辛連れ苦者(つれづれくさ)

住民の健康に奉仕?するプライマリケア医です

α55を運動会で使ってみて

2010-09-19 11:13:33 | デジカメ
昨日は、子供たちの運動会であった。
先日購入したα55SAL70300Gを装着して、以前より使っているα700にはミノルタ100-300APO(D)レンズを装着して持参した。
α55を外に持ち出すのは初めてであったし、まだ今一つ使い方を熟知していない。さらにEVFがどのようにみえるかがとても不安だったので、α700も待ち出した次第である。
子供たちが出場しない徒競走で、α55を使って撮影してみたが、なかなか被写体を追うことが出来ない。設定でオートレビューが入っていると、シャッターから指を放した瞬間にEVFがブラックアウトしてしまうのが大きな原因と考えて、オートレビューを切にして撮影すると、かなりマシにはなったが、それでもやはりα700に変えて撮影してみるとやはりファインダー像が見やすく、運動会のような似たような姿の子供が大勢いる中で個人識別を行うのには、光学ファインダーの方がずっと見やすいので、被写体を追いやすくなる。ただ、10枚/秒の高速連写の時もAFは十分過ぎるほど高速に動いていて、AFが一時的に外れてピンボケの写真が出来ても、次の写真ではちゃんとAFが合っているといった写真もあって、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる状況にはなる。一方、α700の方は中央限定ながらも古いαレンズを使っても5枚/秒でAFを外すことはほとんど無く、今のところ、運動会にどちらのカメラが適しているかと聞かれると、α700と答えるであろう。

画質はと聞かれると、好みの問題も大きいが、α700の方が私は好きである。α55は、まだ私が愛用しているRAW現像ソフト「SILKYPIX」に対応していないので、α700のようにRAWで撮って好みに現像というわけにはいかないので、撮って出しのJPEGでの比較にはなるが、α55の方が、コントラスト、彩度が高く、α700ではどちらかというと露出オーバーになりがちだったのが、どちらかというとアンダーになりやすい。
α700はとフィルムっぽい画質だが、α55はテレビっぽい画質といったら分かりやすいだろうか?何となくα55の画質はビデオから切り出したようである。本当に、至る所がデジタルっぽいカメラである。



α55+SAL70300G SS1/1000 F5.6 ISO100 スポーツモード


α700+Minolta100-300APO(D) SS1/1000 F7.1 ISO200 スポーツモード  
SILKYPIXにて出来るだけ彩度を上げてα55に近づけている

α55購入!!

2010-09-11 23:40:05 | デジカメ
20年以上のαマウントユーザーである私は、最近、αマウントを継いだSONYから魅力的なカメラが出ないなと思っていた。かといって、他社のマウントに乗り換えるほど他社が魅力的なカメラを出しているかと言えば、そうではない。さらに、SONYはEマウントという新しいマウントとともにNEXという小さなレンズ交換式カメラを出し、このままαマウントから撤退するのではないかと心配していた。
しかし、8月24日にα55というαマウントのカメラを発表してくれた。いわゆる入門機ではあるが、スペックが魅力的で思わず、予約してしまった。何が魅力的かと言うと、今考えられるデジタルの利点といわゆる一眼レフの利点を同時に詰め込んでお互いの欠点を補っている初めてのカメラと考えられるところである。いわゆる一眼レフでは、AFは位相差方式が使われAFが速い代わりに、ファインダーでしか構図をみることができない。ここ2年ほどの間にコンパクトデジカメのように背面モニターをみながらでも写真を撮れる一眼レフや一眼型デジカメも登場したが、AFが遅かっり、手振れが起きやすかったりで、個人的にはあまり利点を感じられないでいた。さらに動画も撮れるものもあるのだが、AFがうまく追いつかずに、被写界深度も浅いためピンボケの時間が多かったりしたので、この機能もあまり魅力的には感じなかった。それが、α55では
「ソニー独自開発の「トランスルーセントミラー・テクノロジー」の採用により、高速・高精度な位相差検出AFが常に被写体にピントを合わせながら、最高約10コマ/秒の高速連写を実現。」
「トランスルーセントミラー・テクノロジー」により、世界初の動画撮影中も高速・高精度の位相差検出AFが働く、フルハイビジョンムービー撮影機能を搭載。」
と、動くミラーの代わりに固定式のハーフミラーと最新のデジタル技術を融合させ、今までのデジタル一眼レフやレンズ交換式カメラの欠点をうまく排除している点が素晴らしい。

