蜘蛛

クモの写真

ニシキオニグモ♀ その後

2010年10月25日 | コガネグモ科
10月16日に掲載したニシキオニグモを訪ねてみました.下流側の欄干に,網はありましたが主がいません.上流側の欄干をみると大きな網があります.網の真上の張り綱に呼糸を曳いた足先が見えました.こちらに移動したようです.
呼糸をたどって,よう~く見ると,キレ網になっています.ここは谷川の上なので,風の影響が大きいからでしょう.




広島県廿日市市 2010年10月

オオクマヤミイロオニグモ♂タイプ

2010年10月24日 | コガネグモ科
クモ腹部の斑紋には,かってあった腹節を思わせる紋様があります.その形と色彩の多様性には目を見張るものがあります.(私がクモにカメラを向けるようになった原点です)
この複雑な斑紋の中に,基本的な斑紋パターンがいくつかあるようです.最も顕著なものに「アトグロ型」があります.ヤマシロオニグモではよく見られますが,ワキグロサツマノミダマシにも出現するのには驚きました(沖縄のクモ図鑑)
オオクマヤミイロオニグモの幼体を撮影していたら,これにもアトグロ型がいました.同属のヘリジロオニグモにあるので(沖縄のクモ図鑑),意外なことではありませんが,,,,.


背面


腹面
広島県廿日市市 2010年10月

ヒメグモ?幼体

2010年10月19日 | ヒメグモ科
標高1000m,葉陰にヒメグモらしきクモがいました.体長1mmちょっと,,,小さすぎてAFが効かない.MFで数枚撮りましたが,ピントが合ったものはありませんでした.
(ツリガネヒメグモかカグヤヒメグモあたりでしょうか,,,)


広島県廿日市市 2010年10月

ニシキオニグモ♀

2010年10月16日 | コガネグモ科
キノコの撮影に渓流沿いの芝生広場へ立ち寄りました.ふと吊り橋を見ると,クモの巣が目に着きました.張綱と欄干の間に点々と巣網があります.その中に一張り大きな網がありました.近付いてみると,巣の上の張綱に主のニシキオニグモが止まっています.他の巣網は全てメガネドヨウグモ幼体のものでした.




この空間に巣網があります.主は写真中央上の,張綱の下側にいます.

広島県廿日市市 2010年10月

アカオニグモ

2010年10月10日 | コガネグモ科
草原のマルバハギにアカオニグモの住居がありました.這い蹲って下から覗いて見ると住人がいません.その住居から,30cm左斜め下にも住居があります.覗いてみると,こちらには住人がいます.
ここ数日風が強いので,風を避けて引っ越したようです.主は少し赤くなっています.


(空き家)


(新居)


(住居の天井にいる♀)




同じ草原に,蛾の繭のように糸を張り巡らした住居がありました.産室ではないかと思っています.小さなクモが1頭いますが子グモではないと思います.大きな個体ですが,体色は薄く未熟な♀と思われます.それに,室内に卵嚢らしきものがありません.


(糸を張り巡らした繭のような住居)


(画面下方に小さなクモが,,,,)


(室内の♀)
広島県安芸太田町 2010年10月