クモ腹部の斑紋には,かってあった腹節を思わせる紋様があります.その形と色彩の多様性には目を見張るものがあります.(私がクモにカメラを向けるようになった原点です)
この複雑な斑紋の中に,基本的な斑紋パターンがいくつかあるようです.最も顕著なものに「アトグロ型」があります.ヤマシロオニグモではよく見られますが,ワキグロサツマノミダマシにも出現するのには驚きました(沖縄のクモ図鑑)
オオクマヤミイロオニグモの幼体を撮影していたら,これにもアトグロ型がいました.同属のヘリジロオニグモにあるので(沖縄のクモ図鑑),意外なことではありませんが,,,,.
背面
腹面
広島県廿日市市 2010年10月