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吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

九州編・本編1

2010年07月04日 | オルガン
自宅から今回の目的地北九州市は小倉まで約1000キロ、最高速は抑えて走るので高速道路を最大限に利用しても13時間くらいはかかります。

疲れないように無理せず走ります(ってそもそも無理なのですが)。
昼頃に伊那インターから高速に乗って夜中の2時頃に小倉到着。
位置関係を把握して午前3時、24時間スーパーの駐車場で軽トラの荷台の箱にもぐり込んで寝ました。
翌朝7時から活動開始です。

それにしても暑い…。
一日にして高冷地から南の海辺の街です。この変化はキツいっ。
しかも梅雨時、連日の雨で湿度は非常に高いのでした。

今回もドイツ人隊のサポートです。ええ、私ドイツ語出来ません。
この仕事ではドイツ語率が高いので、ドイツ語が出来ないと何か自分が無能なように思えちゃうのですね。

さて、今回の現場はここ
このオルガンは市民に愛されているようですね、妬ましい。
新たにソレイユ(仏語)ホール(英語)という如何にも日本らしい名前のホールとして甦ります。
ドイツ製オルガンもこの機にオーバーホールと改良を加えるのです。

それにしても暑くて湿気ていること!地元の人でもしんどいといいます。
高冷地仕様の僕にとっても北ドイツはバルト海沿いから来たドイツ人スタッフにとってもこれは大変な負担です。
ともに夏でも涼しいところの人間なのです。
とにかく水分補給と集中力低下による事故に気を付けます。

生きているだけで大変なのですが、素敵な出会いに助けられるのです。

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