へ寄り、新年の祈願を済ませて、日の出山へ移動して、これまた恒例のお雑煮タイムとなった。

 お雑煮の出汁と具材は、M店主の担当で他のメンバーは、バーナーと餅の担当の分業体制で20分もしたら美味しいお雑煮が完成する。

 ぶらブラピ氏の持参した八海山で小さく乾杯した後、皆でお雑煮を頂く。

 冬晴れした寒空の下、ほうれん草、鶏肉、椎茸、蒲鉾、焼き餅の入ったお雑煮は、完璧なウマさ。マジ、最高のご馳走だった。

 お雑煮タイムを楽しんだ後は、ゴールであるつるつる温泉を目指して下山を開始する。

 以下、実測タイム。

 07:55 奥多摩霊園発

 08:37 大楢峠着

 小休止

 08:46 大楢峠発

 09:00 中目木山

 09:45 鍋割山着

 小休止

 09:53 鍋割山発

 10:04 奥の院(甲籠山)

 10:32 長尾平分岐

 10:38 駒鳥売店着

 小休止

 11:04 駒鳥売店発

 11:14 御岳山着

 小休止

 11:27 御岳山発

 12:12 日の出山着

 小休止

 13:27 日の出山発

 14:20 つるつる温泉

 つるつる温泉で汗を流した後は、西東京バスに乗り、武蔵五日市駅で下車。JR武蔵五日市駅からホリデー快速に乗って、JR新宿駅に到着したのは17時11分頃になった。

 K本氏を除く8名でサルバトーレのピザとワインで反省会を行い、解散となった。

 まあしかし、今回も贅沢な山行になった。

 バリバリ踏み跡明瞭なバリルートも楽しめたし、企画・引率のM店主には感謝しかない。

 気心の知れた面々との山行は、楽しいったらありゃしない。

 お参りのご利益が皆々様にありますように。


赤城山(黒檜山・駒ヶ岳)

2019年01月07日 | 登山
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 帰宅してデジカメの写真をPCにアップロードする最中、エラーが発生し、今回の山行の写真全てが消失するという大惨事に直面したため、写真は少な目(トホホ)。

 なので、写真はぶらブラピ氏とM店主から拝借した。ぶらプラピ氏、M店主、マジ助かりました。

 2019年1月6日(日)、ぶらブラピ氏の運転する車でM店主と3人で赤城山へ向かった。

 前日の土曜日の午後、M店主の厳冬期の赤岳登頂成功を新宿駅近くのパブで祝っていると、「冬の赤城山も最高だよ」とM店主。

 「厳冬期の赤城山は、ぶらブラピ氏が居ないと始まらないよね」となり、SNSでぶらブラピ氏に声をかけたところ、「参加!」と即答。「じゃあ、行こう!」と翌日の赤城山行が決定した。

 午前6時少し前に都内を車で出発して、赤城神社駐車場に到着したのは、午前9時少し前になった。

 車から出ると、そこは群馬の空っ風が吹きまくる極寒の世界。急いで身支度を整えるも、10分もすると身体が冷えて、指先の感覚が無くなってしまった。

 黒テムレスのままではゲイターだけは装着出来ず、一度車内に撤収w、黒テムレスを外してロングゲーターを装着する。

 山の斜面から冷たい風が吹き降ろす地形だったのだろう、この日、一番寒かったのは駐車場だったというのが3人の共通の意見。

 駐車場を出て凍結した舗装路を10分くらい歩くと、登山口に到着する。

 M店主とぶらブラピ氏は、12本爪アイゼンをここで装着する。僕は、M店主から借りたモンベルのチェーンスパイクを装着する。

 ストックを持ってはいたけど、チェーンスパイクがしっかりと雪面をグリップしてくれたため、終日使うことは無かった。

 踏み跡は明瞭でピンクテープもあるため、道迷いは無い。赤城山頂まで登り一辺倒ではあるが、樹氷に覆われた白い山肌とモフモフのパウダースノーの中の行軍は、楽しいったらありゃしない。

