
小才は縁に出合って縁に気づかず
中才は縁に気づいて縁を生かさず
大才は袖すり合った縁をも生かす
へ〜〜
身近にいるかも、縁繋ぐの上手な人が。
音楽関係の昔話。
とある趣味の会で初めて会った日に、私のなんてことない音を聴いて衝撃を受けたみたいで「こいつは何か隠してる、秘めたるものがあるはず、仲良くなれば自分の出来る事が増える」と思って即LINE交換してきて、鬱陶しいくらいくるから私が無視しても毎回スタンプ送ってきてたような人で。
すごく人当たり良く感じが良いのだけど、中身は合理的で自分にとっているいらないの差が凄くはっきりしてる。拒否るとかはしないし色んな人を自分の手駒として残しておくけど、そういう感じで人をコントロールするために色々考えて発言行動しているのがほぼ顔に出ない。ナチュラルで嫌味も無い。その辺は生きやすそうで羨ましい。
耳が良いんだと思う。こういうと凄く上からみたいだけど、何故かと言うと、過去の私と関わった先生陣の発言を踏まえて考えれば、その先生たちと同等の耳持ってるんだなって、ただ勝手にそう思っているだけです。何言われたかは書かないでおこう。
その人が前にちらっと話した「1番相性良い」と言ってくれた人で、私のヴィブラートは深いと言って聞き続けて研究してちょっと似てきたんで、ちゃんと良い影響与えられてて良かったと思いつつ、私は逆にその人の荒さが良くも悪くも加わったという感じ。
演奏に関しては、あんたら足して割ったらちょうどいいなんて言った先生もいたけど、本当にそうなっちゃったかも。
なんだかんだ経てもう何年も経つんですけどね。お互いにとって曲も編成も少し広がって、昔よりは視野も広がったかな。今も別に知識があるわけでもなしわかってない事の方が多いけど、昔は本当何も考えてなかった。単純に音色が良いか悪いかとか、音程がどうミスがどうとか、そんな浅はかな程度しか考えてなかったと思います。
ああ今何故相性が良いと言うのか少しわかったかもしれない。単純に演奏の仕方は真逆だし合うとは思ってないけど、大方考えてることが似てるのかも。だからノリを合わせられるというか。本質を探ったりあらゆる角度で分析しようとするのも好きだし、でもそれを表で披露したりするのは別に興味無く、あと意味の無い事はしたくないというところも似てる。意味のある事のために無駄な事はするんだけど。あと怠惰のところと。
専門的にやってきた人間同士で、似たような仕事の仕方、音楽の付き合い方をしてて、同世代で価値観が似ていて、平日に閉ざされた特定の遊びの場所で出会うって割と確率低いじゃないですか。私が問題無く無難に大学出て無難に音楽の仕事してたら(何してたか、出来てたかはわからないけど)その場所には行かなかったと思うし、おそらく出会ってないなと思うので、不思議だなと。
余談
弦ってソロでも出来るし楽しいけど、誰かがいないと出来ない曲があるから微妙。ピアノは1人で完結出来て良いですよね、ピアニストからすれば皆と出来る弦などは羨ましいとよく言う人いますけど、1人で出来るって全て自分の都合で進められるし楽で良いなと。例えばオケ曲が好きでも、🎹だとアレンジで弾けちゃう。弦はなかなか1人では壮大感て出せない。
だったらなんで私🎹専攻にしなかったんだろって思うけど、あんまり興味出なかったんだよな。
いや勿論合奏も楽しいですよ、分かり合えた時なんかは達成感や感動すら覚える。(自分に酔いしれるとかじゃないですよ)
でもこの曲やりたいってなった時、周りに同じようにやりたいと思う人、弾ける人がいないと仕上げようがないので初手から時間がかかる。1人で全パート弾けるようにしたとしても、一度にそれは演奏出来ないから集合体は録音でしか聴けない。
だから自分が最低4人は欲しい。楽器弾く時だけ分裂したらいいのに。
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