質屋の利用者のブログ

質屋を利用する生活者です。いろいろな質屋を利用した時の感想や情報を書きます。

入院費用を質屋で調達

2013-07-30 21:47:26 | 日記
何かと入院までの外来診療費や、入院のための必需品を買い揃えたりする費用がかかり、また、退院後も外来診療費が追加でかかり、質草を差し入れて資金を調達した。

私はかつて掛け捨ての生命保険に加入していたが、脱退し、毎月、数千円を貯めては貴金属を買い、生活費が不足する事態に備えた質草に代わりにしていた。


生命保険から脱退して10年近く経過して、積み立てていた貴金属もそれなりに集まった。

その貴金属が、日常の資金不足や、急な入院医療費の質草として役に立ったと勝手に思っている。

極めて長期な入院や、高度先端医療、自由診療費なら、生命保険に加入しているか、相当な貯金や資産がなければいけないが、それらの治療をあきらめているなら、生命保険に加入せず、短期的な入院医療費のために毎月、コツコツと貯金するか、質草を買っておけば良いと個人的に勝手に思っている。


質屋の利用は、自己の所有する動産で、短期、少額、低利の利用を基本とするところにしたい。



退院と質屋生活

2013-07-30 14:49:23 | 日記
ちょっと強引にタイトルをつけてみた。

先日、退院した。

前回、書いたように、高額な医療費が見込まれる場合、事前に医療費の自己負担額が減額になる「認定証」を入手すれば、貯金が少ないとか、加入している生命保険からの契約者貸付を利用出来ないとか、そんな場合でも、質屋で資金調達すれば、多額の借り入れをしなくて済む。

私は一週間の入院で個室も使わず、医療費やその他の雑費、食費で4万円程度で済んだ。

もちろん、医療費は所得額にもよって負担額が変わるので注意が必要であるが、医療費を、質屋で調達しなければならない患者は、概して低額所得者であろう。

あるいは低額年金生活者だろう。

この認定証制度は、まだ導入されてから比較的年数が新しく、以前は必ず、窓口で最高3割負担をしなければならなかった。

そうした時代には、高額療養費の還付までの数ヶ月間、かなり苦しい生活費のやりくりになるし、質屋から高額な融資で調達したならば、分割返済も許されない質屋なら、相当な生活苦になっていただろう。

私は入院医療費の資金調達と、入院中の盗難リスク回避のために、質草の掛け目はかなり低くなった。

質屋の窓口では特に説明もしなかったし、質屋からも聞かれなかったが、入院や旅行など、盗難リスク回避のための質入れなら、そうした相談を受けている質屋もあるらしいから、利息、質料(保管料)の相談をされたほうが良い。

退院したとは言っても、退院後も医療費はかかるので、質草を取り戻す事はせず、預けたままである。