 チェーンスパイクが良い塩梅で、良いペースで高度を上げていく。

 ぶらブラピ氏が「赤城山は、北横岳と同程度の山」と形容していたのがよーく分かった。

 富士山スポットでは、遠くに富士山を見ることができ、テンションは上がりまくり。

 高度を上げるにつれ、積雪量も増えていき、少しコースを外れると膝下まで雪に埋もれる始末で、ちょっとしたハプニングもザ雪山といった感じで、ホント楽しい。

 赤城山の山頂に到着したのは、スタートして約1時間半後の午前10時半頃になった。

 この日は、部分日食のおまけ付き。

 時計でいうと、10時から12時にかけてくっきりと欠けた太陽を目視できた。

 この時ばかりは、雲の多い天気に感謝である。

 天体ショーを見た後は、絶景スポットに移動して、前橋市と日光市方面の景色を楽しむ。

 遠くの方に頭ひとつ飛び出ているのは、日光白根山かもと山座同定を楽しむ。

 山頂に引き返した後は、少し高度を下げた無風エリアでM店主がサーモスに用意してくれていたお湯を注ぎ、3分待たずにラーメンタイムw

 この時点の気温は、マイナス10度。寒空の下、熱々のラーメンが超絶美味かったのは言うまでも無い。

 ラーメンを食べた後は、黒檜山大神にお参りをして、駒ヶ岳へ向けて高度を下げて行く。

 尾根上の雪の吹き溜まりには、小さいながらも雪庇が形成されていて、目でも雪山を楽しめた。

 案外やっかいだったのは、鉄階段。チェーンスパイクだとグリップが足りず滑りまくるため、迷わず鉄階段の手すりに頼る。

 転倒もなく駐車場に到着したのは、赤城山頂を出発して約1時間10分後だった。

 M店主の差し入れの缶ビールとコカコーラで乾杯した後は、「富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館」へ移動して、ひとっ風呂。

 湯上りの一杯とざる蕎麦を堪能して、帰路についた。

 以下、実測タイム。

 09:09 赤城神社駐車場発

 09:13 黒檜山登山口駐車場

 09:18 黒檜山登山口着

 アイゼン、チェーンスパイク装着

 09:26 黒檜山登山口発

 09:34 猫岩

 10:33 黒檜山大神

 10:35 赤城山

 10:41 黒檜山絶景スポット

 10:49 赤城山着

 小休止

 11:06 赤城山発

 11:09 黒檜山大神

 11:29 大タルミ

 11:38 駒ヶ岳

 12:07 駒ヶ岳大洞登山口

 12:12 あかぎ広場前バス停

 12:15 赤城神社駐車場着

 まあ、しかし、雪山は寒いけど雪景色の非日常感は、ホント素晴らしい。

 自分だけでは行けないし、行く勇気もないので、連れて行ってくれたM店主とぶらブラピ氏には感謝しかない。

 以下は、厳冬期装備に関する自分メモ。

 写真はないが、今回のニューアイテムは、黒テムレスMサイズとISUKA夏グローブの組み合わせ。

 ロングゲイターのベルトを留めるのと缶ビールのプルタブを開けるのは無理だったけど、デジカメ撮影、GARMIN GPS map62sのボタン操作、カップ麺の開封は、まんま行うことができた。

 テムレスを脱いだのは、スマホでの記念撮影をお願いされた時だけだったけど、蒸れ、締め付け感は皆無だった。

 なので、テムレスMサイズとISUKA夏グローブの組み合わせは、個人的にはOKという印象。

 厳冬期のアウターシェルとして初めて導入したMHWのストレッチオゾニックジャケットは、防水ストレッチ素材が思いのほか動きやすく、フロントジッパーの開け閉めでラクに体温調整が出来た。

