ボルゾイの『今日は何曜日?』

ボルゾイ一緒に遊びましょう!!

人間なんてララララララララ~♪

2012-05-20 22:44:57 | ボルゾイ

 

明日はいよいよ金環日食ですね

でもお天気が今一つのようですが・・・・・・

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今日の夕焼け

これぞバラ色の空?

さて、昨日ちょこっとふれていたこちら↓の本

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今朝、届いたのでさっそく読み始めました

この「蕁麻の家」は三部作になっていて私が昔読んだのは

たぶん第一部だけだったような・・・・・

で、とりあえず第一部は読み終わったのよ

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時代は昭和初期から戦時中、萩原朔太郎が亡くなった

ところまでで一家が家を建てて上京して来たところから

始まります

当時は時勢がどんどん戦争に向かって行き

徹底した軍国主義と男尊女卑思想が当たり前の頃です

まあ、詳しい話しははしょりますがこの萩原朔太郎という

世間一般ではものすごい超がつく有名な詩人が

父親、家庭人としては本当にどうしようもない人だったんだと

ちょっとした衝撃的な娘による内部告発?暴露本?

そこにもってきて同居していた朔太郎の母親という人が

最悪の婆さんでね~~~~~~

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口癖が「絶対に他人を信じるな!嫁や婿は他人だから

信じられるのは血を分けた子供達だけ

孫は嫁や婿の血が入っているから他人と同じ」て・・・・

しかも朔太郎の嫁は幼い娘2人置いて若い学生と

駆け落ちしちゃったからますますおばあさんは激怒

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底意地の悪さは天下一品

性悪で破廉恥な女の産んだ子共と言う理由で

朔太郎の妹達と一緒になっていじめ抜きます

子共相手に(しかも孫なのに)あそこまで底意地悪く

なれるものなのかと本当に救いようがないというか

ただ時代が最初に言ったようにかなり封建的な時代だった

と言うのも大きく影響はしていたのかな

世間体とか半端ない時代でしたからね

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それにしてもとにかくお金に汚い

自分と娘には信じられないくらい湯水のごとく使うのに

孫にはまともに食事もさせない

着替えの制服すら買ってやらない

今で言うところの完璧なネグレクト

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当の父親の朔太郎は仕事や飲んだくれるのにかまけて

娘達はまったく放置

誰も娘に生きていくすべを教えないから当然のごとく

最悪の方向にひたすら進んで行ってしまうと言う

なんともやりきれない内容でした

まあ、いつの世にもこういう人はいるのですが

(実際、虐待のニュースがあとを絶たないですものね)

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お金に執着し、何でもかんでも人のせいにし

自分を客観的に見られない

世界は自分の為に回っている

私の物は私の物、あなたの物も私の物

私が言う事が一番正しい

世の中周り中敵だらけだから誰も信用できない

口を開けば人の悪口しか出て来ない

思い通りに行かないと当たり散らし・・・・・・・

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まるでどこかの国の暴君のようです

でもこう言う人ってどこまで行っても満足する事がないから

いつまで経っても幸福感が得られない

ある意味お気の毒なひとですよね

(ま、当人は気付いていないからそうは思っていないのですが)

ちなみにこれって「幸せになれない人の条件」て言うのに

全部あてはまってます

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この娘葉子の子共である萩原朔美さんが書いた

もう一冊の母についての本の中にこのおばあさんや

朔太郎の妹達の写真がいくつか載っているのですが

妹達はともかくおばあさんの顔

全然幸せそうじゃないのが印象的でした

さて、これから続きの第2章にとりかかります~

 



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