Land Rose Scotties

スコッチ日記

スコッチテリアの毛色について

2016年03月09日 | 日記

スコッチテリアの毛色について

現在ではスコッチと言えば、ブラックカラーが主流になっていますが、なぜブラックが主流になったかと言うと、1920年代、1960年代において、ブラックカラーのスーパードッグが出現し、世界中のスコッチファンシャーがこぞってそれらの子孫を犬舎に導入したからだと思います。以前のスコッチのカラーについては、1895年にイギリスで発行されたスコッティッシュテリアクラブ・スコットランドのスタッドブックに記載されている500余頭の毛色の内容は各種のブリンドル423頭、ブラック56頭、レッド3頭、グレイ3頭、ウィートン4頭となっています。このようにスコッチの創世記においては大半はブリンドルの毛色のスコッチが多かったということです。そこで、ブリンドルの毛色を形成している赤・茶・黒・グレイ・シルバー・ゴールドの毛色の混ざり具合によってそれぞれの名称が付いています。それぞれを紹介します。

ブラックブリンドル・・・・黒・茶・グレイの混合色のアンダーコートを持ち、アウターコートは黒・濃茶・わずかなグレイの差し毛がある。

シルバーブリンドル・・・・グレイのアンダーコートを持ち、グレイおよび少量の黒色のアウターコートで覆われていて一見して燻した銀色に見える。

ダークブリンドル・・・・シルバーブリンドルを少々黒めにした色で黒めがちに見えるアウターコートに覆われていて白の差し毛が所々に出ている。

イエローブリンドル・・・・ウィートン色(小麦色)のアンダーコートを持ち、アウターコートはウィートン色と黄色と黒色の3色の毛色が混ざって離れてみると派手な黄色に見える。

レッドブリンドル・・・・ウィートン色のアンダーコートを持ち、アウターコートは赤茶色とごくわずかな黒色をしている。

まだ毛色の名称はあると思いますが、大体のところはこれくらいでいいと思います。ブリンドルは各種毛色の混ざり具合とアンダーコートによってブリンドルカラーは変化します。

 

今から32年前に僕がハンドリング&トリミングしていたスコッチはイエローブリンドルでした。しかし、この当時、僕のトリミング技術が未熟でしっかり抜けなかったのであまり綺麗なイエローブリンドルになっていませんがね。

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レオくん、今朝のテレビ番組ZIPに登場するはずでしたが、残念ながら、カットされてしまっていました。。。 レオくん、またの機会に向かってGo!!!!