 ただし、ファブリックがかなり薄いため、枝に引っ掛けたら、多分だけど簡単に破れる気がする。

 ちな、ミッドシェルは、MHWのマイクログリッドジャケットを着て、その中にウールのセーターを着た。

 ベースレイヤーは、ヒートテックのタンクトップと長T。汗冷えする印象だったけど、汗をかかなかったこともあり、汗冷えは無かった。

 パンツは、MHWのチョックストン24/7パンツ。ストレッチするソフトシェルパンツで、通気性がある。空っ風吹き荒れるマイナス気温の中だとさすがに寒く、オーバーパンツにモンベルのストームクルーザーを上から履いた。

 結果として、チョックストンとストームクルーザーの組み合わせで、山行中は快適に過ごすことができた。

 一番寒さを感じたのは、支度中の駐車場のとき。

 手がかじかんで感覚が無くなった時は、黒テムレスでもダメかと思ったけど、動き始めて身体が暖まると、指先の感覚も戻ったので、先にも書いたけど、テムレスMサイズとISUKA夏グローブの組み合わせを試せたのは良かった。


甲相国境尾根 山中湖平野バス停〜西丹沢自然教室

2018年12月30日 | 登山
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 御正体山(みしょうたいやま)へ出かけた時のこと。

 尾根道から見た空の抜け感と富士山のデカさが素晴らしく、また歩いてみたいと思った。

 どうせなら、朝イチでクリアな富士山を見るのが良いと考えて、バスタ新宿06:05発の高速バスに乗り、富士山駅に到着したのは07:49頃になった。

 富士山駅からは、‪07:53発の巡回バス「ふじっ湖」号に乗り、山中湖平野に到着したのは、08:46頃になった。

 セブンで買い物をしてトイレを拝借した後、高指山(たかざすやま)を目指して出発する。

 高指山登山口までのルートは、Garmin GPSMAP 62sを頼りに進む。今回のルートで一番難しいというか、分かりづらいのが平野BSから高指山登山口までの舗装路歩きだと思う。

 高指山への道標はあると言えばあるものの、小さくて目立たない。

 先人のトラックデータを頼りに進む。

 住宅街というかテニスコート村の中を進み、ほぼ人様の勝手口の真横を登って高度を上げていくと、ススキ林が出てくる。

 ススキ林でガサッと音がして鹿に遭遇するも、鹿はススキ林に駆け込み、姿は見えなくなる。

 地面は、霜柱が立っているものの、溶けておらず歩きやすい。

 平野BSを出て、30分程度で高指山頂に到着する。

 期待通り、スッキリと晴れ渡る青空の下、富士山がどーん!とよーく見える。

 ポカポカ陽気で風もなく、雪化粧した富士山は、ホント、お見事の一言。

 クリアな富士山を見るための始発のバスに乗った甲斐がある。

 高指山から、南アルプスを目視できないのは、標高が1174.1mしかないからだろう。

 今日イチの富士山を見納めた後、次の富士山スポットである富士岬平を目指して出発する。

 無風でポカポカ陽気の中、尾根歩きを10分ほど続けると富士岬平に到着する。

 富士岬平からの富士山も相変わらず最高。

 写真を撮って、先へ進む。

 山伏峠分岐の少し先からは、大涌谷方面が丸見え。箱根駒ヶ岳も良く見える。

 北側には、木々の間から御正体山を確認する。

 登った山を目視できるのは、いつもの事だけど嬉しい。

 そして、このコース最後の富士山スポットである菰釣山(1379m)に到着したのは、富士岬平を出馬して約2時間後の11:38。

 途中、木々の合間から目視できた南アルプスの山々も一望でき、まあ見事な景色が目の前に広がる。

 去年の夏に行った甲相国境尾根歩きの時は、夏雲に邪魔されて富士山ゼロだったので、南アルプスまで一望できたのは、冬の乾いた空気のおかげだろう。

 冬の天気に感謝である。

 菰釣山(1379m)が本日の最高地点。

 3回目の富士山どーん!を見た後は、長い下りが待っている。

 正午を過ぎると、尾根の上はゴーという音とともに冷たい風が吹き荒れる別世界に。

 休んでいると身体が冷えるし、手がかじかみ始める。

 進行方向に檜洞丸がかすかに見えるが、丹沢の主脈の山々は目視できず、景色は残念な感じ。

 なので、景色を見ながらの山行は、ここでおしまい。

 ペースを上げて西丹沢自然教室を目指して下山する。

 菰釣山を出発して、約1時間40分で無事、西丹沢自然教室に到着する。

 以下、実測タイム。

 08:56 平野バス停発

 09:01 山中湖村コミュニティセンター

 09:29 高指山着

 小休止

 09:35 高指山発

 09:44 富士岬平(パラジマノ頭)

