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『Linux教科書 LinuCレベル1 Version 10.0対応』:第2章 ファイル・ディレクトリの操作と管理

2021-04-11 14:25:40 | LinuC

第2章 ファイル・ディレクトリの操作と管理


メモ

  • ファイル操作コマンド
    • ls
    • cp
    • mv
    • mkdir
    • rm
    • rmdir
    • touch
    • file
    • type
  • ファイルの検索
    • find
    • locate:予め作されたデータベースを使うため、findより高速。
      • updatedb:データベースの更新
    • which:コマンドの絶対パスを表示
    • whereid:指定されたコマンドのバイナリファイル、ソースコード、マニュアルの場所。
  • ファイルの圧縮・解凍
    • 圧縮:gzip、bzip2、xz
    • 解凍:gunzip、bunzip2
  • アーカイブの作成・展開
    • 圧縮:tar cvf
    • 解凍:tar xvzf
  • ddコマンド
    • 入力側に指定したファイルからの入力を、ファイルもしくは標準出力に送る。
    • 例:ディスクの内容を、パーティション情報やファイルシステムごとコピーすることができる。
  • アクセス権・所有権
    • chmod
      • SUID, SGID
      • スティッキービット
    • umask
    • chown
    • chgrp
  • ハードリンク、シンボリックリンク
    • ハードリンク:ln
    • シンボリックリンク:ln -s
  • FHS(Filesystem Hierarchy Standard):ファイルシステム階層標準
    • /bin:基本的なコマンド。一般ユーザーでも実行可能。
    • /sbin:システム管理に必須のコマンド。rootユーザーのみ実行可能。
    • /etc:システムやアプリケーションの設定情報、スクリプトファイルなど
    • /dev:ハードディスクやDVD-ROMなどのデバイスファイル。
    • /lib:共有ライブラリやカーネルモジュール。
    • /media:DVD-ROMなどリムーバブルメディアのマウントポイント。
    • /mnt:一時的にマウントするファイルシステムのマウントポイント。
    • /opt:パッケージ管理の仕組みを使ってプログラムがインストールされる。
    • /proc:カーネル内部の情報にアクセスするための仮想的なファイルシステム。
    • /root:rootユーザーのホームディレクトリ。
    • /boot:起動に必要な設定やカーネルイメージ。
    • /home:ユーザーごとのホームディレクトリ。
    • /tmp:一時ファイル
    • /var:ログファイル、メールやプリンターのスプール。
      • /var/cache:manコマンドで表示するために整形したデータなど、一時的なキャッシュファイル。
      • /var/lock:アプリケーションが排他制御を使うためのロックファイル。
      • /var/log:ログファイルが書き出される。
        • messages:システムのログファイル
        • maillog:メールシステムのログファイル
      • /var/run:システムの状態を示すファイル。
      • /var/spool:印刷待ちのデータ(lpd)や予約されたジョブ(at)などの処理待ちのデータ。
    • /usr:コマンドやユーティリティ。
      • /usr/bin:ユーザーが一般的に使うコマンド。緊急時に必須ではない。
      • /usr/sbin:システム管理コマンド。緊急時に必須ではない。
      • /usr/lib:プログラムに必要な共有ライブラリ。
      • /usr/local:ローカルシステムで必要とされるコマンドやライブラリ、ドキュメント。
      • /usr/share:x86やx86-64といったシステムアーキテクチャに依存しないファイルが配置される。
      • /usr/src:Linuxのカーネルソースなどのソースコード。


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