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グラスが空になりましたよ。

ケモノとアルコールとパフォーミングアートをこよなく愛する夫婦の日常&非日常

ケモノ闘病記

2006-08-08 22:45:23 | ケモノ


written by えっち

昨日お知らせしたように、うちのケモノが亡くなりました。今までブログ上で、リアルで、可愛がって下さった方々、ありがとうございます。
さて、このブログを読んでる方で犬を飼ってる方がいれば、少しでも早くその症状に気づいてほしいと思い、ことの顛末を記しておきます。辛いですけど。

最初に異変に気づいたのはえーでした。
「散歩中、おしっこのあとでへたれる」
7月上旬だったと思います。私も何日か後にその症状を目撃しました(そのときはおしっこの直後ではありませんでした)。「もう歳だからかなぁ」などと言いつつ、ただお散歩中一度しか起きない(起きないときもある)ので、獣医さんに連れて行ってもわかってもらえるかどうか、とか、じゃあビデオに撮って持っていこうか、とか話をしていました。痛さは感じてないようなのですが、突然ごろん、と転がってしまったり、腰が抜けたみたいになってもらしてしまったり、ということもたまにありました。ただ1、2分休むとけろりとして(多少元気はなくなるものの)歩き出すのですっかり油断してました。ゴハンも普通に食べてたし。
※後で色々調べると、それだけで原因が特定できるような疾患だったのでした。無知に深く反省です。

その後、えーの発表会やらなんやらでなかなか動物病院に行けない日が続いていたのですが、8月に入って「今まで食べていたドライフードをあまり食べなくなった」「部屋の中にいるときにも同じ症状(よろけて失禁)が起こる」があり、それでは、と近所の獣医さんに連れて行ったのが8月3日でした。今にして思うと最初の兆候から1か月近く放置していたわけで、胸が痛むばかりです。


ふくしま動物病院さん。ハムスター治療で有名らしく、東京をわざわざ縦断して患畜を持ち込む方もいるそうです。

その診断の結果は「鬱血性心不全(僧帽弁閉鎖不全)による心肥大と肺水腫」
左心房と左心室を隔てている僧帽弁がうまく閉まらなくなり、左心室から左心房へ血液が逆流してしまい、左心房が肥大すると同時に循環不全が起き、肺が鬱血して滲み出た血漿が肺に溜まる…という病気だそうです。詳しい解説はこちら、図解はこちら
※以前に書こうとしていた検診ネタはこれでしたが…。

心臓病は進行を遅らせることはできても内科的治療での完治は不可能なので、散歩厳禁・部屋はできるだけ涼しくして心臓への負担は避け、強心剤・血管拡張剤で血液循環を改善し利尿剤で肺に溜まっている水をできるだけ出す、という治療になりました。

その翌日あたりからはだいぶ食が細くなりました。「栄養と体力をつけなければいけないので、食事を摂らないようだったら点滴をしますので連れてきて下さい」と獣医さんにはいわれていましたが、なんとか半量ぐらいは食べるし、水は(利尿剤のせいか)けっこう飲むので、ドライフードの代わりに半生タイプのフードや犬用ミルクを買ってきたりもしました。1日3回は外へ出しておしっこをさせたりもしてました。土曜朝には半生フードをきちんと食べたのですが、その日のうちに全部吐いてしまい、薬も飲み込むのを嫌がるようになりました。で、日曜に速攻で獣医さんへ。点滴してもらってるのがトップ写真です。食べるようなら餌をやって下さい、薬も飲ませて下さい、翌朝一番でもう一度点滴をしますので来て下さい、と言われ、足には留置針(というのかな?)を残して帰ってきました。


死んでしまった後で色々調べてみると、症状として「突然失神するが1、2分で回復」「散歩をいやがる「肩で息をする」「ヘンな咳をする」…。全部あてはまります。もう少し真剣に調べとけばよかった…。とにかく二度とこの轍を踏まないよう肝に銘じるとともに、また他の飼い主さんへの情報として役立つよう、今日の記事を書きました。

老犬が散歩中によろけたら即獣医へ!