 10:06 大棚ノ頭巻道分岐

 10:13 水ノ木分岐

 10:26 石保土山(西ノ丸)

 10:40 西沢ノ頭(西尾根丸)

 10:47 樅ノ木沢の頭(モチハギ丸・鳥屋山)

 11:00 油沢ノ頭(西沢山)着

 小休止

 11:11 油沢ノ頭(西沢山)発

 11:26 ブナノ丸

 11:38 菰釣山

 11:58 菰釣避難小屋

 12:02 ブナ沢乗越(大又コシッパ)

 12:09 ブナ沢ノ頭(カモオキ沢ノ頭)

 12:25 中ノ丸(中丸)

 12:48 城ヶ尾山(桃ノ木ゾーリ)

 13:05 大界木山

 途中小休止

 13:42 モロクボ沢ノ頭

 13:57 畦ヶ丸避難小屋

 14:01 畦ヶ丸

 14:23 善六ノタワ

 15:15 西丹沢ビジターセンター着

 西丹沢自然教室でバスの出発時刻を確認して、ウェルキャンプの売店へ行き、缶ビールを入手。

 バスが出るまでの約25分、缶ビールで祝杯を上げる。

 山北駅の近くの「さくらの湯」へ行こうと思っていたけど、バスの中から見える館内は真っ暗で営業している様子はない。

 なので、新松田駅で降りた後は、東海大学前駅で途中下車して、秦野天然温泉「さざんか」で入浴。

 駅の近くのラーメン屋で餃子とビールでエネルギー補給した後、東海大学前駅から小田急線に乗って新宿駅で下車して家路へつく。

 先にも書いたが、ルートロスしやすいのは、平野BSから高指山登山道入口までの舗装路だろう。

 平野BSから西丹沢自然教室まで、CTで9時間45分かかる。

 この時期は、陽が落ちる時間も早いため、ルートロスは焦りにつながる。

 日帰りで甲相国境尾根を行く人は、よくよく地図とにらめっこするか、GPSでしっかりと現在位置を確認することをおすすめする。

 畔ヶ丸避難小屋から西丹沢自然教室までの間は、沢をしばらく歩くことになるが、河原歩きゆえに踏み跡がないし、歩きづらい。

 ピンクテープがあるので、道迷いはないと思うが、ヘッ電に頼るようなことになると、ペースはぐっと下がることになる。

 この時期、夕暮れ後の西丹沢自然教室発のバスは、17:05発と18:58発の2本のみ。

 日帰りで甲相国境尾根を行く人は、終バスの時刻にも注意する必要がある。

 すれ違った登山パーティーは、3組と人も少ないので、怪我にも注意したい。

 去年の夏の甲相国境尾根歩きは、夏雲のせいで眺望はイマイチだったけど、緑のトンネルのような尾根歩きは、それはそれで楽しかったし、遅咲きのヤマツツジを楽しむことができた。

 甲相国境尾は、夏も冬も楽しめる身近にあるロングルートだと思う(夏は暑いけど)。


もみじ台からダイヤモンド富士 2018

2018年12月25日 | 登山
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 2018年12月24日(月)の振替休日、恒例のダイヤモンド富士を眺めるべく、M店主、N田氏、O先輩の4人で高尾山へ出かけた。

