
今年はドライヴァーズ・パレードも全部見て、準備万端で決勝に臨みました。
予選5番手スタートの佐藤琢磨は、いきなり1コーナーでコースアウトして以降まったくレースに絡めませんでした。結局トヨタのトゥルーリとシケインで絡んで彼をリタイヤさせたカドでレース結果から除外されてしまうという、今季2度目のハードなペナルティを受けました。いやはやなんとも、彼の今シーズンを象徴するようなレースになってしまいましたね。ここんとこ風当たりキツイよなぁ。来シーズンはがんばれよぉ!
興味が半減したあと、M.シュー、アロンソ、ライコネンによる5~6位辺りの争いがヒートアップし、特にアロンソが鈴鹿名物超速コーナー130Rのアウトからオーバーテイクをしてしまうという離れ業を見られ、もうかなり満足だったワケですが、今年の鈴鹿はそれ以外にもオーバーテイク続出で、とてもお買い得なレースでした。
最後の最後まで、最高に面白いレースでしたね。予選17番手からの優勝、ライコネンの今季ベストレースかもしんない。鈴鹿で10番手以降の選手が優勝するのはもちろん初めてですし、ほかのサーキットでも途中で雨が降るとかコンディションの急変でもない限り、なかなか見られないレース結果です。
ところで、残り6周でトップのフィジケラと2位ライコネンの差が微妙になったため、あきらめて席を立ってしましました。ところがサーキット遊園地の出口のトヨタのブースでサーキットビジョンを見ると、ヘアピンでテール・トゥ・ノーズになってるじゃないですか!! 戻ろうかとも一瞬思いましたが、残り2周では時間の無駄、そのままサーキットビジョンの前でファイナル・ラップ1コーナーの劇的オーバーテイクを一緒に見ていた数十人とともに大歓声で拍手し、チェッカーまで観戦しきり、ダッシュで鈴鹿サーキット稲生駅へ向かいました。
今年は早く動き出した人が案外多く、狙っていた15:51発の快速みえ16号(16:39名古屋着)は乗り損ね、1本後の16:10発伊勢鉄道四日市行き(16:23四日市着、16:45発の各駅停車に乗り継ぎ17:36名古屋着)で帰りました。帰りもギュウギュウでしたが、朝ほどのこともなく、乗り継ぎのときに席に座ることを狙ってしっかり四日市~名古屋間の席をゲットしたので、この間で少し転寝して疲れを癒しました。
それにしてもなんでF1のときって、こんなにギリギリのスケジュールで動いてしまうんだろうね。昔の3日間全セッション完全観戦のために体に染み付いたモンなんだと思いますが、まったくオプショナル・ツアーを組む心の余裕がないのは、いかがなものかと、毎度のこと帰りの新幹線の中で思うのです。車で行ってた何年かは後泊つけて関西あたりで半日観光したりして帰ることもあったんですけど、最近は車運転するのもキツくなってきたモンで…。
今日の財布
ローソン600円
伊勢鉄道乗車券(津~鈴鹿サーキット稲生)340円
土産の菓子類3点2700円
ペリカン便1160円
牛丼1000円
ミニみそヒレカツ丼600円
新幹線弁当700円
ペット茶150円
計:4,550円
2日間計:41,852円
ちなみにチケット代を含めると7万をやや超えます。ケチっても大名旅行ですなぁ…69,000円のV指定席なんか宝くじでも当たらん限り、買えませんがね。