ご新規さん

2006-07-24 00:18:48 | ケモノ


written by えっち

以前にシャンプーしてからけっこう経ったので、またケモノを洗いに行かないと、ということになり、最近できたお店のお知らせが来ていたのでお初で行ってみるのもいいのでは、というわけで行ったのがココです。

普段行っているところよりちょっとだけ近く、店もこぢんまりとしてる感じ。獣医さんのところで働いていた方がやっているそうです(クミコさん?)。

換毛期で毛玉が山ほど出たそうですが、本人もスッキリしたように見えました。

顔の周りの毛が空気を含んでふくらんだみたくなっていて、なんとなく目が小さくなったような雰囲気です。しばらくはフカフカでいいニオイが心地よい

死んでる…

2006-07-09 00:02:57 | ケモノ


written by えっち

うちのケモノに限らず、イヌは何かに頭を押し付けて寝ることが多いと聞きました。右に見える黒い棒状のものは、テーブルの足です。

それにしてもこれはなんか死体に見えますけど…

行きつけ

2006-06-18 00:03:49 | ケモノ


written by えっち

うちのケモノのゴハン(ドライフード・シニア用)がなくなったので、近所の行きつけのペット用品店に買いに行きました。ココで買い物をするのはほとんどケモノのゴハンなんですが、ココは他にもペットのシャンプー・トリミングをやってくれます。うちのケモノもたびたびシャンプーをしてもらいに来ます。すっかりおなじみさん。以前は自宅でシャンプーしていたこともあったのですが、2人がかりで風呂でずぶ濡れになって悪戦苦闘になるので、最近はもっぱらココ。
と見ているとやはりシャンプー目的で近所のダックスが来たようです。

店内で接触しましたが、このコずっと眉間にシワが寄ってるような顔してました

今日はたまたまひとりで来たのですが、ケモノ連れで来るとサンプルのフードをオマケしてくれることが多いモヨウ ところがケモノと一緒にこっち方面へ歩いてくると彼の徐々に足どりが重くなり、しきりに帰ろうとします。というのも、うちのケモノはシャンプーが(というより濡れるのが)大嫌い。こっち方面へ来るとよからぬ思い出がよみがえってくるようなのです。濡れると毛がぴったり身体にはりついて、まるで別のイキモノみたいで面白いんですけどね。
ただ、大嫌いとは言っても吠えたり暴れたりということは一切なく、すっかり固まってしまう感じです。まるで「観念しました」と言ってるみたいに。そのため、トリマーさんからは「おとなしいですねぇ~」といつも感心されてしまいます

ヘンな顔

2006-06-08 01:44:54 | ケモノ


written by えっち

うちのケモノはチーズが大好物。ちょっとでも見せると人格(犬格?)が変わります。
まず冷蔵庫が開いてガサガサ、って音がしようものなら、寝ていても飛んできます。
ニオイを感じ取るともう座るわ媚びるわ勝手にお手するわ。ちなみにチーズは犬用の塩分がないやつです。

で、こんなヘンな顔に。
人間で言えば還暦近いオッサンなんですけどね。でもかあいい

上野に6時間いました

2006-05-21 02:06:47 | ケモノ


written by えっち

朝7時半に起き出しました。普段に比べると2時間は早起き。朝食も摂らずに上野へ。とは言っても家から20分もあれば着いてしまいます。行った先は東京文化会館のボックスオフィス、世界バレエフェスティバルのチケット入手のためでした。発売当日なので販売開始は当然10時。1時間半も間があります。並んで待つのは千葉マリンの順番取りで慣れてますが、何もしないとヒマ。というわけで、ヒマ潰しに読む本を昨日買ったわけでした。
ネットや電話でチケットを取るのもいいですが、せっかく現地が近いのですから直接行って買ったほうが確実では? というえーの提案を実行しに行ったのです。

さて早起きして7番目に並んだ甲斐もあり、そこそこの席は確保完了。ところでせっかく朝から上野に来てますし、15時からは別件の用事も入っていて戻って何かするのも中途半端だったので、前から行こうとえーと話していた上野動物園へ行きました。