 余裕こいて、高尾山口駅発は14時少し前の13:50頃になった。

 写真が全てを語っていると思うが、期待通り、もみじ台からの眺めは、雲ばかり。富士山の輪郭すら目視できず、大見晴茶屋で買ったビールを飲んで下山することを決める。

 登りは、いつもの稲荷山コースだったので、降りはM店主の案内のもと、いつもと違うコースを歩くことにした。

 降りのコースは、次の通り。

 もみじ台→高尾山頂→ 公衆トイレ→4差路→裏道分岐→富士道(裏道)→薬王院参道→病院坂コース→ 清滝駅

 通ったことの無いルートゆえに、これはこれで非常に新鮮だった。

 以下、実測タイム。

 13:51 高尾山口駅発

 13:56 高尾山・清滝駅

 14:19 稲荷山着

 小休止

 14:25 稲荷山発

 14:53 もみじ台着

 小休止

 15:15 もみじ台発

 15:20 高尾山着

 小休止

 15:33 高尾山発

 15:45 高尾山薬王院

 15:59 霞台園地

 16:21 高尾山・清滝駅

 16:24 高尾山口駅着

 高尾山口駅から新宿駅へ移動して反省会を行った。

 クリスマスイヴなので、新宿の居酒屋はさすがに空いていた。

 ダイヤモンド富士は拝めずではあったけど、楽しい仲間との山行は本当に楽しい。

 企画のN田氏、引率のM店主には、今回も感謝しかない。

 M店主、缶ビール代、近いうちに払いますw


道坂隧道BS~御正体山~石割山~石割の湯~山中湖平野BS

2018年11月24日 | 登山
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 2018年11月23日(金)、M店主引率のもと、N田氏と3人で御正体山(みしょうたいやま)へ出かけた。

 自分のブログを検索したところ、N田氏とは昨年12月のダイヤモンド富士山ツアー以来の山行となった。

 道中、N田氏がリハビリ登山と言っていたけど、N田氏にとっても久しぶりのロングだった。

 御正体山(みしょうたいやま)は、道志エリアの最高峰であるという情報すら持っておらず、M店主に誘われなければ、個人ではまず行かない山ではあった。

 しかも、道志はエリアとして遠い。

 05:30新宿駅発の総武線に乗って、大月駅で下車。07:26大月駅発の富士急行に乗って、都留市駅に到着したのは、07:41。そこから富士急山梨バスに乗って、道坂隧道BSに到着したのは08:45頃になった。

 鼻ツーンする気温の中、身支度を整えて出発する。

 午前中は晴れ、午後から曇りという予報はどんぴしゃで、青空と澄み切った冷たい空気は、冬到来といった感じ。

 道坂峠に出ると眺望が一気に開ける。東は丹沢方面、西は雪化粧した富士山が木々の合間から見える。

 特に東側の抜け感はハンパなく、2年前に歩いた甲相国境尾根を一望できるのは素直に嬉しい。遠くに見える尾根道に生える木々の後ろに青空が透けて見えて、まるで櫛のようにも見える。澄んだ空気と冬の到来に感謝する。

 道は、適度な落ち葉と土でトレイルは見やすく、また歩きやすい。そこそこ人の通りがあるのだろうな、とM店主と談笑しながら歩を進める。

 リハビリ登山中のN田氏は、後方からマイペースで進軍。見晴らしの良い場所で合流、解散を繰り返す。

 M店主のペースに合わせて進む中、読図のトレーニングを真面目に行ってみた。

 これから先は、どのくらい登って下るのか、コルがどこに出てくるのか、等々イメージしながら進むのって、マジ楽しい。

 1人だとCTを意識してハイペースで進むため、読図することはあってもざっくりとしか地形を把握してこなかった。真面目に読図をして、初めて読図の楽しさを知った気がして、引率のM店主のペース配分に感謝する。

