[写真] お疲れさま川村投手、たくさんの感動をありがとう。 [写真] とっても悔しい神宮のマウンドだったけれど・・・ [写真] 君がいたから、キチンとしたゲームメイクが出来た。
甲子園で、君の投げる姿を見たかったが・・・
次のステージに期待してるよ。
2010年07月22日(木) 11:36‐14:02 明治神宮球場
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
早稲田実 4 0 2 1 0 0 8 - - = 15
創価 0 0 3 0 0 0 0 - - = 3
[ 投 手 ] 田中(2.1/3)安藤(4).川村(2/3)
[ 本塁打 ] 五反(3裏/左)
[ 三塁打 ]
[ 二塁打 ] 藤田(3裏/左中).野倉(3裏/左中)
1番(二)鈴木①、2番(三)藤田③、3番(中)五反③、4番(捕)野倉③、
5番(左)川村③→(7表/投)、6番(遊)臼井③、7番(右)小松②、8番(一)深澤③
9番(投)田中①→(3表/投)安藤②→(7表/左)日野川③
連日の猛暑で深夜を過ぎても気温は下がらず、今朝は寝不足の朝だった。
野球部のメンバーの体調管理は万全だろうか?
午前9時30分、ふとそんなことを思いつつ神宮の杜を目指して電車に乗った。
信濃町から歩く道すがら、眺める副都心新宿の高層ビル群が
猛暑の照り返しを受けて幾分霞んで見えさえする。
今日は猛暑というより、酷暑といった方が適切かもしれない。
深紅の優勝旗をめぐって戦う日本の夏の風物詩「全国高校野球選手権大会」
西東京に用意された切符は、たったの1枚
シード校同士が激突する準々決勝、まさに今日からが正念場だ。
君には来年も再来年も有る。 次は頑張れ!田中投手
創価の対戦相手は、春夏を通じて東京最大の甲子園出場を誇る早稲田実業
4年前に斎藤祐樹投手を擁して全国制覇を成し遂げた都内屈指の強豪である。
第一試合は定刻に終わり、11時に創価ナインは入場すると
ランニング、柔軟体操、キャッチボール、トスバッティングで体をほぐすと
シートノックに散って行った。
いつものように、片桐監督のノックバットから丁寧なノックが繰り出されるが
なぜだろう? 今日は内野陣の捕球ミスと送球ミスが気にかかる。
さらに、外野からの中継カットがあまりに深すぎる。
ワンバウンドの位置と被ってる。ここでカットしても本塁は間に合わない。
そして、マウンドに上がった田中のウォーミングアップを見てまたビックリ
全くストライクコースに行かない。
野倉の構えた所に・・・ ぜんぜんボールが行ってない。
なにか・・・ おかしい?
早実というビックネームに圧倒されたとは思いたくないが
そうでなければ、大観衆の神宮球場ということが影響してるのか?
大変申し訳ないが、これくらいでビビっていたら甲子園では腰が抜けている。
どうした創価? 本当にどうしたんだ?
俊足・強肩・長打の三拍子、次のステージでオヤジ越えを目指せ!