以下しばらくは、上野動物園でみつけた動物の数々。






よくもまあ、こう色々と進化したものです、と素直に感動。一番下のは、えーが「自然界のものなのに人工の色以上の色が出てる!」と感動してました。しかし、ガイドマップを途中で落としてしまい、名前がわからない…

鳥類ばかりではなんなので、哺乳類も追加。




一番上は集団で狩りをするオオカミの仲間なんですが、これまた名前を忘れました カタカナ3文字だったと思うのですが。でもどう見てもイヌ。その下はスマトラトラ、ミーアキャット、カピバラ(最大のネズミ類)。

ところで「ツチブタ」という哺乳類がいます。「ブタ」の名前がついていてもブタとは何の関係もなく、管歯目ツチブタ科ツチブタ属ツチブタ、という種類。しかもこの「管歯目」にはツチブタ1種しかいない、というナゾの進化を遂げた哺乳類です。その檻の前には「夜行性で昼間は熟睡しています。裏へどうぞ」と書いてあるので裏へ。で、見たら思わず爆笑したので、今日のシメに。

熟睡にもほどがあるー
専門家や飼育係に聞きたかったです。「いつもこうなんですか?」と。

まあ6時間ほど上野にいました。でもこの日のイベントはまだ半分ぐらいしか終わってません。それについてはまた後日

今日は三角

2006-05-16 00:55:20 | ケモノ


written by えっち

んで、今日は昨日に引き続き三角になりました
こいつはだっこ犬で、だっこしたり膝に乗せたりするととたんに大人しくなってしまいます。ん~~カアイイ

四角くなった

2006-05-15 00:34:24 | ケモノ


written by えっち

久々にうちのケモノが面白かったので思わず撮影。
「部屋の隅で丸くなって」って表現はありますが、四角くなっている
今日はちょっとうすら寒かったからかもしれませんねえ。

猫のクリ

2006-05-01 00:22:39 | ケモノ
written by えー

うちにはなぜか通販誌がたくさん送られてきます。その中でも結婚前からえっちのお気に入りなのが通販生活です。もう20万以上も買っていてプレミアム会員になっているそうです

通販生活でものを買うのはもっぱらえっちの役なんですが、今回来たカタログを見て一発で参りました。

か、かわゆい

デザイナーの小嶋サチコさんという方が飼い猫の「クリ」をモチーフにデザインした手作りワンショルダーバッグです。高さが約40cm、幅が約25cmと小ぶりでマチもあまりないので、それほどたくさんのものが入るわけではありません。が、そんなのはどうでもいい もうこのデザインに惚れ込みました さらに内側のファスナー部分を見ると、

に、にくきゅ~~~

もう、速攻でえっちに買ってもらいました
持って歩くときの周りの視線が今から楽しみです。

犬とロッテの不思議な縁

2006-03-31 23:46:31 | ケモノ


written by えっち

今日のテーマはケモノ&やきうです。
「アド街」「WBS」と並ぶテレビ東京の良心(と勝手に呼んでいる)「ぽちたま」が千葉ロッテとのコラボを発表したのは去年晩秋のことでした。テレ東とロッテと言えば、プレーオフ中継でオイシイところを持って行ったかと思えば、4連勝のお蔭で日本シリーズ放映が回ってこなかったという、運がいいんだか悪いんだかよくわからない局です。

その縁なのかはわかりませんが、番組のマスコット犬まさお君の娘・エルフちゃんが、千葉マリンでベースボールドッグをする、という企画は、犬好きロッテファンの私としてもけっこう楽しみ これを機に地上波放送が増えないかなー、思ってみたり

エルフちゃんのデビューはぐだぐだだったようですが、球場で会えるかも…と思うと幕張行きがいっそう楽しみです(前でえーが睨んでます)。

ところで、ボビー・バレンタイン監督の犬好きは有名ですが、こんなブログページを見つけました。ちょうど「ぽちたま」の取材を取り上げてる写真を見て、(大きさは違えど)うちのケモノにそっくりな1頭(一番左のヤツ)を見つけ、思わずいただいてしまいました。