 細かいアップダウンを繰り返して御正体山に近づく。

 白井平分岐に到着したのは、スタートしてから2時間後の10:41頃。

 白井平分岐から、登山道は登り一辺倒に変わる。

 「ヨコ1.2kmだけどタテ350mはあるかね」と合流したN田氏から情報提供。

 山頂からの眺望を期待してM店主と2人で先行するも、到着した山頂はだだっ広く、眺望はほぼゼロ。

 御正体山は、お椀をひっくり返したような山容ゆえに、山頂自体は広くてなだらか。そのため、遠くを見ようにも木々が邪魔して眺望はほとんど無かった。

 御正体山頂でロングランチをした後、まだ見ていない富士山どーん!に期待して下山を開始する。

 前ノ岳、中ノ岳まで、富士山は相変わらず木々の中。近くに富士山はそれなりは見えるんだけど、イマイチなビューが続く。

 一気に視界が抜けたのは、送電鉄塔に着いた時。

 鉄塔優先エリアのため、木々は刈り取られていて、本日初めての富士山どーん!に思わずすげー!と声が出る。

 雪化粧した富士山の北側には、左から聖、赤石、悪沢岳が丸見え。

 塩見、農鳥、間ノ岳、北岳も丸見えで、雪化粧した南アルプスのオールスター揃い踏みといった感じ。

 東には、丹沢山塊が丸見え。

 太陽に照らされる頭ひとつ高いピークは、蛭ヶ岳。どてっとデカイのは、多分、大室山。果てしなく長い稜線は、甲相国境尾根。

 まさに絶景で、冬空に感謝アゲイン。

 N田氏の合流を待って、石割山へ進軍を開始する。

 山伏峠を経由して石割山に到着したのは、スタートしてから約6時間後の14:36頃になった。

 この頃には、富士山は雲の中。頂上だけ少し見える程度。

 富士山を見納めてから、石割神社へ向けて下山を開始する。

 石割神社で世界平和を祈念しながら御神体である石の隙間を3回通り、ゴールの石割の湯に到着したのは、15:33頃になった。

 以下、実測タイム。

 08:49 道坂隧道BS発

 08:59 道坂峠

 09:21 ガンギ沢ノ頭

 09:49 岩下ノ丸(ケンカ沢ノ頭)着

 小休止

 09:56 岩下ノ丸(ケンカ沢ノ頭)発

 10:02 ぶどう沢峠(栗ノ木タツマ)

 10:16 牧ノ沢山

 10:21 マエダレノ頭

 10:41 白井平分岐(坂ノ落合)

 11:16 御正体山着

 大休止

 11:51 御正体山発

 12:13 前ノ岳

 12:31 中ノ岳

 12:55 送電鉄塔着

 小休止

 13:19 送電鉄塔発

 13:23 奥ノ岳

 13:29 石割山分岐

 14:01 日向峰

 14:11 小天狗

 14:25 鉄塔巡視路分岐

 14:36 石割山着

 小休止

 14:38 石割山発

 14:48 石割神社奥社着

 小休止

 15:00 石割神社奥社発

 15:09 富士見平

 15:33 石割の湯着

 道坂隧道BSの標高が約1000mで御正体山が1681mなので、標高差は681mになる。細かいアップダウンがあり、累積標高は1354mになった。

 水平移動距離は、16.83kmで石割の湯から山中湖平野BSまで1.2kmなので、合計すると18kmの距離を歩いたことになる。

 石割の湯のお休み処で、リハビリ登山だったN田氏の完歩を乾杯!して反省会1回目。

 バスの中で山行を振り返って、反省会2回目。

 お腹の空いたM店主と2人で新宿駅近くの中華屋で反省会3回目を行って、解散となった。

 自分1人なら行くことは無かった御正体山行を企画引率して下さったM店主には、今回も感謝しかない。

 楽しい1日は、あっという間だった。

 落葉した抜け感たっぷりの尾根歩きは、今の時期が最高だと思う。

 凍えるほど寒くも無いので、荷物も少なくて済むし。

 雪化粧した富士山は、とにかく最高だった。

 道志村トレイルレースの結果、道は良く整備されている。

 富士山スポットが石割山と鉄塔にあることを考えると、平野スタートで道坂隧道BSエンドでも良いかもしれない。