イソハエトリ 2011年07月19日 | ハエトリグモ科 ここは昔は海水浴場でした.かっての賑わいは見られませんが,少数の若い人達が泳いでいます.ビキニよりクモの方に惹かれるvittata爺が,海に背を向けて岩肌を調べています.丹念に見ていくと,イソハエトリが見られます.このハエトリは大変敏捷で,ストロボ撮影ができません.つまり,発光に驚いて1/250秒の間に動いてしまうのです.ASAを上げて自然光で4,5回撮れば1回くらいは成功します. (広島市南区 2011年7月)
コガネヒメグモ♀ 2011年07月19日 | ヒメグモ科 梅雨が明けると,ヒメグモの姿が急に減りました.この時期から現れるヒメグモを捜して葉っぱめくりをしました.目の高さに不審な糸があります.パラグライダーの操縦紐のような形状です.糸はテーブル状の枝葉から,空間を経て40cm上方の傘状の枝葉に引かれています.傘状枝葉の一枚の葉裏に卵嚢と♀がいました. (広島県廿日市市 2011年7月)
コオニグモモドキ♀ 2011年07月18日 | コガネグモ科 クモではないような名前を付けられた,気の毒なクモです. この個体を見たときヤミイロかオオクマヤミイロだろうと思って一時預かりしました.腹部下面を見ないと判別できないからです.持ち帰って下面を見てビックリ! ヤミイロの黄斑がありません.腹部背面をよく観察すると,黒斑の形がコオニグモモドキに似ています.いや,絶対にコオニグモモドキです. 12月25日追記 誤ってオオクマヤミイロオニグモ♀の写真を載せていました.改めてコオニグモモドキ♀の写真を掲載します. 室内で撮影 (広島県廿日市市 2011年7月) (オオクマヤミイロオニグモ♀) 野外で撮影 (広島県安芸太田町 2011年7月)
ギンメッキゴミグモ♀ 2011年07月18日 | コガネグモ科 白銀のようなギンメッキゴミグモにも,黒い個体がいることをくも子さんから教わりました.気に留めて見ていたら,,,いました! 真っ黒ではありませんが,初めて見る黒い個体です. (広島県廿日市市 2011年7月)
コケオニグモ♂ 2011年07月17日 | コガネグモ科 受難続きの雄です.私が通り掛かった時,一本の太い糸が風に煽られていました.下端はヒメジョンから,上端はハンノキの枝先に,,,高さは3.5m位です.雄は枝先に止まっています.しばらく眺めていたら,糸を伝って降りてきます.慌ててカメラを向けましたが,風に揺れてピントが合いません.その内,私に気付き一目散に駆け上りました. 翌日,巣網を張り直していることを願いながら行ってみました.おむすびを食べながら,その場所を眺めていると,アベックがやってきました.突然前方を見ながら立ち止まりました.そして腰をかがめ頭を低くして何かを避けました.その時アベックの前に雄の姿が見えました.慌てて駆けつけ捜してみると,地上3mのヌルデの葉先に下がっていました.しばらくすれば,また降りてくるだろうと思い残りのおむすびを食べました.そして10分後,行ってみると,,,,,,,,,虚しく糸が風になびいており,,,,,,,. 前日の,, 翌日,,, (広島県廿日市市 2011年7月)
ヤマオニグモ 2011年07月16日 | コガネグモ科 大きな網に出会いました.モミの下枝と地上のヒメジョオンの間(3.5m)糸を掛けています.下枝には三ヶ所,ヒメジョオンに一ヶ所に経糸が着いています.上の方が大きい卵形の網になっています.甑の位置は地上から2m位です.昼間の住居は中央の経糸が着いている下枝にありました.他の網にも一頭いました. ♂は樹幹の根元を上方に向かって這っていました.以前見た♂は黒色型でしたが,今回の♂はビジュアル系です. 画面の中央に背を見せて止まっています 上の写真の♀ 他の網の♀ 樹に登っている♂ (広島県廿日市市 2011年7月)
ナミコモリグモ♀ 2011年07月15日 | コモリグモ科 オオヒカゲが飛来する林内の湿地,,,,ふと足下を見ると,たくさんのコモリグモが這っています.皆卵嚢を持っています.一時間後,じっくり撮影しょうと腰を落として辺りを見廻すと,,,アレ~! 一頭もいません.(あぁ~,とうとう幻を見るようになった!) (広島県廿日市市 2011年7月)