Kinkakuがアメリカで活躍したこともあり、また、3月のCrufts展にヨシの息子のウィートンカラーのFlashくんがチャレンジすることもありで、少しウィートンカラーのスコッチについて書きたいと思います。今回は、アメリカのウィートンの成り立ちを書きます。
まず、1895年産まれのロインジンジャー(♀)がイギリスよりノーズガイケネルに入舎。
2番目のウィートンは、1911年にウィートンカラー初の英国チャンピオンになったエムス・モーニングニップ(♂)が同じくノーズガイケネルに入舎。
1938年にアメリカのウィートンカラーのレベルアップに貢献したブラックのスコッチ、ヘザー・アセット(♂)が当時アメリカのスコッチ界を代表するディープヘブンケネルにイギリスより入舎。
このアセットのひ孫の1943年産まれのCH.キンクラベン・ワイルドオーツ(♂)が、アメリカで繁殖された最初のウィートンカラーのチャンピオンになりました。
アセットの孫同士を両親とする1949年生まれのCH.カーネーション・ゴールデンガール(♀)が、ウィートンカラーのスコッチとして初めて全犬種展でベストインショーを獲得。
ゴールデンガールから約35年後の1985年、CH.サンドグレッグス・スウィートラブ(♀)が、2頭目のベストインショー犬となる。このスウィートラブは、今でも全時代を通じて最も優れたウィートンカラーのスコッチと言われています。
1985年、CH.ブレーバウンズ・クローズ・エンカウンター(♀)ブラックカラーと、1995年、CH.ゲルフォース・ポストスクリプト(♀)ブラックカラー、この両犬は1985年と1995年のウエストミンスター展でベストインショーを獲得。この両犬ともウィートンカラーの因子を持っています。ちなみに、ギブソン の3代前がCH.ゲルフォース・ポストスクリプトです。
以上をふまえての僕の考えなのですが、良いウィートンカラーのスコッチには良いブラックそしてブリンドルカラーのスコッチが必要であり、良いブラックそしてブリンドルカラーのスコッチには良いウィートンカラーのスコッチが必要です。この考えが実証され、マックスが産まれ、BetsyやKnopaがアメリカで産まれました。
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今日は、大宮のジョン君宅にトリミングに行って来ました。
4日間お預かりしていた八州子に夕方お迎えが来ました。