なんとなく不思議な縁を見つけたみたいで、ちょっとうれしい一日でした。

房総日記その6:ライディング

2006-03-25 01:05:02 | ケモノ


written by えっち

初日の雨がウソのように晴れた翌日、初日に入れてた予定を果たしにやってまいりました。館山行のもうひとつ(私にとっては1つめ?)の目的がココ、ホースライディングです。

えーも私も馬は2度目。1年半前にやって以来なので半分以上忘れてます。それでも1頭の馬を代わる代わる乗って約1時間、ようやくちゃんと操れるようになりました。


ちなみにこの馬、8歳の牡馬で北島三郎の持ち馬(もちろんサラブレッド)だったそうです。8歳だとまだ現役で走ってる馬もいますが、この子は故障で引退したとか。ココではさんちゃんと呼ばれてました。
えーは翌日「オシリが痛い」とかなんとか言ってましたが、この乗馬、なんかハマりそうな予感

そんなわけで、いろいろな体験ができた房総紀行でした。次もいけるといいな


そうそう、肝心なことを書き忘れてました。
今回の旅行ですが、あれだけ充実した食事がついて、1人1泊2日でな、な、なんと5250円 これはお得。
ホースライディングも一般客は1時間4500円なのに、保養所利用客だと870円

いやー保険組合様様でしたわ

月がわり

2006-03-02 01:04:41 | ケモノ


written by えっち

「1月行く、2月逃げる、3月去る」とはよく言ったもので、今年ももう3月になってしまいました。せっかくですからうちに下がってるカレンダーを紹介しちゃいます。
1つめはリビングにぶら下げてあるもの。輸入物で海外の記念日や祝日が載っていて、ちょっと興味をそそられます。2つめは寝室にかかってるもの。1つめの姉妹品ですがサイズがやや小さく、使われてる写真も違います。3つめはトイレに下げてあるもの。これだけ国産品です。超広角レンズで犬猫のどアップを撮るのが一時期流行りましたが、あれの流れをくむものです。
家のほうぼうにこういうのがあると、見るたびに顔がとなります。



ついでに、会社の席の後ろにかけてるのがこちら。

これはまあ……趣味のひとつですから……ねっ。あ、会社では公認ですよ。

虐待!

2006-02-16 01:06:44 | ケモノ
written by えっち



普通のイヌ用おもちゃにはあまり興味を示さないうちのケモノ。実は茶色いものが異様に好きらしいです。普段は床に置いてあるダックスのぬいぐるみ(えっちがクレーンゲームで獲得)なんですが、ふとした拍子にケモノによる虐待が始まります。
いったん興奮し始めるともう噛むわ毟るわ振り回すわで、ぬいぐるみはもうデロデロのグズグズです。



こちらはえーの手袋ですが、ナデナデしてるときに見つかってケモノの餌食に
一度くわるとなかなか離そうとせず、ついに写真のような姿になってしまいました。あーあ。

ネコ科のイヌ

2006-02-13 00:28:41 | ケモノ
written by えっち

幸太郎♂(10歳?)です。彼のプロフィールやら生い立ちやらはいずれ語るとして、どう見てもネコ、あるいは孵化する寸前のヒヨコにしか見えないぞ。
シェルティ(シェットランドシープドッグ)なのだから寒いところが得意なはずなのに、寒い場所だと固まる。羊を追っかけるイヌのはずなのに、10分歩かせると息が切れる。だめじゃん。
寝るのと食うのと回るのが大好き。方々のシェルティの主人の話を聞くと、どうも「回る」っていうのはシェルティの持って生まれた習性のようです。

小さい頃に読んだ図鑑だと、ネコやらイヌやらクマやらアザラシやらは「食肉目」ってくくりだったと思うのですが、今は「ネコ目」って呼ぶようです。そりゃ食肉目だって肉ばっかり食べるわけじゃないから、ってのはわかりますが(パンダとかいますしね)、何も「ネコ」に代表させなくたっていいんじゃないでしょうか…。