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恋愛 is 恐ろしみがあるな。 A

どうも、恋愛弱者、わいたんポーピーです。
 恋愛弱者というか、恋愛やれないんだよな。ちゃ◯系少女漫画の恋愛の上澄み、一方的なキラキラしたところまでならできるんですけど、付き合うというビジョンにまでは至らないというか。すこ、に酔ってる。

 性的な欲を抱けないんだよな。カッコいい!メンイケ!かわE!は思うんだけど、いざメタモルフォーゼしたいかというと、考えもしなかった、というところ。

 性自認に揺らぎを持ってはいないんですけど、なんだか、2つの性の狭間にいるような感覚ですか。割とありがちなやつです。ただ性自認に揺らぎはなく、異性愛者だと思っています、自分を。
 精神的に未熟だから相手に性的な欲を抱けないのか、元々そういう気質なのかも分かりませんが。これ自覚したの、昨年の今頃というね。

 何度かおかしいと思ったんですが、精神的に未熟なんだろうなって。胡散臭い精神年齢チェックみたいなやつをやったことがあって、真に受けたワケじゃないんですけど、まあ、気には掛かっていて、結果が何歳!とかではなく何歳〜何歳みたいな出方でして、わたくしの結果が5〜72歳だったんですな。極端な精神年齢をしていると。
 だからちょっと人より色々感じたり気付くのが遅いんだろうな……って誤魔化し、誤魔化し。それでいて同年代が結婚していくことに、焦りというか、まだ若いのに!?みたいな、こう、精神的に成熟していないし、精神的な性成熟もしていない気がする。反出生主義的な思想の傾向と性嫌悪の傾向があるから……と思っていたのですが、なんかやっぱり変だなって。

 そういう欲には個人差や体質もあると思うんですが、同年代の子が子供欲しがったり、または子供産んだり、メタモルフォーゼ合体をしたがっていることが理解できなくて。その点に渇望したことがないというか。反出生思想、性嫌悪にそこまでわたくしの真の随まで染まったんか?って。理性と理屈の中に収めていたつもりで。


 この違和に気付いたのが三十路近付いていて昨年の今頃。わたくしは昔、同性愛者に対して、なんで恋愛で自穀するまで苦しむのか、まるきり理解できなかったんですが、そもそも理解する能がなかったんですな。

 不倫や不妊に対する感情もパターン化されて記号化されたものしか分からない。どうつらいのか。不倫はダメ、不妊はツラい、という擬態しかできない。これもパターン化されて記号化された倫理観しかなかった。
 子供が小さいうちから死んだのなら母体若いんだしまた産めばいいんじゃないの、という意見が非難に値することを親と話し合って分かったくらいなんですな。サイコパスではないつもりなんですよ。サイコパスではないと思います
よ。むしろ、勝手にすべて分かった気になって忖度して憤激していますからね。
 わたくしが生まれた時には家族が既にいたけど、わたくしが死んでも二十数年前の暮らしに戻ればいいやんけ、と思う節もあって。家を出て約10年経ってるんですが、10年弱でもどう家族と暮らしていたか忘れているので、まぁ難しいかもなんですけど。わたくしにとって家族はスタートからいたんですが、家族にとってはわたくしは人生の途中にいましたからね、わたくしの居ない世界を知っているワケでしょう。

 話がまとまらないんですけれど、まずわたくしが抱いた違和感というのが、自分はフツーの、いずれは子を持ち結婚もするであろう異性愛者だと思っていたのが高校生までですわ。それなりに好きな異性もいました。初デートは15歳でそれが現段階で最後のデートですね。親から、高校生になるまで付き合うとかダメだからね→大学生になるまで付き合うとかダメだからね という感じで、それを守るつもりがあったか、なかったか、付き合うということはありませんでした。

 性的な関係を結んだこともないというね。親から色気違い・異性のことばかり考えている、というようなモラハラちっくな罵倒を受けたことはありますけれどもね。異性の歌手やアイドルや、異性の話をよくしていたからだと思います。ただそこに性的な欲求は別になかった。だから異性の話はタブーなのだと思いましたね。小学生の自分から「色気違い」と言われるって今思うとヤバいし、その意味も当時分かっていたかどうか。色魔という言葉は知っていたのでもしかしたら分かっていたかもしれませんね、地頭はパァでしたけど妙な知識は同年代の子たちと比べると豊富でした。そのチグハグぶりで天才肌みたいに思われましたけど、時の流れというのは残酷ですね。三十路前に職歴無し引きこもりニートで性的な違和を抱えているんですからね。
 大学進学時に一人暮らし先を決めるときも、両親が話を聞きにきたのですが、案内する人が異性で、「若い異性だからそこに決める気なんでしょう」みたいなことを言われまして。これでも父のほうはそこまで性に厳しい人ではなくて水着のフィギュアとかちょっとお色気要素ある漫画・アニメなんかをわたくしも一緒に観てたんですよね。さすがにェロまでいくと隠していましたが。母も二次元に於けるちょっとしたお色気要素にはそこまで口出さなかったのですが、いざわたくしの、身近にある性的な部分については厳しかったような気がするのはやっぱり、親が子供に「色気違い」という単語を使っていたことで、後から気付く感じですね。このことは一応のところ謝られはしましたけれども。ただやっぱり印象的にはなりますね。