昨日来たばかりで、まだ、まともに写真も撮っていないが、第一印象は「軽くて小さいな」というところである。今使っているα700の2/3程しかない。ファインダーは一眼レフとは違い、EVFという小さな液晶をのぞきみる形となるのだが、意外に追従性はよく、昔使っていた「DiMAGE A2」というカメラよりも随分見やすい。特に暗いところではノイジーな画面になるのはしょうがないにしても、追従性には問題なく、DiMAGE A2の時のように白黒にもならないので、EVFも随分実用的になったものだと感心した。

肝心の画質だが、AWBが少し赤が強い感じがするのと、ノイズが少ないが解像感もその分犠牲になっている気がする。寝室の5m程先にある目覚まし時計を、50mmマクロ/2.8で撮影して、原寸大表示にして切り出してみた。ともにSS1/60、F4 ISO200のAWBである。左がα700(1224万画素)、右がα55(1620万画素)で大きさが、多少違う。



この写真で気になるのは、α55の方で逆光部分に色収差がみられること。同じレンズを使っていることを考えれば、逆光時にハーフミラーがプリズム様に働いてしまっている可能性が高い。

来週は、子供の運動会である。うまく写真やビデオが撮れることを期待している。

キッザニアでの写真撮影

2010-04-04 17:42:49 | デジカメ
先日、キッザニア甲子園に行ってきたのだが、ここはパビリオンの外からではあるが、自由に写真を撮ることが出来る。しかし、ここでの写真撮影はかなり難しい。キッザニア内は夜の街の設定であるので、全体に薄暗く、パビリオン内は明るいのだが、ガラスで仕切られているものが多い。そこで、普通のコンパクトデジカメでAUTOモードで撮影すると下の写真のようになってしまう。



ガラス越しでフラッシュが光ってしまうので、ガラスの汚れや反射が入り込み、心霊写真のような影が写り込んでしまう。フラッシュを切ると感度が上がって、コンパクトデジカメでは、ほとんどL判にも印刷出来ないほどのノイズが多い写真になってしまう。

多くのパビリオンでの暗さと、子供の動き、ガラス越しであることを考えると、ISO800-1600、出来ればISO3200で撮影しても、解像感があり、ノイズの少ないデジカメが必要になってくる。すると、選択出来るカメラはフォーサーズ、出来ればAPS-Cサイズ以上の撮影素子を持っているカメラが必要になってくる。さらにシャッタースピードが遅くなるので、出来れば手振れ補正レンズ若しくは手振れ補正の付いた本体を持つカメラがベストになってくる。
ガラス越しの撮影が多いのでPLフィルターの使用も考えたが、ズームレンズしか持って行かず絞りが開けられなかったのでISO800や1600で1/40から1/60のシャッタースピードしか稼げず、ズームレンズではPLフィルターの使用も難しいだろう。


ISO800,F5.6,SS1/40 焦点距離40mm(35mm換算60mm)ガラス越し

ISO1600,F5.6,SS1/60 焦点距離60mm(35mm換算90mm)ガラス越し

では、どの程度の焦点距離が必要かというと、これもパビリオンや子供の位置によって相当変わってくる為、なかなか難しい。今回、私はα700にSIGMAの18-200/F3.5-6.3というズームレンズで撮影したが、以下のグラフのように焦点距離は18-135mm(35mm換算で27-200mm)で約95%、18-75mmで約80%の焦点距離がカバー出来ることが分かった。