残念だが・・・ この後は、想像通りの結末が待っていた。
先頭打者をワンスリーから歩かすと、2番打者に犠打を決められ一死2塁から
3番4番に連続四球、打者4人にストライク3個で無死満塁
帰宅後VTRで確認したが、ハッキリとしたボールばかりで
際どいコースにも来ていなかった。
1年生に、きつい言い方はしたくないが・・・ 戦う前から負けている。
マウンドに上がったら、1年も2年も3年もないのだ。
そして5番に、シュート回転して真ん中に来た球をレフト前に痛打され2失点
さらに中継が乱れて一死23塁とピンチは続く。
6番は浅いセンターフライで二死とするが、
7番には良いボールが決まり、どん詰まりでセカンド前へのゴロに打取るも
焦ったセカンド鈴木がこれをファンブル、
結果として、やらずもがなの1点が入ってしまった。
さらには、ダブルスチールを決められ4点目、これも冷静さを欠いていた。
田中はフォームを完全に盗まれてるし、野倉のボールも短く、
臼井もベース前でカットに入るのが遅れ、腰を落として捕球している。
残念だが、悪いところが本大会の勝負どころで出てしまった。
いきなり厳しい試練となったが、予選大会を勝ち上がるには
こういう試合を一つ二つ勝って行くツキも必要だ。
とにもかくにも、反撃に期待するしかない。
[写真] 巧みなグラブ捌きと広角打法、クローズに構えた小柄な職人肌
藤田のセンスに、いつも魅了されていた。
そして向かえた3回表、田中は3番にヒットを打たれると牽制球が暴投
4番は打ち取るが、初回にタイムリーを打たれた5番にホームランを浴び降板
せめて5回まで投げなきゃ、後々の影響が・・・ とも思えたが
同じ打者に打たれて6点差を考えれば、ギリギリの選択だったのだろう。
ここまで4連投の安藤が後続を断ったその裏、創価の反撃は始まった。
先頭の9番安藤がファーストゴロエラーで出ると
1番鈴木はバント失敗のキャッチャーフライに倒れるが、ここで暴投が出て
結果的には送ったかたち、まずは1点からという作戦はつながった。
ここで2番藤田が上手くミートして左中間を破り、まず1点返すと
初回にも1本ヒット打ってる3番五反が、インコースに来たチェンジアップを、
ワンテンポずらせて叩くと、打球は高々とレフトポール際に飛びこんだ。
さらに4番野倉も左中間フェンス直撃の二塁打で続く。
だが・・・ 気負いの見られた5番川村、6番臼井打ち取られ後が続かない。
炎天下の中、4連投した安藤の熱いピッチングに感謝したい。
とにもかくにも3点返して3点差、
遥かに先行していた早実の背中は見えて来たが・・・
直後の4回、長打と犠牲フライで再び4点差とされる。
しかし、今日の創価にもチャンスがなかったわけではない。
初回は二死12塁、3回は一死2塁、5回は二死12塁、
そして6回は一死2塁から二死12塁から無得点
ありていに言えば、二死から得点して来た自慢の打線に後1本が出なかった。
4回あったチャンスのうち、半分は5番川村で途切れてしまった。
気持ちが前面に出る打者だけに、力みは想定以上だったと思う。
また、この大事な試合に自分がマウンドに立ってないという
フラストレーションも幾分あったのかもしれない。
気持ちでガチンコの力勝負を望む川村に対し、
早実のエース鈴木は、変化球とコーナーワークで巧みにかわしてくる。
残念ながら・・・ 川村のバットからタイムリーは生まれなかった。
そして6回裏、一死2塁からむかえたチャンスを潰すと
この炎天下、4連投で5イニング目に入った安藤がつかまった。
安藤は責められない。本当にここまでよくゲームメイクしたと思う。
創価が2イニング続けてチャンスを潰した後、7回表の早実は3番から
ピンチの後にチャンスあり、チャンスの後にピンチあり
そう考えれば、もう一度流れを引き寄せるためにも
この場面は・・・ 頭から川村の登板を期待したファンは多かったと思う。
百歩譲って無死2塁からでも、ピッチャー川村のコールが欲しかった。
そして結果は・・・ 打者一巡の猛攻を許し決定的な7失点
ベンチから、メガホンで外野手を左に寄せる指示を出しながら
その右を抜かれ長打にするなど、裏目裏目というかチグハグさもあった。
