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吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

お祝いの会

2010年03月29日 | 地域のこと
昨日は樋口明雄さん 大藪春彦賞受賞お祝いの会でした。
八ヶ岳と南アルプスの仲間による内々の会です。

僕は急用が入ってしまって参加が危ぶまれたのですが、何とか顔を出すことが
出来ました。
最後までは居られずお先に失礼したのですけど、しっかり飲んでゆっくりした
かったなあ!
この集まりのメンバーは、樋口さんをはじめ一緒に焚き火をした人もいますが、
ネット上で知っているだけのひともまた多いのです。
いずれにせよ数か月や年単位でしか会っていなかったりします。
それでも何故かしっくりくる雰囲気なのは、多分人生のどこかに共通したもの
があるからでしょうか。
ほとんどが県外出身者で、この地には自分の意思で来ているのです。
職業も様々ですが、やりたいことをやっています。
もちろん皆それなりに大変です。恐らく、時々はちょっと後悔したりしながら
も、納得して自分の道を歩んでいるのでしょう。

何かね、特有の雰囲気があるのですよ。居心地の良い雰囲気が。
嵐の中で木の葉のように波に揉まれる船の上でニヤリと出来るような力強さや
安心感を身に纏っているのです。

今回はイベントホールだったけど、やっぱり夜の焚き火が良いよね。
火は心の中を映す鏡のようなもので、火を見てなにも感じないというのであれ
ばそれは心が寂しいのですよ。
一緒に火を囲んでいると、ふと誰かの心の中の世界が溢れてくるような感じが
することがあります。それがまた心地よいのです。

昔から焚き火は好きでしたが、火の向こうに見える世界は年々豊かになってい
く気がします。
いずれそちらの世界に行くのでしょうが、それは少しの怖さを含みつつも楽し
みに思えるようになりました。

何故か近々、樋口さんがまた何か受賞されるような気がするので、その時は焚
き火をしましょ。

というわけで、宣伝!

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (しまりす)
2010-03-30 04:06:14
「約束の地」
日本で購入して読みます!

嵐の中で木の葉のように波に揉まれる船の上
では、しかめっ面してゲ○・・・です。
あ!
そのあとニコリとできるかも。

こんな私は仲間外れよね。
返信する
Unknown (風花)
2010-03-30 23:32:40
不思議ですね。
何ヶ月、何年逢っていなくても、いつも一緒にいるみたいに話が弾んで・・・
そしてとても元気になって帰って来るのです。
今度はゆっくり呑めるといいですね。
返信する
もしもほんとに船ならば (ひろにゃんof風琴屋)
2010-03-31 01:59:48
しまりすさん、ようこそ!

ものの喩えではなくて、もしもほんとの船ならば僕も絶対ゲ○ゲ○です。

ドレスコードは「カジュアルな服装」だったのですが、主賓の樋口さんをはじめ大半のみなさん、作業着の僕と大差なかったのです。
この辺の感じがまた気楽で良いのです。

どうです、仲間になれそう?
返信する
やっぱり (ひろにゃんof風琴屋)
2010-03-31 02:11:52
風花さん、ようこそ!

僕は時間が気になっていたことを差し引いてもちょっと落ち着きませんでした。
やっぱり焚き火ですよ!

みんなで呑んでゆっくり出来る機会があると良いですね。

442のオルガン、今年は用意しますからね!
返信する

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