結論としては、キッザニアで子供を奇麗に撮影するにはAPS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラで、24mmや50mm、85mmの明るい単焦点レンズを3-4本用意して何度も交換するか、17-70mm程度で明るめ(F4以下)のズームレンズを用意し、PLフィルターを着け外しするのが最も良い選択可もしれない。また、手振れ補正も付いていた方がベターだろう。
なお、パビリオンによってはパビリオン内でカメラマンが写真撮影することがあり、それを2L判で印刷し1000円で売っているので、記念に数枚写真があれば良いという人にはこれで十分であろう。また、カメラマンに写真撮影を依頼することも可能みたいなので、お金に余裕がある人はそれに頼るのも良いかもしれない。

しかし、私のように、写真はほとんど印刷せずに、パソコンやフォトフレーム上で観賞する人には、こういう写真サービスってあまりうれしくない。写真を買ったら、画像データをダウンロードしたり、CD-ROMなどで画像データを購入出来た方がずっとうれしいのだが・・・・・・


DMC-FT1をスキー場で使ってみて

2010-02-07 17:44:40 | デジカメ
昨年の3月にFT1を購入して、夏に川湯温泉で使ったが、このカメラを購入した1番の目的はスキーで動画を撮ることであった。昨年の3月は結局スキーに行くことは出来ず、今年になってようやく4日ほどスキーで使用してみた。といっても、ほとんど雪に降られず、防水カメラとして機能はほとんど必要なかったと思われるが・・・・・・
先日発表されたFT2は耐低温性能も謳っており、-10℃まで使用可能とされているが、このカメラは、防寒に対する保証はなく、0℃~40℃が推奨使用温度となっている。しかし、きそふくしまスキー場での気温は-6℃から0℃くらいと思われたが、全く問題なく使用出来た。ただ、防水のパッキンなどには問題があると思うが、晴れていたので、そのあたりは分からない。意外だったのがバッテリー。低温の中でも結構持ち、1日スキー場で50枚ほどの静止画と10分ほどの動画を撮る分には、バッテリーの目盛は一つも減らなかった。
静止画の画質は、それほど感動するものではなく、かといって特に大きな欠点もない。ただ、望遠側で解像感が悪くなるのは、スキー場でも同じであった。モード設定ダイアルには雪モードがありスキー場での青かぶりを防いでくれるが、意外にも他のモードでも青かぶりはあまり気にならなかった。

雪モード


風景モード


動画はHDで十分奇麗と言える。私のように、子供を追いかけてとる分には、AFの追従性も画質も文句なし。手振れ補正の効果は、今までスキー場で使っていて電子式であったOptioW30と大きな差はないように思われた。

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以上のように、私のような使い方では、このような防水カメラは、小さくて持ち運びも便利であり、スキーには持って来いである。あとは、ゼッケンのようなカメラケースがあれば、スキーをしながらいろいろなコースを撮影する楽しみが出来るのだが・・・・・・

子供の運動会

2009-09-24 20:54:08 | デジカメ
9月19日は子供たちの運動会であった。娘もようやく小学校に入り、今年から運動会は1回で済むのがありがたい。
今年も、昨年と同様α700+SAL70300Gの組み合わせ1本で撮影したが、やっぱり運動会ではこの焦点距離のズームが最良だと再確認した。

写りも非常に満足行くもので、解像感も立体感もあり、時々自分が撮ったものかと驚く写真があることもある。
ただ、α700で動体を追いかけるとセンターのAFポイントでしか追いかけられない。他のAFポイントではすぐ迷ってしまうのが難点で、組み体操などではよいのだが、表現など動きが複雑なものではAFが合い難い。400枚撮影して、合焦していたのは360枚ほど、約90%合焦率であった。
しかし、私の腕では子供をフレームの中に収めているのがやっとで、正直、センター以外でピントを合わせようは思わないが・・・・・・