まさに、ピンチの後にチャンスあり、チャンスの後にピンチあり
流れっていうものは、こんなもんだから大量失点は致し方ない。
だが・・・ 14対3となって一死3塁でピッチャー川村には正直驚いた。
ベンチに戻る安藤に、スタンドから割れんばかりの拍手も凄かったが
ウォーミングアップする川村の一球一球に、
創価ファンは、食い入るように見つめていた。
投げられない投手を、無理して投げさす必要はない。
でも、投げられる投手を出し惜しみする必要もない。
これも結果論だが、数球のウォーミングアップをしただけで
早実が誇る強打の3番4番5番を、気持ちで打ち取ることが出来た投手を、
敗戦処理の場面で使ってほしくはなかった。
総ては考え抜いての指示なんだろうから、明日につながると信じたい。
結果を見てから、とやかく言うことはズルイのでこれ以上は慎む。
大変残念だが、3年生の高校野球は終わってしまった。
悔しいだろうが、涙を出し切ったら次の目標を見つけてほしい。
創価大学でプレーする君たちの雄姿に期待したい。
3年生は、本当にお疲れ様でした。
たくさんの感動をありがとう。
次のステージで、野球を続けてても、やめてても頑張ってほしいと願う。
そして、あと1カ月半もすれば秋季大会が始まる。
ひと回り大きくなった2年生・1年生の活躍を心から願っている。
お疲れ! 創価
頑張れ! 創価
ありがとう 創価高校硬式野球部
君たちが輝いた、熱い夏があったことを忘れない。
1 表/早実 四球、犠打、四球、四球、左安2点(返球がそれて23塁へ親類)、
中飛、二ゴ失1点、重盗1点、三振
裏/創価 遊邪飛、二飛、中安、中安、遊ゴ
2 表/早実 三振、中飛、三振
裏/創価 二ゴ、三振、中飛
3 表/早実 右安、牽制暴投(1-3)、三振、左本2点、四球、中飛、三邪飛
裏/創価 一ゴ失、捕飛、暴投、左中二1点、左本2点、左中二、三振、一飛
4 表/早実 遊直、右二、暴投、四球、中犠飛1点、右飛
裏/創価 三ゴ、三振、中飛
5 表/早実 四球、犠打、四球、三ゴ併殺(5-5-3)
裏/創価 二ゴ、三振、死球、中安、遊飛
6 表/早実 左飛、三振、二ゴ
裏/創価 遊ゴ、四球、三邪飛、四球、三振
7 表/早実 右中二、左安1点、暴投、遊安、犠打、左二2点、左安、左安1点
右安1点、右三2点、二ゴ野選1点、三振、遊ゴ
裏/創価 四球、左安、三ゴ併殺(5-5-3)、左飛、コールドゲーム試合終了
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一方的に関係者を批判したコメントがありましたので削除しました。
私も人のことを言えたような立場じゃありませんが、
負けたときほど、真価を問われると思います。
新チームが活躍出来るよう、しっかりと祈念して行きましょう。
早実優勝でしたね・・・
決して勝てない相手だとは未だに思えず悔しさが増すばかりです。
まんまと決められたダブルスチールの場面はよく覚えていますが、ショートがベースカバーに先に動き、
セカンドが前でカットするのが、創価の基本形です。
時間差を使ったトリックプレーなはずです。
ファースト、セカンド、サードを最後まで固定出来なかった
監督の苦悩も分かりますが、練習試合を何試合か見て、決して固定出来ないほどの
選手層ではなかったはずだと思っています。
結果論になりますので起用に文句は言えませんが・・・
本当に悔しいコールドでした。
3年の皆さん!本当にお疲れさまでした。
大学でも野球を続ける選手は、この悔しさを是非創大での活躍の活力に変えて欲しいと思っております。
創大を神宮優勝に導く選手に育って下さい!
1、2年の皆さん!これからも創価野球を応援しています。
甲子園は決して遠くない!
頑張れ創価球児!
コメントをいただき、ありがとうございました。
早実の優勝、確かに悔しいですが、これも何かの因でしょう。
仰ってるとおりに、3年生の次のステージに期待したいし、
1・2年生で作る新チームの活躍にも期待したいと思います。
とにかく応援しかないですね。
今後とも宜しくお願いいたします。