こういう男を紛らわしい正規ルート男に据えがち。
グロくて15禁【彩の雫】群青でもそうですし、
◯彩の雫
18禁ヘテ恋【蜜花イけ贄】葵でもそう。後から気付いたのでいえば【蒸れた夏のコト】の舞夜もそうですね。【雨蜜】の生天目もそうなんかな。あんまり生天目は意識してないけど。
ヒロインさんと出会いさえしなければ、人に言われるがまま殺人稼業に勤しみ、そこに多少の後ろめたさはあれど恥知らずでいられた。ヒロインさんと出会いさえしなければ、他人なんてどうでもいい、人と関わりたくない、胸の内を曝すなんて恥じだ、誰にも自分のことなんて理解してほしくない、と思い続け、また実行し続けていたのでしょうけれど。
これ、一言でいうとつまり"俯瞰視点"を持ってしまったんでしょうな。
「"俺からみるヒロインさん"の俺像」 なので、必ずヒロインさんの心情と一致するわけではないのですが、「自分からみた自分」だけでよかったのに、それで済まなくなってしまった。他の奴等からの視点は無視できた、無視してよかった、無視することしかできなかったのに、「"俺からみるヒロインさん"の俺像」にこだわらないでいられなくなってしまったんだな。
依存的で情熱的なこってす。
ちなみに裏話ですけど、【蜜花】葵と【ネイつば】永世はコンパチキャラです。世界観や立ち位置違いますけどメンタリティとしては同じキャラ書いているつもりなので。
【ネイつば】がヒロインさんのガチ恋枠になりがちなキャラがそもそも夫だったら、というところで底抜けに明るいバカなギャル男系の陽キャをガチ恋枠出禁にしたので。
Q.夫は常にガチ恋枠であるべきでゎ?
A.結婚に恋愛を持ち込むと破綻します。
↑と、カレカノいない歴=年齢の未婚者が申しています。
そんな感じで、我欲発掘ニキたちには頑張ってもらいたい。すでに頑張ってんのか知らんけど。
今まではいはい土下座して全肯定イエスマンのラジコン操り人形やってたのに、それがヒロインさんとの出会いを経て、モブ男と思われたくない!俺にも意見や主義思想くらいあるんだ…!ってなってしまうの可愛すぎんか?
この人なんも考えてない頭空っぽで教科書どおりのことを記号的にしか理解してないんだろうな、って思ってたところに、賛否の論を述べられて、考えはあるんだ、みたいな。
戦争はダメです差別はダメですいじめはダメです何故ならダメだからです としか言えなそうなのに、ヒロインさんの前では、「戦争は残酷なことだと思ってはいるんですけど、もし攻め入られるということがあるのなら降伏の道には賛同できないかもしれません」とか言い出すわけです。
ヒロインさん、はぁ?って感じですけどね、いきなりそんなこと言われても(いきなり自我発掘ニキが熱弁を振るうシチュエーション怖スンギ)
男側のほうがスペック高くて顔整いで背丈もあって体力があって、格上で圧倒的に"選ぶ"側で"選べる"側なのが、それがこのテのジャンルの良さみ、魅力、セールスポイントなんですけど、わたくしはここに、女側の劣等感を覚えるわけです。羨ましいな、男次第ではヒロインさんもモブに成り下がるでな、っていう。(ヒロインさんを重大な役職に就ければよい話だが、それは嫌)
だがまぁそう急くな。
格下の相手(=ヒロインさん)にもそれを諾否する権利がある。
ヒロインさん、ガチ凡人じゃなきゃ嫌なんですよ。奴隷とか被差別階級である必要もない。肩書や身分が特筆されるアイデンティティになったらいや。一歩先はモブみたいなヒロインさんがいい。
一歩先はモブだったヒロインさんと出会って自我発掘ニキが発狂すると。
飽きたので終わる