第2章 ファイル・ディレクトリの操作と管理
メモ
- ファイル操作コマンド
- ls
- cp
- mv
- mkdir
- rm
- rmdir
- touch
- file
- type
- ファイルの検索
- find
- locate:予め作されたデータベースを使うため、findより高速。
- updatedb:データベースの更新
- which:コマンドの絶対パスを表示
- whereid:指定されたコマンドのバイナリファイル、ソースコード、マニュアルの場所。
- ファイルの圧縮・解凍
- 圧縮:gzip、bzip2、xz
- 解凍:gunzip、bunzip2
- アーカイブの作成・展開
- 圧縮:tar cvf
- 解凍:tar xvzf
- ddコマンド
- 入力側に指定したファイルからの入力を、ファイルもしくは標準出力に送る。
- 例:ディスクの内容を、パーティション情報やファイルシステムごとコピーすることができる。
- アクセス権・所有権
- chmod
- SUID, SGID
- スティッキービット
- umask
- chown
- chgrp
- chmod
- ハードリンク、シンボリックリンク
- ハードリンク:ln
- シンボリックリンク:ln -s
- FHS(Filesystem Hierarchy Standard):ファイルシステム階層標準
- /bin:基本的なコマンド。一般ユーザーでも実行可能。
- /sbin:システム管理に必須のコマンド。rootユーザーのみ実行可能。
- /etc:システムやアプリケーションの設定情報、スクリプトファイルなど
- /dev:ハードディスクやDVD-ROMなどのデバイスファイル。
- /lib:共有ライブラリやカーネルモジュール。
- /media:DVD-ROMなどリムーバブルメディアのマウントポイント。
- /mnt:一時的にマウントするファイルシステムのマウントポイント。
- /opt:パッケージ管理の仕組みを使ってプログラムがインストールされる。
- /proc:カーネル内部の情報にアクセスするための仮想的なファイルシステム。
- /root:rootユーザーのホームディレクトリ。
- /boot:起動に必要な設定やカーネルイメージ。
- /home:ユーザーごとのホームディレクトリ。
- /tmp:一時ファイル
- /var:ログファイル、メールやプリンターのスプール。
- /var/cache:manコマンドで表示するために整形したデータなど、一時的なキャッシュファイル。
- /var/lock:アプリケーションが排他制御を使うためのロックファイル。
- /var/log:ログファイルが書き出される。
- messages:システムのログファイル
- maillog:メールシステムのログファイル
- /var/run:システムの状態を示すファイル。
- /var/spool:印刷待ちのデータ(lpd)や予約されたジョブ(at)などの処理待ちのデータ。
- /usr:コマンドやユーティリティ。
- /usr/bin:ユーザーが一般的に使うコマンド。緊急時に必須ではない。
- /usr/sbin:システム管理コマンド。緊急時に必須ではない。
- /usr/lib:プログラムに必要な共有ライブラリ。
- /usr/local:ローカルシステムで必要とされるコマンドやライブラリ、ドキュメント。
- /usr/share:x86やx86-64といったシステムアーキテクチャに依存しないファイルが配置される。
- /usr/src:Linuxのカーネルソースなどのソースコード。
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