吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

5年目のオルガン

2013年05月20日 | オルガン

風琴屋オルガン「シンプリシティ4’」に会いに行ってきました。

普通に、当たり前にそのお宅の生活の一部になっていました。
これが、これこそが僕が望んだ姿です。

もう納品後、5年目を過ぎました。鍵盤高さのばらつきも無く、特に整備の必要も無いのですが、今年はお預かりして解体調査しておきたいと思います。

斜めから。寸法を抑えるためにくさび型ふいごを縦置きしているのがミソです。

後ろ姿は初めてかも知れない。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (わたなべ)
2013-05-21 07:15:22
 絶妙にマッチしているけど、椅子も、ひろにゃん作?
返信する
その通りでございます (ひろにゃんof風琴屋)
2013-05-22 08:27:55
わたなべさん、ようこそ!

その通りでございます。ワタクシ製です。
視覚的に邪魔にならないように足を細くデザインしてあります。

椅子って使用者と一体になる家具ですが、その状態が本人には見えない
というのが特徴です。
常に離れた者の視点、外からの視点で見られるわけです。
そこに燃える家具職人も多いのですが、僕はちょっと……。
返信する

コメントを投稿