質屋の利用者のブログ

質屋を利用する生活者です。いろいろな質屋を利用した時の感想や情報を書きます。

利息の払い方

2013-06-06 22:58:35 | 日記
質屋営業法を研究した訳では無いので、法的にどうかはわからないが、利息は何ヶ月分を払ったら良いのだろうか?

東京の組合に加入するほとんどの質屋は、利息は、質入れした日から、期間延長の手続きをした日の属する月数分の支払いをしなければならない。

例えば、法的によらない満月計算の場合、今月(6月)に質入れすれば、9月に預かり期間の満了(いわゆる流質期限)がやって来る。

その時、元金を用意できず、期間延長(利上げ)をする場合、普通は、利息は3ヶ月分必要になる。

しかし、質屋によっては、とりあえず1ヶ月でも差し入れすれば、期間延長は1ヶ月延び、この場合、流質期限も1ヶ月延び、10月までになる。

そうした1ヶ月だけの利上げで、流質期限を延長できると法的(質屋営業法)に根拠があるのかわからないが、一部組合の質屋が申し合わせているように、流質期限が迫る中で、たった1ヶ月の利息支払いで流質期限が伸びるとするのは、法的に根拠があるようにも思えない。

もちろん、質屋の中には、とりあえず1ヶ月の利息支払いでも良いとする店もある。資金繰りに苦しい人にしてみれば、ありがたいルールだろう。もっとも、そのような利息支払いは、一時しのぎに過ぎない。


融資金の、毎月の分割払いを受け付けている質屋もあり、実質的には、毎月の分割払いの度に、流質期限も1ヶ月単位で更新されていると考えても良いのだろう。

利息未払いを溜めたく無いがために、毎月、毎月、質屋に出向き、1ヶ月単位で利息の支払いをしている人も存在していると言う。

質屋の利用を検討している人がいれば、利息の支払いをどうしようか?資金繰りのメドを考えつつ、質屋に尋ねたり、相談するば良い。

流質期限が迫る中で、1ヶ月だけの利息支払いを受け入れる質屋かどうか?融資を受ける前に質屋に聞いておいた方が良い。