迷宮から出る春

長谷の仕事場を再起動中です。

八ヶ岳工房計画はいつになることやら、今はとにかく使える作業場を使わなければなりません。
家内の体調もまあ良いようですし、子供達も落ち着いているので僕が泊まり込みで出ても大丈夫でしょう。
恒例の水回りの整備も済ませました。
やはり使っていないとダメですね、水抜きをしてもゴムパッキンのところがヤラれます、軽微な場合は一度ネジを緩めて締めなおすだけで直ります。

この時期はまず窓や開口部を大きく開けます。
室内にいるテントウムシ、カメムシを外に出すためです。
ヤツらはどこからか部屋に入って来るくせに外に出るのはヘタで窓のところや天井の隅に溜まってやがて力尽きるのです。
そうです、迷宮は入るに易く出るに難いのです。
ワタシも人生の迷宮を彷徨った、いや今も彷徨っている者としてわかります、ええ、よーくわかりますとも。

それで窓を大きく開けて、迷宮の虜ご一行様に出来るだけ自力で出て行ってもらうわけです。
それでも残ったヤツらは「露とりワイパー」で確保して強制排除です。
あとは知らんっ。
まあ今日一日で大方は出たようですね。

山の遅い春の始まりです。