 ヒス持ちでしたから、今は丸くなってるんじゃないですか。悪い親ではなかったですが毒要素も十分に持ち合わせていますね。

 ただ上述のがキズになっているのかどうかは分かりません。やっぱりわたくしの生まれ持った気質の問題なのかも知れませんが。
 
 他者に性的欲求というか性的関心抱くの、めっちゃくちゃ失礼な気がして。それ以前にそこまで考えなかったという点が大きい。ここに気付くのも随分と遅れた。まず同性を好きになってみて気付いたわけですな。
 わたくしは同性の人を好きになったことがあり、しかしそれが恋愛感情かというと分からず、恋愛感情があれば性的な欲求を抱けるものと断じていた当時は、性的な欲求は抱けないので同性のあの人のことは好きではないと判断した途端に分からされるのが、異性に対して好きだと思ったときも同じく性的欲求を抱けていなかったということなんですね。ここまではまだいいんですわ。精神的な成長の遅れで片付けていました。ピーターパン的な思考があったのもマジ。成長したくなかった。何も知りたくなかったんですわな。

 ただ、あまりにもアルバイトに落ちて、世間的なズレを感じはじめた。同年代だと思っていた人(実際は年上だったが)がレスについて悩んでいる。レスで何故悩むのか分からなかった。夫婦関係を結んだことはないけれど、性的にみられていないのに夫婦関係でいられることのほうが愛されていると思ってしまうので。性欲が満たされないから悩んでいるのかと思った。とするとわたくしくらいの年齢になると他者と性行為を欲することになるらしいのだわ。それが恐ろしくなってしまったんですね。わたくしは他者と性行為したい欲がなかったから。性嫌悪といっておきながら性的な関心はあるんですけれどもね……主体が自分でなければ。つまり性交はファンタジーでした。画面の向こうの話。
 マセた同級生が行為を済ませたと聞いた時は、「異世界転生してきましたよ」を真顔にしたバージョンで聞かせられる感じですね。とにかく性がファンタジー。

 自分に性交する可能性があるということが気持ち悪すぎて怖くなっちゃった。

 この性に対する問題は、「性に対する問題」自体としてわたくしの不安の前に現れたわけではないんですね。「性に対する問題」そのものではない事柄の前に、「性に対する問題」でズレまくった価値観・体験によって、まったく違う事柄に懸案事項として横たわるわけなんですわ。
 世間の人々と違うような気がする、この隔たりの正体です、多分、それが。

 性に対する認識、この積み木がわたくしの人生の上に変な乗り方をした。そしてズレたまま、あらゆる経験がそこに合せて積まれていったのかも知れませんね。どこかで瓦解しますよ。
 同性愛者が自穀した話で、「なんで同性愛者を理由に自穀するの?恋愛しなければよくない?創作すれば?」という認識でしたね。わたくしがそもそも恋愛感情に対する葛藤を解する能がなかったこと、性的な問題でズレると別の面で様々なズレが生じてくることなどなど……
 パートナー至上主義というわけではないですし、ただかくいうわたくしも、独身に対しては色々類推しますよ。性格ヤバいのかなとか。とんでもない醜悪な見た目してんのかな、とか。だから結婚してないと世間的信頼を得られないっていうのはわたくしもその価値観持ってますね。

 自己矛盾がありますわ、でも。結婚は結婚相手に手枷足枷くっつけて一緒に崖から飛び降りる行為ですからね!とか言ってるクチですし。
 性嫌悪と言っておきながらめちゃくちゃ性的事柄に興味もありますし。
 成長したくない、何も知りたくない、白痴でいたいと言っておきながら向上心や精神的成長をのろのろと待っていたり。
 
 今5000字弱なんですけれども、ここまで前置きです(笑)
 自叙伝になってしまった。
 
 つまり外的要因から気質の問題か分からんけど、恋愛できんかも知れんということですね。
 異性愛、同性愛、分けるならわたくしは異性愛に属するけれども、はっきり「異性愛ですよ」ともいえないんですね。愛に性的欲求が含まれた場合なんかは特に。異性の肉体は、好きですけれどもね。人格化されたら、そういう目で見るの失礼だろ!ってなってしまう。失礼っていうと相手に責任押し付けてるみたいですね。わたくしが恥ずかしくなる。そういうこと考えるのやめろ!ってなるんですわ。

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