
ふつう、地元仙台で虚塵戦で花道っつったって、まだまだシーズンの大勢が決まらない8月上旬だで。しかも、楽天と違って、横浜はまだAクラス争いしてるってぇときに、落ち目の虚塵に対して、茶番かまして笑顔でいられる余裕なんかないハズですよ。ホンマ、ほかの選手にしてみたら、佐々木の引退登板なんて、シーズン終了間際の消化試合でやってくれよぉ、目障りなんだよぉ、ってとこでしょ。まったく、そうでなくても序盤に超高給取りの度重なる裏切りで、他の選手は大いに士気を殺がれたであろうに、いまさら本気モードで戦ってる最中にたったひとりのわがままを通されて、おまけに試合まで落としてりゃ、ヤッテらんね、ってモンだよね。
ホンマ、最後までわがままな佐々木らしい終わり方だわ。周りが見えてないんだよねぇ。佐々木ほどの選手がねぇ。恥知らずだよねぇ。元ヤクルトの松岡弘さんの、引き際の潔さがホンット、懐かしいよ。
ま、いろいろ気分の悪いところもあるけれど、牛島監督にしてみりゃ、これで佐々木に気をつかわず、ペナントレースに専念できるから、ようやく厄介払いができた、ってところだろね。彼はそんなことは言わんだろうけど。
[2005.08.10/22:00追記] 夕刊フジが同様の記事書いてますね。やっぱそう思う人がいなくっちゃ、スポーツ・ジャーナリズムが成り立たんよな。