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コアすぎて困る記録的な何か。

魔改造バイクとか自作系CNCとかの色々。

やっと落ち着いてきました

2019-12-26 23:30:35 | 日記
早いものでもう3週間。


まだ娘の写真のまえでは泣いてしまいますが、まあそれ以外は落ち着いてきました。

面倒ごとは全部弁護士さんに丸投げしてきたこともあり、必要書類を揃えるだけの簡単なお仕事をやってますわ。
とはいえ結構な枚数を揃えたり、色々役所に行ったりはしてますけどね。

しかしながら事故の内容についてはまだ一切明かされていません。
それなりの事故ですからまあ色々あるんでしょうけど、多少は知りたいもんですわ。

進展あれば弁護士さんから逐一連絡が入るようにはしていますが、まあそのうち何かあるでしょ。


で。

自分でも現場を見てきましたが、まあ「なるほど」と言った感じ。

一応、2輪、4輪ともかじったことがあるので、タイヤ跡と状況を考えるとある程度様子がわかってしまいます。。。

そこでまず現場見ながら車の動きを想像してみました。
単純な直線道路で、上り坂になったところで姿勢を崩し、そのままスピンモードに入ってしまい、立て直せずクラッシュ、と言う流れ。

行きかう乗用車を見ていると、登坂に入る直前に少しギャップがあるのを発見した。

それなりに速度が出ていると、普通の乗用車が軽く荷重が抜けるような動きをしていましたね。
しかも少しだけナナメに浮く感じです。

もうこれを見た瞬間にスピンモードに入った原因がわかりました。
これでも元サーキット系ドリフト野郎ですからね。

かなりの速度が出ていたことはすでに明白ですし、しょぼい足回りの車で搭乗者が4人の場合、明らかに姿勢を乱すことは容易に想像できます。

そして運転暦を考えても、高々1~2年程度しか経験してないはずの歳。
まともに車体制御を練習しているとも思えません。

3桁を超える速度領域でのスピンモードの制御はかなり困難です。
足とボディを補強したハチロクですら4速慣性ドリフトに入る場合、相当な操作が必要でした。

実際ミスって壁を登ったこともあります。
まあサーキットでそれなりの装備をしていますから車体は壊れたけど、人間はまあ笑い話で済む程度ですね。

これが何の補強もない、ましてや装備も無い上に、ガードレールに直撃となると相当な衝撃があるはず。
まず車は大破し、人間は自力で体を支えることは不可能ですね。

そして我々のように練習したドライバーでなおかつ事故慣れしている場合、壁に当たる瞬間まで何とかしようと制御を続けることが出来ます。
なのでそれなりに被害を抑えることもできるし、車が反応してくれれば立て直すことも不可能ではありません。

そういう自分たちの目で見ても、あの状況で同様の姿勢の乱れが有った場合、絶対に無傷で抑えることは不可能と予測します。

なので「ココで飛ばすのは無謀」という判断ができるわけであり、自分の制御下において、被害とリスクを考慮、よほどの事が無い限り危険な状態に陥ることが無いように自分をコントロールするわけです。


コレが出来ないのが若いドライバーであり、未熟と言われる所以でしょう。

つまり「無謀」なのです。


最近のライダー、ドライバーはほとんど練習をしないようですね。
免許取ったらそれでおしまい、乗れるから乗るという。

それでいいのか?って思うけど、交通法規を確実に守るのであればそれでOKでしょう。
しかしその最低レベルで運転し、なおかつ無謀をいう速度を出してしまう場合は。。。もう言うまでも無いでしょう。

当然足回りの能力や、「なぜ車は曲がるのか」「なぜこういう操作が必要なのか」という、走るための本当の基礎を知ろうともしない人が多いそうですから、そりゃ事故も減らないでしょうね。

考えられる原因は、明らかな車の高性能化+AT化、それに加え、免許制度の簡素化、利益追求型の影響ではないかな?


つまり、技術を勉強したり練習しなくても、それなりに走ってしまう車が原因であり、それを許容する免許制度も一考の価値あり、ということです。


MTしかなかった時代、練習しなければ車はうまく走りませんでしたよね?
AT化が進んだおかげで低レベルでもそれなりに走れてしまう。

その上、車体性能が大幅に向上してしまったため、トラブルも少なく、「車は何もしなくても気軽にどこにでも行けるもの」という認識に繋がるのがひどい。

その証拠にタイヤの空気圧をチェックする人の減ったことと言ったら。。。

オイルの量見てますか?
パワステオイルの量と見ましたか?

そもそもボンネット開けましたか????


ね?

こんな状態で何が運転なんだろね?

車の何を理解して動かしてるんだろね?

緊急回避とか、異常車体姿勢からの復帰能力とか??

どこまでできるんですかね?


今一度疑問に思いたい。

少なくとも、自分は壁に当たるまで、最後の最後までコントロールできます。
それこそ150km/h以上からドリフトに入れることもできます。
できてました。実際。

そしてその中で姿勢制御ができてましたよ。

これは自分で望んで、自分で勉強し、自分で身につけた「技術」です。

教えてくれませんよ?こんなこと。


なので慢心せず、常に気をつけて乗り物を走らせてもらいたい。

前にも言いましたが。。。


「走り」は「技術」です。


「運転」は「心」です。


過信は禁物、明日はわが身です。


皆さんも事故には気をつけて。

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